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子供の空手上達法について
伝統空手を1年習っている8才の息子のことでお尋ねします。 今まで審査には2回合格していますが、 同じ道場の子供達の中で上達が 目立って遅れています。 試合でも最近、組み手でやっと1つ有効がとれたくらいで、形も見ていて重心が安定してません。 教えてくださる先生も、上達の早い子にどうしても 目が行きがちで、ちょっと肩身が狭いです。 伝統のある道場らしいのですが、 最近は思うように結果がでないということで、 先生も焦り気味で、試合前は練習もかなり増えるのですが、ついていけずに止めてしまう子もいます。 空手は嫌いではないようですが、練習が多いことで 息子もちょっと嫌気がさしているようです。 言われたことがすぐには身につかないというか 見て覚えるのは得意ではないようです。 センスがないのかな? このまま続けていいのか、また続けるのであれば 親はどのように接すればいいのか困っています。 よい上達法、考え方、書籍などなんでもかまいませんので ぜひアドバイスをお願いします。
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tikaさん、こんにちは! mikemike77さん、tikaさん、いい事いっていますよ. >他の子と比べるのは、可愛そうですよ。空手は、一生できる武道。長い目で見てあげてください。 武道は他の人と比べる物じゃないんですね. 自分だけを磨く、と言う事なんですね. 自分の弱点を直し、自分を向上する事が武道なんですね. 自分を磨けば、必然と、強くなる. それだけなんです. 自分より強い人は必ず出てきます. 他の人と自分を比べていては、訓練する暇がなくなります. 指導員は、それを弟子のレベルによって、教え方を変えなくては、量産工場と同じ事になります. 貴方のお子さんはただ単に、昨日のお子さんよりよくなればいいだけのことです. そして、明日は必ず今日よりよくなると自信を植え付けなくてはならないわけです. わざとか型とか言うんじゃありません. 自分、すべてです. だからこそ、武道は一生できるというのです. でも、多くの日本の武道家は今ではそれを分かってくれていないように思われます. アメフトは若い時だけ、でもゴルフとかテニスは一生できる、言うレベルなんですね. (これ、tikaさんのことじゃないですよ) 自分を向上させるのが武道であるから、自分を向上させると言う事になるんですね. だから、一生、自分を向上しつづけられると言う事なのです. tikaさんのように子供の時にはじめて、また始めたとの事. 2級ではあるけど、子供の時の経験を生かして、一生、自分を向上させようとなさっておられる. 帯をただつけるもの. 茶帯もつけるもの. 体が、頭なが風呂帯なら、つける帯は関係ないです. 残念ながら、空手には昇級テスト、昇段テストと言う物があり、それに受かるには、動き(わざと型)と知らないといけないと言う、矛盾があるんですね. tikaさんもいつか初段のテストを受けるわけですが、この回答から見て、テストとは、黒帯をつける「許可」をもらうための物に過ぎないと言う事は、充分、おわかりのようなので、安心しています. mikemike77さんのお子さんも、テストに受かるための練習はなく、誰でも自分を向上することができ、自分を一生向上させるものだと言う事を、教えてやってください. 頑張る事によって、結果を産む事が出来、それに満足でき、又、駆動力として、工場を続ける精神を作る事なんですね. 武道とは、生まれてきた以上、最大限の生き方(人それぞれです)、つまり私たちがmeaningful life意味のある人生を置くための訓練方法に過ぎないわけです. 苦しくても頑張る、意味のある頑張りをする. また、意味のある人生を置く時に、たまには暴漢に襲われる事も無きにしも非ずです、意味のある人生を脅かす物はすべて取り除かなくてはなりません. だから、「名前のついた技や型から」受けを習い、突きを習い、蹴りを習うんですね. 人生の中で、いつこのような「技」が必要となることでしょう. でも、「精神的な暴漢」には毎日遭っています. 宿題が大変だ、テストがある、先生が嫌い、友達と喧嘩した、そして大人になって、上司とうまく出来ない、恋人と問題がある、などなどなど、数えたら、無限にこの「専制的暴漢」が私たちを襲ってきます. それを受け、自分に勝てる自分を作る事が武道なんですね. 何か、取り留めのないことを書いてしまったようですが、空手をやるなら、空手で自分を壊さないようにお子さんを育ててください. 空手は心身ともに強くする物です. 意味のある頑張りをして下さい. そして、お子さんを大事に思う貴方の気持ちを尊敬しています.
