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南海汐見橋線の本数の異常な少なさは何故?

南海電鉄の汐見橋線(高野線支線)はまだ乗った事のない 非関西人の者ですが質問致します。 この路線は、運行本数が毎時2本と極めて少なく、大阪市内の都心部を 走る路線としては極めて異質に感じます。 特に、「木津川駅」(大阪人権博物館の最寄り駅)は1日の乗降客が 平均約100人という驚異的な少なさの無人駅です。 このような乗降客の少なさの理由はなんとなく予測は出来ます。 (1)汐見橋線はかつては高野線と直結していたが、現在は盲腸線と なってしまいターミナル駅としての機能は難波駅に奪われて 閑散化した。 (2)汐見橋線沿線の地域から堺市方面へ行きたい時は、 南海本線の方が便利なため汐見橋線をわざわざ使う必要性が薄い。 (3)汐見橋線沿線は工業地帯のため、もともと人口が少ない。 (4)不便になったから利用客が減る→運行本数が減る  →また利用客が減る→この悪循環。 さて、このような理由が考えられるものの、これだけでは、 まだ説明不足な気がします。 毎時2本の閑散路線という異常な状態としては、他にまだ何か原因が ある気がします。 ご意見を願います。

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  • dod1972
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回答No.1

地元民です。 関西外の方にしては、よく周辺事情をご存じで、だいたい理由はそんな感じなのですが、要因としては・・・・微妙に、市街地を外して走っている&木津川で交通が断たれている&代替交通手段が発達 これに尽きます。 汐見橋・・・マンション&オフィス街だが、地下鉄桜川とか、大正橋を渡って地下鉄大正とかJR大正に出た方が、難波、心斎橋、梅田にははるかに出やすい 芦原町・・・南海にお金払うくらいなら、JR芦原橋からターミナルに移動した方が効率がいい 木津川・・・西側は工場と倉庫街、東側は住宅。住人は、バスで新今宮まで出て南海本線かJR、もしくはJR今宮まで歩いた方が効率がいい。 国道43号の橋を渡って西側の人は、泉尾あたりから、西船町やら鶴町方面からの市バス(本数めちゃくちゃ多い。)使った方が便利なので、わざわざ橋を渡ってこない。 津守・・・そこそこ住宅地、近くに高校。ここも、鶴見橋あたりから、市バスを使ったら、なんば、あべの橋、新今宮にダイレクトに出れるので、あまり使わない。ここに西側に橋がかかってたら、そこそこ需要あるかもですが、かかってない 西天下茶屋・・・古くからの商店街&古びた家並み。仕事でこの辺に詳しいですが、本当のこの近くの人なら、南海に乗って岸里玉出で乗り換えがよいですが、そういう人はごく限られた人で、普通は、やはり市バスやら、地下鉄岸里、もしくは天下茶屋まで自転車に乗って、そこから 地下鉄やら南海本線が便利です。 だいたい、近くのバスも、毎時2本くらいでちょうどよいくらいの流れ(だが、バスは行き先が豊富なので、毎時2本が3セットくらいの、毎時6本くらいになる)なので、汐見橋支線も、毎時2本程度で充分でしょう。

その他の回答 (1)

回答No.2

需要が少ない原因は、ご質問者やNo.1の回答にあるとおりでしょう。このような閑散線区が廃止されないのは、なにわ筋線という構想が以前からあり、これが実現した場合には、汐見橋での接続が想定されているからです。 なにわ筋線は、梅田貨物駅付近からなにわ筋(四ツ橋筋の西側の通り)の地下を通り、汐見橋とJR難波を結ぶ路線で、梅田貨物駅では梅田貨物線に接続して新大阪と直結されます。実現の際には、南海と新幹線の直結が見込まれます。南海としては、自社ターミナルの難波の地位低下を招きかねない計画ですから、新幹線直結の魅力は捨てがたいものの、積極的に動きがたい面もあります。ただ、汐見橋を廃止した場合、JR東西線のように、実質JR新線として建設される可能性もあり、その場合、一方的に打撃を受けるだけになりかねないので、簡単に廃止に出来無いジレンマがあるのです。 なにわ筋線は、事業主体も決まっておらず、現段階ではどうなるかまったく不明ではありますが、JRのおおさか東線、阪神なんば線、京阪中之島線に次ぐ、新線計画として浮上する可能性もあり、南海もうかつに動けないのです。

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