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南海電鉄高野本線についてですが、

並走する近鉄南大阪線に比べると、本数は少ないし、区間急行以上は、乗降客が極端に多い中百舌鳥駅と三国ヶ丘駅を通過させるし、なんででしょう。 ※本数だと、JR西日本阪和線並み。

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  • gsmy5
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回答No.1

南大阪線と高野線は併走していると言えるほど路線条件が似ているとは言えないように思いますので、単純に南大阪線と同程度の本数があるべきだとは言えないような気がしますが、このあたりは見解の相違なのでやめておきます。 で、中百舌鳥に急行系統を停めないのは、明らかな営業戦略です。 というのは、利用者から見れば中百舌鳥で、乗換ができなくても難波で地下鉄に乗り換えたり、新今宮でJRに乗り換えできれば、何の問題も生じません。実際、急行以上の利用者の大半は中百舌鳥で乗り換えできなくても不便に感じることはないでしょう。もちろん、御堂筋線天王寺までの途中駅新金岡などへの利用者は、中百舌鳥で乗り換えできれば楽ですが、そのような利用者は近距離の利用者がほとんどで、遠方からわざわざそのような場所へ向かう需要は少ないと思われます。 ところが、南海電車にとってみれば、客が中百舌鳥で乗り換えてくれるかどうかは収入に直結する大問題です。 特に、泉北線方面からだと、難波で乗り換えれば中百舌鳥-難波方面の運賃がまるまる収入になるのに対して、泉北乗換だと、1円の収入にもなりません。地下鉄で大阪市内各所へ向かう場合、運賃的には南海と地下鉄の2社にまたがるより、地下鉄1本の方が格段に運賃が安くなり、中百舌鳥は始発駅であるので、泉北方面からは地下鉄への逸走がかなり見込まれました。そこで、従来は準急だけだった泉北直通列車を、中百舌鳥通過の区間急行として運行し始めたのです。それでも逸走はかなりあったようで、後の減便につながっているようです。当初はラッシュ時中心でしたが、現在は日中も運行されています。 で、橋本方面からの場合も、難波までより距離が短くなるため、中百舌鳥乗換にしたほうが運賃が安くなるケースがあり、こちらも逸走対策が必要となったので、急行系統を通過のままとして、逸走を防ぐのでしょう。もちろん、南海に訊いても本音は答えないでしょうけど。 三国ヶ丘も同様で、三国ヶ丘で乗換が必須なのは近隣の利用者のみであり、遠方からの利用者は新今宮で乗り換えても何の問題もないため、あえて停車していないものと思われます。

longrailjpn2018
質問者

お礼

近鉄名古屋本線やJR関西本線が八田駅を通過するのと似た様な理由ですね。 収入が減少するから。

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