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- tika
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伝統空手の指導員をしている者です 確かに今は、ペース速いですよね。私が、始めたばかりの頃は、(30年前ですけど)ゆっくりとしたペースでしたがそれでも、私は、遅い方でした。(ーー;) 前蹴りが出来ませんでしたから、最初の審査合格するまで2年位かかったかな? 右は、蹴れるけど、左が蹴れない。「見てろよ!こんな感じで蹴るんだぞ!」って言われても、何が違うか分からない(ーー;)毎日原っぱで草木を相手に練習してました。 結構子供なりの考えていますよ。親は、上手く出来たときは、誉めてあげて、出来なかったときは、見て見ぬ振りをしてください。他の子と比べるのは、可愛そうですよ。空手は、一生できる武道。長い目で見てあげてください。 私も父親として、娘に教えていますが、私に似て覚え悪いですよ(T.T ) ( T.T) 道場でも他の子に「〇〇先生の娘なのに下手だな~」って言われているみたいですよ。本人は、好きでやっているから我慢している見たいですし、負けん気も付くから何もアドバイスしていません。見守っているだけです。 う~ん!アドバイスになって無いかな~^^; そうそう!gooのサークルに「空手のたまご」等のサークルがありますから、現役でしてる人達と話してはどうですか?参考に成ると思いますよ。
お礼
アドバイス、ありがとうございます! お子さんに対するスタンスがきちんと決まっていてうらやましいなー&参考になりました。 できないって先生に怒られているのを見ると、私まで一緒に怒られているような感じがして悲しくなってしまうんです。もっと子供のことを信じて見守ってあげなければ、とアドバイスを読んでしみじみ感じました。 うちの子も蹴りができないんですよー。でも、大丈夫ですよね、きっと。 tikaパパさんに教えて欲しい!! 空手は一生できる武道という言葉が心に残りました。 サークル情報も、ありがとうございました。
- Ganbatteruyo
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#3です。 まず、簡単なところから. 立ち技とはスタンスですね. つまり、前屈立ち、騎馬立ち、三戦立ちとかの立ち方の事です. 運足(うんそく)と立ち技で移動する事です. 立ち技は、一応、立ち方を教えているわけですが、立つ事が習う事じゃないんですね. いろいろなたち方があると言う事はいろいろな立ち方を習うのではなく、それを習ってからいろいろな事を習い始めると言う事なんですね. これは丁度、子供がA-B-Cをならい、1-2-3を習う事と同じなんです. AがらZまで正しく言えるように練習はします. でも、言えるだけでは、何にもならないんですね. 1から100まで数えられるようになるまで幼児は頑張りますね. でも、1から100までいえただけじゃダメだって分かりますよね. いま、貴方のお子さんはこのレベルなんですね. でも、指導員はこのレベルであるのにもかかわらず足し算を教えようとしているわけです. お子さんが出来ないわけです. それがわからないから、教えられない. でも、型の動きをおぼえさせることしか知らない指導員のように思える、と私は思ってしまうので。 空手は本からでは習えません. でも、体の動きを教える本はあると思います. 親御さんのための、子供の運動神経を伸ばすような本の事です. 図書館で調べてはいかがでしょうか. 遊びながら、体を作り上げなければ、作り上げると言う訓練には子供たちはついていけません. でも、上達しないからなめるではなく、上達しないから、練習すると言う姿勢を子供たちに植え付けなければなりません. そして、練習とは「意味のある練習」つまり、弱点を直す練習をしなくてはなりませんね. 指導員は、それを教えなければ、又言うようですが、ダンスインストラクターに過ぎないのです. いろいろなほかのスポーツをする事も必要な事だと思います. 器械体操などを区のスポーツセンターなので受けてみたらどうでしょうか. 何をするかでなく、インストラクターのレベルを見てください. 子供たちの間違いや弱点をどのように直しているかを見てください. 基本をしっかり分かっている指導員は、子供を失望させずに、要点をつき、徐々に治していく姿勢をとるはずです。 できるだけ、小さなクラスを受けるようにしてください. また、評判は気にしない事です. 私が言っている指導法は、一見回り道と見られ、焦る親御さんにとっては評判がよくないからです. 申し訳ない、今時間がないので.
