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DVD-Rを焼くスピードについて その2

先の質問(3684496)に引き続き質問があります。 DVD-Rのメディアの説明書きに「16倍速でも安定した書き込みを…云々」とありました。 普通日本語で「~でも」と言うと「一応イケるけどね」というニュアンスですよね。 この書き方は「16倍速"でも"良いけど他に適した速度がある」と書いてるように受け取れます。 前回「低速過ぎても不安定」との回答を頂きましたが、 結局のところ何倍速が適当なのでしょうか? また「適正回転速度の時に適正に焼けるから遅くても逆に不安定」と回答を頂きましたが、 「適正回転速度」とは何でしょうか?(どのように判断するのでしょうか?) 2x~16xなら2倍から16倍速の全て適正なのでしょうか? その中でもさらに適正の速度というのがあるのでしょうか? 16倍速"でも"と書かれるとそんな気がしてなりません。

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回答No.2

前回の質問も読ませていただきました。 なかなか面白いですね。これには、いろいろな視点から見る必要があり、一つの明確な結論にはならないということをまず書いておきます。 Q/結局のところ何倍速が適当なのでしょうか? A/基本的にはライトストラテジ*が定義している速度を使うのが妥当ですが、そのメディアに対応したライトストラテジがあるかどうかを使うユーザーが判断する術は通常はない(メーカーが推奨メディアを後悔している場合は別です)ため、完璧に調べるには、専用の記録品質測定機器を用いいろいろな速度をテストして決めることになります。 Q/「適正回転速度」とは何でしょうか? A/適正な回転速度という言い方をするかどうかは別として、例えば4-16倍速のメディアと1-4倍速のメディアで何が違うかと聞かれたときに何が違うと思いますか? 何も変わらないなら1-4倍速のメディアでも16倍速書き込みはできるはずですよね? 1-4倍速のメディアでは、色素や記録素材が一定時間の熱や光を受けないと反応せず、4-16倍速対応のメディアはその速度の範囲内を越える光や熱を受けると焦げてしまうという違いがあるのです。 これは、肉や野菜などに例えれば分かりやすい。タン塩とカルビと霜降りを焼き肉で焼くとして同じ熱量で同じ時間焼くと1つはおいしく出来るかもしれませんが、残りの2つは生焼けになったりもしくは焦げて火を噴いている可能性もある。 DVDなどの円盤メディアは内周は遅く外周は速度が高速になります。そのため、内周部はどのメディアもほぼ同じ光量と熱量に反応する成分が使われ、外周になると速度に合わせて瞬時に安定する、または内周と同じ速度で安定する成分が使われることがあります。 それらを踏まえて次を読みましょう。 Q/2x~16xなら2倍から16倍速の全て適正なのでしょうか?その中でもさらに適正の速度というのがあるのでしょうか? A/一般には2~16倍速の間が適正で、ライトストラテジが存在するドライブの推奨メディアならば16倍速が、対応していないメディアならば2~16倍速のどこかが適正な速度になります。遅ければ良いとも速ければ良いとも言えませんが、一つだけ言えるのはだいたい4~6倍速までは内周も外周も記録速度は同じですが、16倍速で書き込むと最高速度の16xが出るのは最外周の10~20秒程度です。しかも最内周のスタート速度は6倍速~7倍速で1/2の速度になります。そのため、内周と外周で色素を多少細工して速度チューニングを行っている可能性も高くなります。 その結果、高倍速メディアは、8倍速以上で書き込んだ方が均質に書き込め外周部の記録品質は向上する可能性が高くなります。 尚、基本的には16倍速などの高速書き込みが可能なドライブは最高速で最大の能力を発揮できるように設計されています。ただし、全てのメディアでそれが保証できるわけではなく物によっては極端に悪化するメディアもあるため、書き方が「でも」となるのです。 16倍速メディアで2-4倍速はあくまで古い2倍速ドライブで書き込むための互換用と思った方が良いと思いますよ。そして、通常は最高速で書き込み品質が悪い場合に速度を落とした方が賢い方法だと思いますよ。 *ライトストラテジ ディスクのメーカー情報と、速度情報を元に作られた最適書き込みのための調整プログラムのこと。多くのドライブでは、ドライブ内のファームウェア(制御プログラム)に登録されている小規模なソフトウェア情報である。これは推奨ディスクへの書き込み時に、レーザー出力と書き込み速度の設定を最適にするための情報である。これが、登録されている推奨メディアでは、ドライブの持つ最高速度またはディスクの持つ最高速度のどちらか遅い方の最高速度で記録したときに、最も最適な書き込み成果が得られるようにチューニングされている。

その他の回答 (1)

  • E-Dec
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回答No.1

結論から申せば、メディアとドライブによるとなるかと思います。 本来、表示されている速度で十分な品質が得られるはずなのですが、その速度の中でも高い品質を 得られる速度があります。 例えば太陽誘電の16倍速メディアは意外にも最高速の16倍の時にもっとも高品質になることで 話題になったことがあります。しかし別メーカのものでは半分の8倍速が最適だったということも あります。 またドライブも高速書き込みが得意なモデルがあったり、低速書き込みが得意なモデルがあったり します。中速付近で書き込むのが無難という意見が多いです。 ややこしいことにドライブとメディアの相性というものもあり、高速が得意なハズなのに、特定の メディアでは低速の方が良好だったりする場合もあるんです。 こればかりは、品質チェックツールなどを利用し、ご自身でさまざまテストされる必要がありそう です。

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