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私大はなぜマニアックな問題を出す?
私大はなぜマニアックな問題を出すのでしょうか? 具体的には歴史の問題等で非常にマイナーな人物の名前を出したりすることがありますが、なぜこういった問題を出すのでしょうか? そしてもしそういったことをしないとどう言った問題が私大側に生ずるのでしょうか? その背景に詳しい方がいたらお願いします。
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私が受験した1953年頃は、東大の歴史などマニアックなもので、私立はやさしくてチョロイものでした。 私は今でも覚えているのは「グガチョフの乱」なんていうのがありますが、1万人の内何人知っているでしょう? だいいち「グガチョフ」なんて人は、Yahooで引いたって見当たらないようなもので、何の役にたつでしょう。。。 という反省で、東大は比較的早くから普遍的な方向に軌道修正したことを思い出しました。 その後は私の年代では判りませんが、云える事はマニアックな問題の方が採点がしやすいですね。 例えば、徳川家康、石田光成、真田幸村、織田有楽、小掘遠州、黒田長政・・・などから適当に選んで問題を作れば全部知っている学生もいれば、4人しか判らない学生もいるわけで、フルイに掛け易いわけなのです。 一見単純でいい加減のようでも、その当時の歴史をどのくらい知っているかと言う程度はわかります。 それが何の役に立つんだとなれば、いよいよ小論文の出番でしょう。 小論文が一番いいと思っても採点時に公平なのか、議論もあるでしょうし、、、今までのような問題では「ケ~タイ」使用のカンニング対策とか当事者も頭が痛いそうですよ!
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- Umada
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Take_chanさん、Elvisさん、yoriさんが既にほとんどのところを書いて下さっているので、ほんの付け足しですが。 以下は私が受験生の頃(今から15年程前)のころの通説です。 何校もの掛け持ち受験ができない国公立大と比べて、私立は掛け持ちを含め受験者が多くなります。受験者が多いということはそれだけ採点が大変になるということで、必然的に記述式より客観式の問題を多くせざるを得ません。 ところが客観式の場合、ありきたりの問題ですとyoriさんご指摘のように「全員正解」になってしまい、入試の目的であるふるい落としができません。 というわけで「受験者数が多いから」というのが一つの要因かと思います。 かといって受験者が納める受験料や入学金(すべり止めだった場合)は魅力でしょうから、受験者数を絞ろうとすることはないでしょう。 問題の「クセ」についてですがこれもご指摘のように、単科大学などで専門科目以外の教官が少ない場合に見られるようです。
お礼
ありがとうございます。参考にさせていただきます。
- yori
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私が通っていた、某予備校の講師の方が大学の問題作成の手伝いをしたことがあるといっていました。結構、大学の教授だけでなく、予備校の講師も関わってたりするらしいです。その人曰く、マニアックな問題を作っておかないと満点者が結構出るからだそうです。 だから、関西の某大学の日本史には、そんなのわからなくても当たり前というような問題がでてますよね。けど、マニアックな問題を出しても、暗記物の教科なだけに正解者がやっぱりいるらしいです。 そんなとこまで勉強するくらいなら、他の教科で点が取れるところを勉強しろ!とその講師の方はいってましたよ。
お礼
ですねー^ー^ 私もいわれました。ちなみに私は少しむきになってマニアック単語を覚えてしまいましたが。
- Take_chan
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私大ではないのですが、多少関係者なので一言。 最も大きな理由は、他大学と同じ問題や過去出題された問題は非常に出せないことでしょう。大学によって問題の作成方法も決まっていませんが、ある程度以上の大学では、複数の教官によって問題が決まりますので、極端にマニアックな問題が出題されることはまれだと思って下さい。 ただ、私立の場合は少数の教官が作製していたり、有力な教授の影響力でマニアックな問題となってしまうこともあるでしょう。 東大なんかはさすがに問題が練れてます。 大学によっては、基本的な問題を心がけて、過去の問題と類似したっていいように思うのですが。。無責任な講評をする予備校もありますから。。。
お礼
そういう事情があったとは知らなかったです。参考になりました。
お礼
東大がマニアックな問題を出していたというのは勉強になりました。 私大だけではなかったんですね。