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名前を自由につけられる国は?
以前から思っていたのですが、外国では(英語圏しか知りませんが)、名前(ファーストネーム)は、自分の感覚としてはの話しですが、もともと決まった名前の中から選んでいるようですよね。だから、親子で同じ名前でシニアとかジュニアって付ける必要が出たり・・・。 これに対して日本は自由に付けている、自分で考え出して付けているじゃないですか?このように自由に名前を付けられる国は他にあるのでしょうか?中国なんかは自由に付けている感じがしますが・・・。でも、一文字だからあまり自分で考え出したという気はしない・・・。 また、苗字がこんなに多い国って他にあるのでしょうか?
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こんにちは。 基本的に名前を付けるのに制限があるような国はあまりないでしょう。 ただ慣習的な法則に従うことが現代の日本より多いだけです。 #1の方も仰っていますが、キリスト教圏ではクリスチャンネームでなくても聖人の名などを用いることが多いですし、特にカトリックですと「敬虔なクリスチャンであった○○に肖って」という具合に身内の名前を持ってくることも非常に多いです。 「○○ジュニア」などと親子で名前が重なるのも名前の選択肢が少ないからではなく意図的にそのようにしているのです(聖人の名にしたところで親子でかぶってしまうほど少なくはありません)。 日本でも明治以降に「○子」型の名前が流行ったように模すべき名前があるということなのですが、これが宗教に纏わるものである為に日本のように流行に左右されないのですね。 ですが欧米でもそのようなものに縛られない名付けも結構あります。 例えばバスケットプレイヤーとして有名なコービー・ブライアントの「コービー」は父親が日本を訪れた際に気に入った「神戸ステーキハウス」の「神戸」から付けられており(ローマ字の綴りを英語風に発音)、彼自身神戸の親善大使か何かに任命されたこともあります。 冗談みたいな話ですが、日本でもそれを笑えないくらい勢いでつけたような名前はありますからね。 日本人が自由に名前を付けていると言っても本当に「何でも良い」というようなことになったのは歴史的に見ると結構最近で、昔はやはり一定の慣習的法則に従っていることも多かったのです。 例えば十二支の「寅年」に生まれれば「寅」の入った名前になったり、長男ということで「太郎」になったり、丈夫に育つようにと動物や縁起物に肖ったり・・勿論制限があった訳ではないのですが、名前というのは一種の記号ですから社会で一定の役割を果たす訳で、今のように「個性的であればあるほど良い」などと考える親はそうそういなかったのです。 それでもやはりキリスト教圏のように「手本とすべき普遍的な名前」というものが無い分種類はあったと言えるのかもしれません。 >また、苗字がこんなに多い国って他にあるのでしょうか? 日本は世界に誇る(?)苗字大国ですのでこんなに多いところはほかにありません。 日本の苗字が地名さえあればどんどん増えていくタイプのものであったことと(元々苗字と姓とは別だったのでそれで良かったのですが)、明治に少々強引にでも全ての国民が苗字を持つことになった為に一気に氾濫したということが大きいでしょう。
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- mapato
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#2 >「コービー」はミドルネームではなく、本当の名前なんですか? 例えば、クロマティーは「オウ」、ガリクソンは「クワタ」なんてミドルネームを付けてますが・・・。 勿論ファーストネームです↓ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%88 それにミドルネームだからといって「本当の名前ではない」ということはないでしょう。 前述のようにあちらでは誰かに肖った名前を付けることは特別なことではないのでそれが外国人であろうと何ら問題はないのです。 日本の苗字の数は実際のところ良くわかっていません。 韓国のように国がそれを調べることはありませんし、研究者も個人で全部を網羅することはとても不可能です。 大体これくらいということで十万とか三十万とか言われていますが、例えば「斉藤」と「斎藤」を同じものとしてカウントするか、「山崎」を「やまざき」「やまさき」と読むもので区別するかなど定義によって数が大きく異なるので非常に実態が掴みづらいところもあるのです。
お礼
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080624-00000050-reu-spo 私はバスケットを良く知らないのでコービーさんの名前も聞いた事ありませんでしたが、凄い人なんですね。
- at9_am
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> 外国では(英語圏しか知りませんが)、名前(ファーストネーム)は、自分の感覚としてはの話しですが、もともと決まった名前の中から選んでいるようですよね。 というか、メジャーな名前がある、という程度の話だと思います。 大抵は、キリスト教の聖人なんかに出典があります。例えば、ジョンはヨハネから来ています(Jは大抵の言語でYの音です)。 親子で同じ名前というと、有名なのはブッシュ大統領父子。二人とも「ジョージ・ブッシュ」で、父親のミドルネームが「ハーバードウォーカー」、息子のミドルネームが「ウォーカー」と、適当につけた感たっぷりの名前です。 一応、どんな名前でもアメリカの戸籍に登録することが可能です。子音ばかりで「どう読むの?」って名前は却下されることがありそうですが・・・。 逆に日本の名前だと、使えない字があったりします。読みは、どんな読みでも構いません。例えば「太郎」とかいて「はなこ」と読ませることも可能です。 また、どこの国でもそうだと思いますが、たとえば「悪魔ちゃん」騒動(子供に「悪魔」と付けようとして戸籍係が待ったをかけた事件)のように、あまりに変な名前は止められるでしょう。 > また、苗字がこんなに多い国って他にあるのでしょうか? 多分、日本が一番多いと思われます。 まぁ、それ以前に「苗字」が存在しないところも多く、例えばベトナム辺りに行くと、父親の名前=自分の名前、という構成になっている例があります。例えば父親がチャン、息子がドンだと、チャン=ドン、という具合にです。 因みに、私の記憶が確かならば、中国の苗字は約250種類で人口の9割に達するそうです。
お礼
回答ありがとうございます。アメリカでも自由に付けられるのですか?知りませんでした。 戸籍はあくまで字面であって、ヨミは登録されないそうですね。近所で「丈(じょう)」って子がいたんですが、元来は「たけし」だったそうです。それが、いつの間にか「じょう」になったと。私も「たけし」時代は知らなくて、大人になってから聞かされました。周りが「じょうちゃん、じょうちゃん」と呼んでいるうちにそうなったんでしょうね。 それともボクシング漫画の影響(笑)? やっぱり苗字は日本が世界一ですかね?
お礼
回答ありがとうございます。 「コービー」はミドルネームではなく、本当の名前なんですか? 例えば、クロマティーは「オウ」、ガリクソンは「クワタ」なんてミドルネームを付けてますが・・・。 やっぱり苗字大国ですね。