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C型肝炎の感染について
私の父(72歳)のことですが、現在福祉施設に入所しております。11月26日に床ずれの手術がありましたが突然担当医から父がC型肝炎に感染していますといわれました。今年4月にも泌尿器科での手術がありましたがこのときの血液検査では陰性でしたし昨年9月の血液検査でも問題はなっかたのです。父の生活場所は、福祉施設と病院での2度の手術の際の入院だけですのでどちらかでの院内または施設内感染であると思われます。施設、病院とも非を認める様子はなく、しかしながら生活場所は2箇所に限られ双方が血液感染にかかる医療行為を実施しているのですから疑いは晴れません。福祉施設入所者の中にC型肝炎感染者がいると職員から聞いているので疑いが深まる一方です。今後、家族として事実確認をしたいとおもいますし、ほかの人たちもずさんな医療行為によって同様の危険があるのなら、これは正すべき問題とおもいますが・・・どういった手順で行けばよいのかアドバイスお願いいたします。
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消化器内科医の方と同意見です。 C型肝炎ウイルスを"HCV"として記載致します。 "C型肝炎に感染しています"と言われた場合、"HCV抗体陽性"をもって感染と言っていることが殆どです。 現在、検査には、もう一つ"HCV定量検査"というものがあります。 ウイルス定量というのが、現在最も確実なC型肝炎感染の指標となります。 HCVウイルス量の判定で0となれば、感染している可能性はほぼ無いと思われます。 また、本人に感染するような行為の覚えが全くなく、医療の側にもミスがない筈なのに C型肝炎ウイルス抗体が陽性になるという事例を多く見ております。 自分の患者さんと友人に、C型肝炎に感染していると言われた、と相談を受け、 念のため再度HCV抗体検査とウイルス定量検査を施行したところ、 HCV抗体陽性なのに何故かウイルスがいない、という人がいました。 この場合、抗体はあっても感染はしていないと考えるのが妥当です。 検査での疑陽性にひっかかる何かが存在する、例えば"その人自体が持っている何らかの抗体"と "C型肝炎ウイルス抗体"が交叉反応する可能性があるのではないか、と考えています。 お父様も同様の可能性がありますので、まずは再度HCV抗体とウイルス定量検査をしてみてください。 そして、ウイルスが存在することが完全に確認された時点で、弁護士の方に相談してみてください。 治療を受けた時点から換算して、カルテは現在確実に残っています。 (病院・治療施設側で残さなければならないと法律で決まっています。) 昨今のニュース等でC型肝炎が話題になっていて大変気味悪く思っていらっしゃると思いますが、 感染したのが最近場合、進行は至って遅い病気ですので、焦らず冷静に対処なさってください。 どうぞお大事にしてください、とお伝えください。
- ureds18
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消化器内科医です。 まず、C型肝炎ウイルス(HCV)の感染についてですが、抗体の検査だけでしょうか?抗体の検査だけですと、偽陽性(本当は陰性なのに反応は陽性になる)の可能性もあります。確定診断をするには、HCVそのものが血中に存在するかを調べる必要があります。 ここまで済んで診断されたとした場合を以下に述べます。 通常の診療行為、看護・介護行為でHCVが感染することは非常に考えにくいです。HCVは基本的に血液を介した感染になります。所謂、空気を介した飛沫感染や普通の接触による感染はありえません。注射や点滴、採血で針を使いますが、現在は使い捨ての針や注射器を使いますので、他の患者さんに使った物を使用する事はありません。他の診療器具で使い捨てでない物も、その都度、洗浄、消毒しますので、この可能性も低いです。ご懸念されている「他の患者さん→お父様」の感染は考えにくいです。 残る可能性としては、手術の時に輸血や血液製剤の投与を受けたかです。もちろん、これらの血液や薬も感染のチェックを行い、陰性とされた物を使用します。しかし、ウイルス感染の場合、ウインドウピリオドといって、感染直後のため検査に引っかからない期間があります(詳しくはリンクを参照下さい)。 この場合は、病院としても予見不可能ですから、医療ミス・過誤の類ではありません。 もし、HCVのウイルス量を調べていなければ、まず、それを求めて下さい。可能であれば、消化器内科、もしくは肝臓専門の医師の診察を求めて下さい。
お礼
ご回答、誠にありがとうございます。まずは、感染の有無の再確認を行うべきとのことでわずかな可能性を期待する次第です。また、輸血や血液製剤の使用はしておりませんでしたし、意識ははっきりしていますが寝たきりの状態でしたので本人のミスはないと思えてなりません。今後とも、アドバイスのほどよろしくお願いいたします。
- harepanda
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現在、話題になっているC型肝炎訴訟では、フィブリノゲンという薬を通した薬害が問題になっているわけです。しかし、C型肝炎の感染経路は基本的にエイズと同じであり、血液の接触によって感染する可能性はゼロとは言えません。 私の母もC型肝炎ですが、「昔は学校の予防注射でも、同じ注射器を使いまわして、いろんな生徒に注射してた」と、そちらのほうを感染経路として疑っています。 弁護士を通して、医師の意見も取り入れながら、交渉するのがよいと思います。自分で内容証明郵便を送ったり、弁護士なしで訴訟を起こす気力があるなら別ですが。
お礼
お礼遅れました。誠にありがとうございました。覚悟を持って対応いたします。
お礼
ご回答、誠に有難うございます。次回の通院の際、感染につきまして再確認をしたいと思います。感情的にもなっておりましたが今後の方向性を知ることができまして安堵いたしました。今後ともよきアドバイスございましたらよろしくお願い申し上げます。