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CDの後ろの方の曲で音飛びする
CDの音飛びで困っています。 初めの方の曲では大丈夫で、後ろ2~3曲の部分で発生します。 他のプレイヤーでは大丈夫なのでCDの問題ではありません。 音飛びの質問は他にもいっぱいあって、 ・レンズの汚れ ・クリーニングの問題 ・機構部の問題 がでていますが、この現象はどうも機構部の問題で修理に出すしかないかなと半分あきらめていますが、どうなのでしょうか? クリーニング用品を買ってきて試してみて効果が期待できますでしょうか。 後ろの方だけで発生するのはCDの円周とトラッキング(と言うのでしょうか?)が関係するのかどうか興味があります。 詳しい方、よろしくお願いします。
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長いです!分りやすい様に一部ごまかしも入れて書いてあります(^^; 結論は1番下の方に書いてありますので、気になりましたら先に読んで終わりにしても良いですよ。 CDの内周と外周部での違いはディスクの回転数と中心からの距離だけです。 ※CDは線速度一定で記録されている:単位時間当たりに進む距離が同じ=>外周はディスクの回転数が内周より遅くなる。 ◎ピックアップ=>レーザー光を発光させ収束させてCDに焦点を合わせ反射光を光り素子に当てて電気信号として取出す部分全体を言う。一つの組立部品となっている。 ★外周で音飛びをする要因/原因はいくつか有ります。 1.CDを回すディスクモーターの不良(低速追従性が悪くなった) 2.ピックアップが外周部に移動すると機械的な制動を受ける(ピックアップ部と回路をつなぐ電線などの柔軟性が無くなっている/引っ掛っている) 3.ピックアップ自体の劣化(光軸曲がり/レンズ支え部の不良、汚れなど) 4.ディスク装着時の傾き(ディスクモーターの取付け部の傾き) 5.ディスクの面振れ(CDは真っ平ではなく厳密には歪んでおり周辺部では上あるいは下へ反っています、これが大木なるとピックアップからの距離が変わりコントロール出来る限界を超える) 6.ディスクのセンターずれ(CDを装着する中心の穴も厳密には中心からずれています。直接の原因にはならない) 一般的に故障で一番多いのが『3』です、これに4.5.6.が絡んでくると影響がさらに大きくなり読取れなくなります。 『2』は一部の初期の小型の機種に多かった様な。 『1』『3』『4』『6』は落下など外的要因が関係している事が多い、その時は良くても経年的に影響が出て来る。 『6』はディスクの保管方法が悪いのが影響している、CDケースに入れて立てて保管、日光の直射は避ける。 今回の主原因は『1』の可能性の方が高い様に思います。 ディスクにはデジタル変換された音声信号の他に3.58Mhzの基準信号が記録されていて, この高い周波数の基準に合わそうとディスクモーターは常に加速と減速を行っています。このコントロールをしているのがディスクサーボ回路です。この部分はモーターの回転特性も加味して設計がしてありますが、モーターの軸受けやブラシ(回転電極部)の磨耗劣化が進むとその特性の変化量を回路全体で吸収出来なくなって制御が掛からなくなり、そして基準信号が読めなくなってしまいます=>音が出なくなる/制御が出来ない。 ◎3.58Mhz=>は3,580Khz=1/3,580,000で1秒間にこれだけの繰り返し周期で回転を制御している計算になります。 ◇---------- 【 結論 】 ---------------◇ 答えは清掃しても大して改善されないでしょう、修理です。ただ修理金額と買換えの値段とは微妙です。低価格の物であれば買換えも視野に入れるべきでしょう。 ********************************* ほかの問題は意味が判らないのですが、勝手に少し。 ピックアップ/レンズは色んな汚れに常にさらされています、大気中の排気ガス/キッチンの油煙/タバコの煙り、埃、粉塵などです。いくら蓋を締めていても隙間から空気は循環してしまいます。(排気ガスは交通量の多い都会と地方とでは違いが有る様ですが)テレビのブラウン管面が黒くなったりガラス窓が白くくすんだ様になるのもこの辺りと関係が有ります。 そこで清掃ですが実際に掃除出来るのは外側の一枚の片側/上面のみです。裏側やその下のプリズム/固定レンズなどには隙間が無く触れませんのでクリーニングには限界が有ります。 クリーニングCDはレンズの周囲が汚れていると刷毛で汚れをレンズの隙間に落とし込んでいる状態になり、状況がさらに悪化する事が有りますので注意が必要です。
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こんばんは。 年式がどの程度になっているのかわかりませんが、恐らく、トラッキングが出来なくなってきているのだと思います。ピックアップか、それとも回転系かちょっとわかりませんが、CDの最後のほうということは外周部ということになりますのでひょっとすると回転系かなという気がしますね。CDが振れていて、それでエラー訂正が出来る範囲を越えているのではないかなという気がします。 収録時間の短いCD(マキシシングル)か何かをお持ちでしたら、それで最後のほうを演奏してみてください。それが読めて、問題なく演奏が出来るというのに、フルレングスのCDがかからないということであれば、故障と考えたほうがいいと思います。 使い込んだプレイヤーは、オーバーホールをしてみると、意外にビット落ちしていたりもしますので、見てもらってはどうでしょうか? なお、クリーニング用品を今回、買っておいても今後、プレイヤー、CDソフトのメンテナンスに使えるわけですから買っておいても損はないと思います。
お礼
早速の回答ありがとうございます。 やっぱり機械部分の可能性が高いということですね。 販売店に相談してみます。
お礼
詳細なご回答ありがとうございます。 色々なケースがあるのですね。 技術的な解説も勉強になりました。 evidenceさんの回答にもありますが、CDは初めの曲が内側で最後が一番外周部になるというのは・・・そういえばCDを入れるときピックアップの位置は一番内側になっているなと・・・気がついた次第です。 回転数を変えていることも初めて知りました。 とりあえず販売店に修理費の相談をしてみます。 それからタバコもひかえなければ・・・。