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読点と「および」の表記法
職場で社内規程を作る仕事を担当しており、いつも気になっています。 以下のような事例列記の場合、どのように表記するが一般的なのでしょうか? 1 A、B、およびC 2 A、BおよびC 3 A、B、及びC 4 A、B及びC 5 それ以外 私は、以前、2番で教育を受けた記憶があります。 ただし、2番を推奨しない方もいらっしゃいます。 また、推奨する標準を決めている団体(文部科学省?新聞社?)がありましたら、お知らせください。
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- isoworld
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JIS規格に従うのであれば、「4」になります。「A、B及びC」あるいは「A、B又はC」と表現します。「及び」で表現しきれないときは「並びに」も使います。ひらがなは使いません。
法律では「4」になっています。 http://adminn.fc2web.com/houmu/kisoyougo/kisoyougo.html これは英語の「A,B and C」の直訳で、日本語にはなじまない(BとCの結びつきがAよりも強いように感じられる)ので、多くの文章作法に関する本(比較的最近のもの)では「3」の方がよいとされ、役所でもこれを採用しているところがあるようです。 私が文章作法というものを意識するようになったきっかけの「日本語の作文技術(本多 勝一)」では、並列表記する場合には「AとB、C」としたほうがよい、としています。文の対象(目的語)が文末に来る欧米語と異なり、目的語が述語よりも前に来る日本語では、はやめに接続関係を明らかにする(「AとB」なのか「AかB」なのか)ほうがわかりやすいという趣旨だったと思います(今この本が手元に無いので確認できないのですが)。非常にしっくりくるので、法律関係などの文でない限り、私はこの表記方法にしています。もはや古典と呼べる本ですが、小説家志望者向けとしか思われないような文章作法の本しかなかった時代に、ビジネス文書の書き方という一石を投じたもので、一読の価値があると思います。