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算数の文章題ができない子に、どう教えれば?
小5の子なのですが、算数の文章題が全くできません。 分からないところを聞いてみると、 「どんなときにどの記号(+-×÷)を使えばいいかよくわからない」 といいます。 そもそも文章から問題のイメージができないようで、 割合の問題や速さの問題なども解けません。 計算問題など機械的にやるものは速く正確に解けるのですが・・・ 今後算数をどう教えたら良いか、困っています。 どうかご意見をお聞かせください。宜しくお願いいたします。
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こんにちは。 程度がわかりませんから一般的なお話をします。参考にしてください。 ・文章題を声に出して読ませてみてください。 ・すらすら読めたら質問します。読み間違いをしているうちはだめです。 「何をしている問題か」「誰が何をしたのか」「何を尋ねているか」など。問題を解く方法に直接関係しない当たり前のことから聞きます。すると、それまで以上に真剣に読むはずです。 ここで、あわてず待つことが大切です。しびれを切らしてヒントを言ったり書いてある場所を教えると自分で考えなくなります。ポイントを自分で発見できるようにします。ここでは、”教えない”のが大切です。 ・様子を図や絵にします。 考え方のイメージを表す練習です。はじめは、ポイントがずれたところを詳しい絵にしたがります(例えば木の本数なら木をリアルに書いたりすること)。が、だんだん解き方の本質をうまく図にし始めます。ここでも、違っていてもあまりヒントをあげません。 ・式にします。 まず、簡単な問題でされるといかがでしょう。例えば3年生位でやるようなものならやりやすいはずです。5年生のものを突然させると何度も書き直しをすることになってイヤになってしまいます。 また、多くの回答者が書かれている国語の文章読解のことですが、算数の文章題の読み取りにはかなり違いがあります。共通しますが一致しません。ですから、国語をやっても算数の文章題がすぐにできるわけではありません。 >割合の問題や速さの問題なども解けません。 もしこれらが難しいだけなら中学生になってもさほど困りません。例えば、中学生では、100円のX割(10X)が理解できればまず大丈夫です。2割が100円の品物(100÷0.2)というのはほとんど使いません。 >今後算数をどう教えたら良いか、困っています。 参考URLをご覧ください。これは効果的な本ですよ。
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- yosimako
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5年生の文章問題で、全く新しく習うものなんて、実はありません。ほとんどが、低学年からの延長線上にある問題ばかりです。ただ、数値が、整数から、分数になったり小数になったりしているだけです。かけ算の仕組みは2年生でほぼ完成。わり算は3年生でほぼ完成しています。かけ算は、掛ける数と掛けられる数を入れ替えても答えは同じです。一方、わり算は、わられる数とわる数を入れ替えると全く違ってしまいます。従って、かけ算よりわり算の方が厄介ですね。厄介になってしまう理由があるのですが、ここでは述べきれません。1つは、子どもの頭の中にわり算とは、大きい方の数を小さい方の数でわるんだ、という誤った意識があること。割合などは、小さい数を大きい数でわりますね。もう1つは、速さも割合もわり算の仕組みは変わらない(3年生で習ったことと変わらない)ということです。「速さ×時間=道のり」と「基にする量×割合=比べられる量」は同じです。また、割合の問題は倍の問題と同じ考え方です。多分、教科書の文章題には、数直線図が併記して出ていると思いますが、これをよーく比べてみると、どれも同じ仕組みだと気づきます。
お礼
どうもありがとうございます。 5年生までの算数の理解にとりこぼしがあるのでしょうか。 確かに、今までに習ったものの中で、基本的な仕組みを理解していないことが複数ある様子です。 その辺をきちんと説明したほうがいいのかもしれません。 理屈の説明は小学校でしてもらっているものと思っていましたが・・・
- ruck
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2525nikoko様がどういう立場の方かわかりませんが、親御さんがお子さんに教えると考えてよろしいでしょうか? 計算はできるのに文章題が苦手な理由はいくつかありますが、 読解力不足の場合は、単位や数字に線を引かせながら、文章を短く区切って読ませます。 区切った所まで読ませて、その短い文からわかることを答えさせます。 「○○がいくつある。」「A君は9時に家を出た。」 など一つ一つ確認させながら読み進めます。 最後の部分では、何を求めるか、答えの単位は何か等、細かく認識させます。 確認したことを、線や簡単な絵を使って表してあげるとよりわかりやすいと思います。 最初は大人が手助けしてあげますが、徐々に自分でも 「○○がいくつあるんだな。」「△を求めるんだな。」 と自問自答しながら読解できるように指導します。 どの記号を使えばいいかわからないようでしたら、数字を簡単にした類似問題を出してあげると解けることがあります。 同じような問題をひたすら繰り返したり、 こういう問題はこういう式に当てはめる、というように徹底的に覚えさせる方法もありますが、根本をわかっていないといつかつまずきます。 ほんの一例ですがご参考までに。
お礼
仰るとおり、国語のできもあまりよくありません。 読解力が不足しているせいですか・・・ 単位や数字に線を引かせながら、文章を短く区切って読ませるのは効果がありそうですね! 早速やってみます。ありがとうございます。
- sanori
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変な言い方ですが、 文章題ができないということは、計算問題ができない、ということと同じなんです。 四則演算というものは、小学校の教科書や授業で最初から計算ドリルで教えるものではなく、「文章問題」として習っていたはずです。 「7このリンゴがあります。3こ食べたら、のこりはなんこですか。」 というふうに。 割合とは何かと言えば、「主人公÷全体」であり、 主人公が多くいるほど割合が大、全体が多いほど割合が小。 分数が、分子が大きいほど大、分母が大きいほど小であることと同じです。 分子を分母で割り算して100をかければパーセント。100個当たり何個、100人当たり何人がわかります。 速さとは何かといえば、「みちのり÷時間」であり、 同じ道のりを進むのにかかった時間が大きいほど速さは小、 同じ時間で進むみちのりが長いほど速さは大、であることは直感的にわかります。 それを、みちのり/時間 という分数の分子と分母の関係(上記の割合のことと同じ)でも理解できるようになります。 はやさ = みちのり/時間 みちのり = はやさ×時間 時間 = みちのり/はやさ この3つは、ひとまず暗記しておくべきです。 百マス計算やドリルをやるよりも、簡単な文章題をやってみることが重要です。
お礼
どうもありがとうございます。 割合の、「主人公÷全体」という表現はとても分かりやすいですね! こんどそう言って説明してみます。 速さの式を暗記、も有効そうです。 理解の度合いを確かめつつ、簡単な文章題を進めていこうと思います。
5年生では、塾に行かせるか、親が図を書いてわかり易く説明してあげないと難しいですね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 そうですね、5年生になると問題も教えづらくなってきます。 図を書いてじっくり説明してみようと思います。
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お礼
教え方のプロセスを丁寧に書いていただき、とても嬉しいです。 声に出して読ませて質問、というのは考えたこともありませんでした (いつも私が音読してあげていました)。 考えている間はあまりヒントをあげない、というのも目からウロコです。 とても役立ちそうな本まで教えてくださって、本当にありがとうございます!! 低学年用と高学年用とあるようですが、早速2冊とも購入しようと思います。