- ベストアンサー
文化は公共財?純公共財?
文化が公共財か、純公共財かで悩んでおります。 私は、それぞれの考え方によってどちらになるのかは変わってきてしまうように感じてしまうのですが、一般的にはどちらに分類されるかを教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
多分、純粋公共財か、準公共財かで悩んでおられると思うので、そのつもりで回答します。 一般的には、純粋公共財です。 公共財の満たすべき条件は、 1)非競合性 2)非排除性 ですが、文化の場合は両者共に完全に満たしています。 確かに、たとえば書籍などは非排除性を満たしていない、という見方はできますが、それは「書籍」という別の財について競合性と排除性がある、ということであって、その書籍の内容そのものとは切り離して考えるべきものです。 実際に研究を行う場合は、その研究の文脈によって変わってくる場合はあります。たとえば文化を何らかの指標(書籍の発行数など)で捉える場合は、書籍には排除性がありますので、準公共財として考えていかなければなりません。
お礼
おっしゃるとおり、純粋公共財、準公共財で悩んでおりました。 確認を怠ってしまい、申し訳ありません。 書籍の例が具体的でとてもわかりやすかったです。 すっと頭に入りました。 丁寧に教えてくださいまして、ありがとうございました。