お礼
具体的なアドバイス、ありがとうございました。すごく参考になりました。 心配するばかりではなく、私も親としてフォローしてあげられることをやってみようと思います。今までは本当に何をどうしていいのかわからなくて、ただ困っていたので。 一緒に体つくりからがんばってみます。
- Ganbatteruyo
- ベストアンサー率63% (4601/7273)
アメリカで15年ほど、伝統空手を教えています. 今の日本の空手は昇級テストのため、トーナメントのためのトレーニングしかしていませんね. 非常に残念だと思います. 私も十年位前までは、子供には教えられないと思っていました. いまでは、教えはじめて本当によかったと思っています. 武道とは、根本的に「生き方」なんですね. 生きるための技なんですね. それが今ではなくなってしまっています. ただ、わざと呼ばれるからだの決まりきった動きをする事でテストに合格し、型と呼ばれる技の組み合わせをきれいにできることが「型がうまい」とされる. 言ってみれば、動きの決まった踊りに過ぎません. しかし、誰もそれを認めようとしません. 認めないから、教える事も出来なくなってしまう. すべての弟子にはできない事があります. そのできない事に対して教えるのが武道なんですね. つまり、出来ないのはなぜかと言う事を教えなくては、「出来ない物は出来ない」となってしまうのです. 教える人がなぜ出来ないのか分かっていないから、ただ「練習」させれば良いと思って、練習量をふやす. それでは、まだ精神的に発達していない子供にとってはやる気がなくなるのは当然の事です. 重心のとり方が出来ない子供たちには、重心について教える. 柱を床においてその上を歩かせ、片足ジャンプをさせ、体のどこがバランスをとるのか分からせ、徹底的に弱点を直してから、型をやらせる. 出来ない物を練習させても、出来なくなる練習をさせているような物です. また、決まった動きだけの重心を取れても、根本的な重心のとり方が身についていなければ、結局ダンスの域を出られません. ただ、このことをしっかり分かっている先生が非常に少なくなってきてます. 動きだけを教える方が簡単だからです. 大人ならまだしも、子供は体の動きを敏感に発達させる事が出来ます. ですから、親御さんとしては、まず、問題点をはっきりさせ、原因を見極め、それを、日常で直していくしか、道場を変える他には、ないのです. じゃどうしたらいいか. まず、基本から教えます. 基本の技ではありません. 体の動きを訓練する基本です. そして、それに必要な筋肉もつけさせます. 筋トレじゃないですよ. 重心のとり方がまずいと言うのであれば、近くの公園で、ベンチの上を歩かしたり、また、スクワットをつま先でさせたり、方のときも、体を緊張させないようにしたり、また、基本技の特に立ち技をしっかりやらせる. そして、立ち技の立ち技たる意味から、うんそくをゆっくりさせ、重心の動きを良く見て、直してみてください. 一週間、しっかりやれば、効果はすぐ出てくると思います. 子供たちは、しっかり、何をしたら良いか、指導すれば、すぐ覚えます. 出来ない理由が分からないのでは、教えることも出来ませんよね. できることなら、子供の練習を道場でよく見てください. 何をしているのか分かれば、体の基本ができる前に、技を習っていると言う事が見えると思います. 説明不足なところがありましたら、補足質問してください. 子供に諦めたくない以上に諦めないで下さいね.
