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雨の日に送電線鉄塔から音が出るのはなぜですか。

雨が降る日に送電線鉄塔のそばを通ると、ジーとブーとズーが混ざったような不気味な音がしています。 晴れや曇りの日は無音です。年中ですし、夜にアークが飛んでいる様子もないので、これで普通だと思いますが、どうしてこんな音が出るのでしょうか。送電工学に詳しい方教えて下さい。 ちなみに、この鉄塔には1相4条2回線が架かっていて、各相32個ぐらいの碍子2列で吊ってあります。

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  • 3612masa
  • ベストアンサー率48% (742/1533)
回答No.4

はじめまして >アークホーンの先端とかから放電することはないんでしょうか。 雷害対策として、設置していますので、汚損によって放電することはありません。 アーキングホーンの碍子連長とホーン間隔の例↓ http://www.jeea.or.jp/course/contents/04108/ 碍子に興味があるようなので、参考資料です。 (一番下の「さらに詳しい情報」→テクニカルデーターバンク) http://www.ngk.co.jp/product/insulator/transmit/index.html この中の「懸垂がいし:がいし汚損地区別適用区分一覧」 (汚損地区とは、海岸からの距離や工場地帯有無などでA~Dに分類されている) http://www.ngk.co.jp/tdb/012/index.html 上記で公称電圧と、汚損区分等を考慮し一連あたりの碍子個数が決定される。 なお、差絶縁(雷害などで同時2回線事故を防止)設計によって、鉄塔の右と左の回線の碍子個数が違うケースもあります。(観察してみて下さい) 参考までに・・・

toscaninn
質問者

お礼

日本電気技術者協会のページをご紹介頂き、ありがとうございました。 思わず最後まで聞いてしまいました。今度の休みに全部聞きます。 碍子個数は電圧だけで決まるわけではないのですね。 高等数学や交流理論を理解するだけでなく、このような知識・技術を身につけて日々活躍されている電気主任技術者の皆様方の前にただひれ伏すばかりであります。

その他の回答 (3)

noname#59315
noname#59315
回答No.3

送電線は電圧が高いために、この電圧に応じて碍子を何枚も重ねています。 電線と鉄塔(大地と同電位)の間では、この碍子のヒダヒダで沿面距離をかせいでいます。 ところがここに塩分やほこりなどが付着することにより、雨の日は導電性がよくなるためコロナ放電が発生しやすくなるのです。 電力会社は定期的に碍子清掃を実施することにより、この現象を防ぐようにしています。 特に異常ではありませんが、気になるようでしたら電力会社に連絡してあげてください。

toscaninn
質問者

お礼

ありがとうございます。コロナ放電と聞いて、プラスチックなどの表面改質に使うコロナ放電処理機を思い出しました。5mmのギャップで14KVぐらいで放電させていたと思います。よく似た音がしてオゾンが出ます。

回答No.2

高圧線は被膜がないので、 雨の日はガイシ付近で放電しているようです。 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1004559.html

toscaninn
質問者

お礼

ありがとうございます。碍子表面で放電するのは普通のようですね。 この鉄塔は海から1Kmぐらいの山の上で、海風が吹きぬける所です。

  • chiezo2005
  • ベストアンサー率41% (634/1537)
回答No.1

それは碍子が劣化していて雨の日の水で放電しているためです。 たぶん,放電している場所が下から見たのでは見えないところなのでは ないでしょうか。 良いことではないので,電力会社に教えてあげたほうが良いと思います。

toscaninn
質問者

お礼

ありがとうございます。碍子の絶縁が完璧でないことがわかりました。 線下の山中に点検路があり、頻繁に行き来している形跡があるので、実用上は支障ないのでしょう。

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