きつねとたぬきの誤解
カテが合っているのかよくわからないのですが…。
関西人ですが、関東に住んで10年近くになります。
よく言われることなのですが、「関西では、きつねうどんとたぬきうどんが逆なんでしょ?」と。
一度は立ち食いそば屋でオジ様が「関西ではね、きつねうどんを食べたかったら『たぬき』て注文するとあげの乗ったうどんが出てくるんだよ。たぬきうどんを食べたかったら『きつね』て頼むの、逆だね」とウンチクかましていて、「おっちゃん、そらちゃうで!」と突っ込みたくなりました。
実際は、
「きつねうどん」=薄揚げを煮たものがのっているうどん
「たぬきうどん」=というものは存在しません。
「たぬき」は、薄揚げののった「そば」です。
*理由(一説によれば)=「きつね」と同じものがのっている+色が黒い→人を化かす+黒い→「たぬき」
ちなみに「天かす(揚げ玉、もあまり言いませんね。ただでいくらでもどうぞ、が当たり前ですので「玉」なんてものではなく「かす」て感覚です)」がのっているのは店によりますが「はいから」と言ったりします。
なぜ上記のような誤解がひろまり、今も根強く残っているのか不思議です。