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複素関数 ローラン展開

f(z) = 1 /(z^2 + 1)^2 が2位の極z=i を持つらしいのですが、どうもうまく 変形(展開)ができません。 f(z) = a / (z-i)^2 + ... という具合に変形すればいいのでしょうけれど、何か ヒントをいただけないでしょうか?

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  • zk43
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回答No.2

z^2+1=(z+i)(z-i)なので、f(z)=1/(z+i)^2(z-i)^2となります。 z=iの近傍で考えれば、1/(z+i)^2は正則なので、これをg(z)とおけば、 z=iの近傍では、f(z)=g(z)/(z-i)^2と表せます。 g(i)≠0なので、z→iのとき、f(z)は無限遠点に行き、z=iは特異点です。 z→iのとき、(z-i)f(z)=g(z)/(z-i)は無限遠点に行きますが、 (z-i)^2f(z)=g(z)は有限な値に収束し、z=iはf(z)の2位の極である ことが分かります。 z=αがf(z)のk位の極であるということは、(z-α)^j(j<k)をf(z)に 掛けた(z-α)^jf(z)ではz=αはまだ特異点のままですが、(z-α)^kを 掛けた(z-α)^kf(z)にすると、z=αは特異点ではなくなるということで す。要するに、z-αの何乗かをf(z)に掛ければ、特異点が解消される ということで、そのような最小のべきがkの場合、k位の極ということで す。これは、z=αをk位の極に持つ関数をローラン展開してみればすぐ に分かると思います。マイナスの方の展開がck/(z-α)^kで止まります ので。 また、z-αの何乗をf(z)に掛けても特異点が解消されない場合、z=α はf(z)の真性特異点となります。 これは、ローラン展開のマイナスのべきの項が無限に続く場合です。

Skynetwork
質問者

お礼

詳しく説明していただき、ありがとうございます。 なにかローラン展開の意味がわかってきた気がします。 真性特異点とか、単に定義かと思ったら そういう意味があるんですね。 とても勉強になりました!ありがとうございました!

その他の回答 (1)

  • koko_u_
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回答No.1

>が2位の極z=i を持つらしいのですが、どうもうまく > 変形(展開)ができません。 正直、見たまんまなんですが。。。 試験の解答で必要な場合は 1/{(z-i)^2(z+i)^2} として、 1/(z+i)^2 を z = i のまわりで展開して下さい。

Skynetwork
質問者

お礼

どうもありがとうございます。 力不足でお恥ずかしいです。 1/(z+i)^2 はz=iで正則なのでテイラー展開できるんですね…orz ありがとうございました。