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ゆとりと受験
ゆとりと受験の二律背反的問題について教えてください。
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- ao-golden
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回答No.1
『ゆとりと受験の二律背反的問題』とは、『(全人教育を目指した)ゆとり路線と受験戦争』の矛盾の問題でしょうか。 ゆとりと受験の二律背反的問題とは、広い意味では「人格の完成をめざす教育」と「選抜としての教育」の矛盾の問題と近いので、そうとらえて解答します。 「人格の完成をめざす教育」と「選抜としての教育」は、一見矛盾してますよね。私は、この矛盾にとても悩みました。教育の目的は、『人格の完成』(教育基本法第1条)なのに、学校教育でやっていることはいつのまにか『学力の完成』にすりかえられていると思ったからです。 しかし、教育学を学んで、この矛盾を矛盾でなくしている論理の大前提がわかりました。それは、『可能性としての子ども』という概念です。 一人一人が『可能性』に満ち溢れている人間であると見れば、どちらも矛盾しなくなるのです。