直接的な回答ではありません。ただの一般論です。
鈎に限りませんが、極論すれば「釣り道具なんてなんだっていい」です。
しかし、その発想では上達しません。
ベテランが「何だっていいんだよ」と言うのは、「長年色々やってきた結果として何だっていいという結論に行き着いた」というもので「長年色々やってきた」経験があり、その結果「既に上達している」からこそ「何だっていい」と言えるのです。それを初心者がそのまま受け止めればいつまでたっても初心者です(それを狙ったベテランの罠かもしれません(笑))。
また、「何だって釣れる時は釣れる」のですが、「何時でもどんな時でも最低限の結果を出す」ためには日頃から色々試行錯誤しないと後は完全に運頼みにしかなりません。「何だって同じ」という考え方でやっていると「引き出しが少なすぎて対応できない」のです。つまり「初心者の域を出ない」ということになります。
これは釣りの話ではありませんが、身近にいると英語が上達するのに「英語が上手な人」は実はあまり役に立ちません。その人の身に付けた能力はその人自身のものでしかなく、他の人も同じようになるわけではないのです。参考になるのは、その人がその能力を身に付けるに至った経過であり、それもまた個人により千差万別ですが、少なくとも結果だけ押付けられても「絶対に上達しません」。
そしてこれは釣りはもちろんあらゆるものに共通です。とかく多くのベテランは「自分の技術知識に過剰なまでの自信」を抱いているのですが、それが「いつでもどこでも誰でもどんな状況でも通用する」などというのは妄想であり、「たまたま今まで通用しただけ」あるいは「通用しなかった例は都合が悪いので忘れているだけ」です。
これが分からないと何事も進歩しないので「初心者は初心者のまま」「ベテランは枯れてしまってもう進歩しない(組織ではそういう人間が上に言って老害をばら撒く)」ということになります。
物事の上達に役に立つ経験談というのは「結果ではなくて経過」なのです。それを抜きに結果だけ語るのは「自己満足の自慢話」でしかありません。人にものを尋ねた時はその辺に注意しておくと良いです。
お礼
アドバイスありがとうございます。 まずはたくさん釣りに行って経験をつもうとおもいます。 結果ではなく経過だという考えがとても参考になりました。