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最近の値上げがつづくと
今小売業で働いています。 最近の値上げが激しいので心配になりました。 各メーカーさんからの値上げの連絡がすごいのです。またか、またかといった具合で。 世間では給料はこれから上がらない、または下がっていくなどといわれているし。給料があがらず物価が上がれば当然消費は落ち込むと思うのですが。。。そうなると不景気に?、。。 そこでお聞きしたいのですが、日本の今の状況、これからどうなってしまうのか、そしてそのためにはどのような準備をしておけばいいのか、を教えていただければと思います。 25歳、男です。この分野には詳しくないので、できたら専門用語などは避けて教えていただけるとありがたいです。
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不景気にも関わらず、物価だけが上がっていく状態を「スタグフレーション」と言います。現在がまさにそれで、非常に危機的な状況です。 日本ではオイルショックの後に一度経験をしていて、その時は経済が高度成長期だったために次第に解消されたとのことですが、経済成長のピークを超えた今の日本にはそれだけの力がありません。 今回のスタグフレーションは中国の経済成長も大きく関係があるとされていますので、この深刻な問題はしばらく続くとの見方が有力です。 原価高騰を価格に転換出来る企業はともかく、下請けや小売店は壊滅的なダメージを受けてしまいます。 厳しい局面ですが値上げはどこのお店でも一緒ですから、一般消費者でもある私個人の意見としましては、基本的な接客レベルの高いお店、プラスαのサービスがあるお店を選びたいと思っています。
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- pluto003
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デフレーション。 不景気に突入した事で企業は多くの在庫を抱えたり、それまでの好景気時の量産体制などに問題が起こる。需要以上の在庫や量産体制を抱えた企業は利益を減らし物を安く販売しようとする。そのため企業間の安売り合戦が激化する。安売り合戦で利益を減らした企業は更なる価格低下のため、企業の生き残りのために人員を削減(リストラ)などを行う。社会に失業者が増えると景気は更に減速し、企業は更なる価格低下を求められる。デフレーションでは雇用の減少、金融不安により経済恐慌に繋がる危険性があるとされる。 リフレーション その国の中央銀行はデフレによる物価下落を防ぐため、金融緩和策を用い相対的に物の価格が値上がりするような策をうつ(金利を下げたりする事でお金を借りやすくして、世の中に出回るお金の量を増やす。お金の量が増えるとお金の価値が下がり相対的に物の値段が上がる事になり、物価はやがて上昇に向かう)。 低金利でお金が借りられると、企業はお金を借りて設備投資をしたり、人を雇うなどをし商いの拡大をする。これらの結果からデフレが終わり活発な企業活動があちらこちらで始まることによる景気の好循環が起こる状態をリフレと呼ぶ。 スタグフレーション 資源不足などからの供給不足により企業の利益が低下したり、生産体制に問題を起こしたりする。資源高騰により企業は価格転嫁をしたり人員削減を行う事で資源高騰分の不利益を解消しようとする。価格転嫁が多くの企業で進む事で、更に調達コストが企業利益を圧迫し更に価格転嫁を進める事になる。物価は上昇し、失業率が増える事になる。主にインフレーション下で起こるとされる。
- pluto003
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現在は必ずしもスタグフレーションとはいえないと思います。 日本は長年デフレ下にありました。価格転嫁が進み給与上昇に繋がればリフレと似たような状況になります。ただし経済がグローバル化している事で非常にアンバランスな状況ともいえます。アメリカなどの外需依存型の企業周辺ではスタグ的な事が起き、内需ではリフレ的な振る舞いが起きるという事も考えられます。ただ少子化問題もあるのでそこが足を引っ張るかもしれません。 いろんな問題は山積していますが、全体で見れば賃上げが進みさえすれば日本にとってはプラスに働く可能性が高いとも見られます。