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ネック裏の塗装(フィニッシュ)と弾き心地について
ネック裏の塗装に、グロスフィニッシュとサテンフィニッシュがありますが それぞれの実際に使ってみての長所、短所や使用感などを教えてください それと下の質問にも答えてもらえるとありがたいです ・グロスフィニッシュは汗などで少しべたついて手を動かすときに引っかかる感じがあったのですが、きちんと手入れすれば無くなるのか? また、サテンフィニッシュだとこの感じはグロスに比べてほとんどないのか ・それぞれのネックの塗装の耐久性について ・グロスからサテンにしたり、サテンからグロスにしたりは安価で簡単にできるのか よろしくおねがいします
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QNo.3686904 で書き込みをしようと思っていたら、締め切られてしまいましたので、こちらで書きます。 エントリー価格のギターでは、コストを押さえるために、蜜蝋仕上げとか米ヌカワックス仕上げがしてあります。 最初のうちは、高級品のセラックニスのグロス仕上げのように見えますが、経年変化(経験で6年以上)でサテンフィニッシュ風に艶が消えます。 ただ、安価でもワックス仕上げは、高級品のオイルフィニッシュの汚れ染み込みや、ニス仕上げやウレタン系で汗で引っかかる感じが少なく、使用感が良好で、剥げたら素人でも簡単に再コーティングができます。 エントリー製品のウレタン系グロス仕上げは、皮膜が薄いため、削ってサテン仕上げ風にすると、部分的に剥げて木材の地がでてしまいます。 高級品のウレタン塗装は、着色用のウレタン(ステイン)にクリアウレタンが塗ってあるため、相当に厚みがあるので、出来ないことはありません。(高級品は、いじる気しない) サテン仕上げをグロス仕上げにするには、塗装・研磨技術と専用工具・材料が必要です。 高級品のセラックニス仕上げは、長年の使用で剥げてきても、味となるので、直す気にはならないと思います。