#1です。
■ユニットバスの天井点検口を開け、グラスウールマットの端をガムテープ等でしっかり固定し、UBを包み込むような感じで垂らして下さい。中間部や下部は発泡スチロールの破片を軽く差し込んで固定します。底部も同じで、発泡スチロールの破片でGWを軽く押し上げ固定します。
>グラスウールをぎゅうぎゅう詰めるよりもウレタンフォームを張るような方式の方がほうがよいのでしょうか。(グラスウールを底に詰めるならバスタブを外さなくてもできそうなので)
■グラスウールをぎゅうぎゅう詰めたら断熱の意味がありません。グラスウールはその中に閉じ込めた空気が断熱しているのですから・・・(グラスウールはガラスの繊維です、ペシャンコにしたら板ガラスと同じです!)
また、底部は水が掛かります。GWは水に濡れると全く断熱の効果はありません。
■湯温は40~42℃位、浴室の温度は外気温5℃で普通のUBでも10℃?位はありそうですが・・・ 仮に湯温42℃、室温10℃とした場合、温度差は32℃です。底部や側面の面積は僅かですので顕熱の流出はそれ程大きくありません。また、MADE IN JAPANであればどんな製品でも薄いですが断熱はしております。よって、新たな断熱をする必要はありません。
■#1の時に「潜熱」と書きました。潜熱は温度計でも測れませんので殆んどの人がその存在を知りません。しかし、影響力は想像以上に大きいのです・・・
例えば、1Lの湯42℃から30℃に冷めるには12kcalの熱損失(顕熱)ですが、液体から気体(水から水蒸気)となって逃げる熱(潜熱)は、およそ5倍の60kcalです。(氷から水へ、水から水蒸気へ、またはその反対は全て潜熱が関わっています。)
■温水プールには保温の為に水面にブルーシートを浮かべます。潜熱の流出を完全にシャットアウトさせる事により、かなりの保温効果が得られます。浴槽もしかりです!(普通の蓋でも、水面と蓋までの空間が飽和状態になるまで水蒸気は発生します=熱損失です)
■>「水面からの熱損失は通常の風呂と同じです。」その通りです。「人造大理石だから冷えやすい?」と言うのは質問者様の勘違いで、同時にポリバスと入り比べすれば「ほぼ同じ?」で、むしろグレードの高い方が断熱仕様もいい筈です。
湯温を下げないポイント
1.換気扇は必要以外には回さない(浴室内の空気を飽和状態に保ち水蒸気の発生を抑える。湯気による視界不良は我慢する?)
2.風呂蓋は水面に浮かべる物に変更する(薄くても良い=潜熱重視)
3.浴室の外面に断熱材を施工し顕熱の流出を防ぐ
お礼
すばらしい回答をありがとうございました。回答者様に心から感謝申し上げます!!!