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国の借金
国がたくさん借金をしているといいます。成れの果ては会社では倒産したりして危険ですがこのまま借金が増えれば、国はどうなるのですか?倒産するのですか?会社は当然借金は基本的にないほうがいいと思いますが、国はどうなのですか?あったほうがいいのですか?
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こんにちは。 国債というのは、本来は、何かの事業などに使うお金に使ってはいけない物なのです。 そういう風に国債を使ってしまうと、何かやるたびに国債発行となり、国の借金が膨れ上がってしまうからです。 では本来何の為にあるのかというと、国内の流通してるお金(通貨)の量をコントロールしたり、景気を調整するために使う物なのです。 なので、ゼロというのは、景気対策等が全く必要のない状態の時か、景気や流通を無視してる、という事であって、後者であれば大問題です。 この為、財政法という法律でそれ以外が禁止されているのですが、特別に認められている建設国債という物があります。 しかしこれが結局膨大な金額になり、利子を払う事もできない状況になり、その対策のための「赤字国債」という物を1965年に発行しました。 いわばこれが禁断の果実に手をつけた瞬間です。 この赤字国債の特例法は一年限りなので、それを毎年延長決議する事で、膨らんだ国債の利子を赤字国債で埋める、という運用がされるようになりました。 ところで、国はいくら赤字になってもそれだけで倒産する事はありません。 国内の景気や売買などの流通が滅茶苦茶になるだけです。 景気のコントロールや流通するお金の制御が全く出来ない状態になるので、景気は滅茶苦茶になります。 それも無視して放置するような事をすれば、旧ソ連のように経済が成り立たず、何も出来ない行政になって崩壊する事はありますけど。 国民が安心して生活できないような国ならば「国」という組織自体の存在意義も問われちゃいますね。 いずれそうなるでしょう。
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- mat983
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倒産はまずしません。 また、ない方が健全です。 ここ20年はずっとデフレ状態が続いていますが、 インフレになった場合を考えて下さい。 10%のインフレは諸外国で結構あります。 そうなれば返済は相当軽くなりますが、国民も相当痛みます。 実際に消費者物価は上昇しています。 この先どうなるか分かりません。 下記サイトもご覧下さい。 http://www.boj.or.jp/type/press/koen/kako/ko9911c.htm 国の債務をインフレで実質的に帳消しにしようという考え方です。