お礼
自分が何に悩んでいたのかがお返事によって整理できました。ほんと、すっきりしました。ちょっと息子とがんばってみよう!と思っています。 すごーーく参考になりました。 ありがとうございました!!
補足
アドバイスを読んで、何を自分が悩んでいたのかがはっきりしました。ありがとうございます!! 目からウロコ、といった感じでした。「こんなお返事を待っていた!!」です。 子供に空手を習わせているのは、大会で良い成績を取らせたいから等ではなくて、生きていくのに重要な体の使い方とか気持ちの張りようだといったものを求めてのことだということ。 今の状況ではそのようなことが学べてないけれどこのまま止めてしまいたくないということ。 でも、何がいけないのかどうすればいいのかが私につかめていないこと。そういったことだったように思います。 結果がでない、上達が遅いから止めたほうがいい訳ではないですよね。本人が嫌がっていない限りは。 教えていただいたようにバランスの訓練をしてみます。 他に気になっているのは、けりの時に足がきれいにすっと上がらないこと。ひざのところで一度折り曲げるようなけり方でカクカクしています。 また、足を上げるときに腰もひねってしまうので上半身がゆれるのです。体が硬いのかもしれません。 このように「気になる個所」はわかるのですがその原因や改善方法が素人の私にはさっぱりわからないのです。 自分で勉強するのなら、やはり書籍を探すのが良いのでしょうか。筋肉のつけ方の本なんてあるのでしょうか? それとも個人的にしっかりと教えてくれる道場を探すのが良いのでしょうか? それと文中の立ち技とは基本の「つき、逆つき、けり」のことですか?「うんそく」の意味も教えてください。 よろしくお願いします。
- don_cha
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息子さんは、空手を楽しいから続けたいと思っているのでしょうか? 基本は、楽しむことです。厳しい練習も時には必要ですが、それは上を目指す土台ができてからですので、焦りは禁物です。 親としては、その道場が、伝統を大事にするのか、個人の成長を大事にするのかを見極める必要があると思います。 例えば、試合結果が黒星でも、個人個人のレベルが着実にアップしていることを喜ぶのか、それとも白星が取れないことを嘆くのかでもわかると思います。
お礼
アドバイスありがとうございました。 「その道場は個人の成長を大事にしているのか」という指摘は腑に落ちるものがありました。息子はお友達と空手をするのは今のところ楽しいようですが、道場との相性というかそういうこともありますよね。
- mujinkun
- ベストアンサー率16% (336/1986)
将来空手の選手権とかに出したいのでしょうか。 さほど望んでいないのでしたら、お子さん自身が楽しく通っているのなら続ければいいし、イヤになったらやめればいいことだと思います。 そもそも、親御さんが見て、他のお子さんと比べて悩むようなことではないと思います。 お子さん自身の考えを尊重し、どう選択してもそれを励ましてあげることが大切だと思います。
お礼
そうですね。子供の気持ちが大切ですね。ご意見ありがとうございました。
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お礼
的確なアドバイスをたくさんありがとうございます。 本当におっしゃる通りだと思います。 「武道とは、生まれてきた以上、最大限の生き方(人それぞれです)、つまり私たちがmeaningful life意味のある人生を置くための訓練方法に過ぎないわけです. 」 そうですよね!その本来の目的を忘れなければきっと少しづつでも上達していけるんですね。そういったことを、どのようにして息子に伝えていけるのかがこれからの私の頑張りどころですね。 Ganbatteruyoさんのおっしゃってることって含蓄があるなあってたくさん感心しながら読ませていただきました。そうか!そうか!とうなずきながら。 空手のことがまったくわからない私ですが、今回質問させていただいて、すごく学ぶことが多かったです。 また、ぜひいろいろ教えてください。 本当にありがとうございました。