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たわいもない事ですが、ゆとり教育について
最近、ゆとり教育がしばしば問題とされておりますが・・ 別の視点から見て思ったことですが、 必要以上にゆとり、ゆとりと大騒ぎしている人達って 学歴以外でかなりコンプレックスがある人が多いような気がします。 皆さんはどう思われますか? 因みに私はギリギリゆとり世代からはずれております。
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- potachie
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エリート協奏曲という漫画を読まれたことはありますか? 今、小学校受験で繰り広げられるお受験の世界、これが大学受験まで続いていた時代がありました。 中学で指数・対数、三角関数、小学校でユークリッド幾何を教えていた時代です。高校の教科書より、大学教養課程の教科書の方が簡単でした。文系でも微分・積分、行列が出来なければ大学に入れなかった時代がありました。 生徒が皆、受験戦争に怯え、中学、高校とも学年に数人、ひょっとしたら自分のクラスでも自殺者がいた時代です。 これを人間的でないと考え、指導要領の内容は削減につぐ削減がなされてきました。 ゆとり世代以前が抱えるコンプレックスは、この受験戦争が背景にあります。ゆとり世代以前の抱えるコンプレックスは、学歴コンプレックスそのものです。 現在45歳くらいの世代から、指導要領は都度、削られ、時間は短縮されてきました。 ゆとり教育は、厳密には、現大学1年生以降の課程を指します。削減した時間で総合的な学習の時間を設け、暗記よりも問題解決力、思考力を重視した教育がなされたことになっています。 自分たちのような目に遭わせたくない、そう考え、よかれとしてきた教育の正体が、PISAなど国際的なテストの比較で、明らかになりました。 これまで競争相手とは一度も考えたことがない国よりも、自国の次世代を担う若者達は劣ってしまった。学力でも、精神面でも、やる気でも、希望でも。 今の大人達はこれにあわてているだけです。鈍感な当事者達にとまどいつつ。 ゆとり教育の最大の成果は、知っていることしか答えられない、自分で考えを組み立てることが出来ない、支配者層に都合の良い若者を量産したことだった、ということになっていないことを祈ります。
- okoknonono
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ゆとりとその世代を馬鹿にしている人は、ネット上で最も数が多い世代に集中します。 20代後半から30代前半にあたり、大学入試時の大学難化、就職氷河期などを経験し、 今仕事現場では、定年間際の上司と比べて仕事の量は多いわりには、入社時とあまり変わらない給料、 って人が多いんじゃないでしょうか。こういう人たちは常に自分たちが割に合わない世代だと無意識ながらにも思っています。 「無知な新人、と無能な上司、自分らは最も仕事ができるのに給料は安い」 そのように考える人たちがネット上で、他の世代をけなすような発言をすることにより、ストレスを発散しているのでは無いでしょうか。 つまり、ゆとりかどうかなんて関係無いんですよ。自分よりも無知であって当たり前の若い世代に対してストレスの発散としているのでそのような行為を取るのだと私は考えます。 質問者様は、大学生くらいでしょうか?現在学生の人はそのような立場にないでしょうから、あまりそのように考えることはありません。しかし、この世代が社会に出ると、また社会が不条理に思えてくるでしょうから同じことを繰り返す可能性が高いと思います。
- hyakkinman
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ほとんどの人が「無駄な時間」を増やしただけでしたね。 「記憶力」の良し悪しのみを評価する「現代の教育制度」と 「人間を育てる」ことができなくなった「大人たち」が 絡み合って「変な子供たち」を作っているようです。 「世界にひとつだけの花」を歌いながらも、あらゆる面で他人と比べて、「コンプレックス」を感じている人間の愚かさは、なんとも滑稽です。 「教育・環境・福祉」等、みんなで真剣に考えるべき問題が山積しているのに、「ゆとり」なんて言っていていいんですかね?