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うつ病のカミングアウトについて
うつ病になって(というか、病院で言われたんですが) 仕事に集中できなくなり、会社を辞めることになりました。 親には内緒で病気を治そうと努力はしましたが、結局治らず、 会社も辞めなくてはいけない状態になってしまったので、親にも隠せず、 母親には少しずつ、話してはいました。 父は少し頑固な所もあり、私も少し恐れている気持ちもあってまともに話せなかったので 母から話してもらおうと思っていましたが、話してはもらえず、 結果的には自分で話したんですが、 「自分からなりたくてなったんだろう。生活態度が悪いからだ。」 と散々に怒鳴られました。(あとで謝られはしましたが。でも心のしこりになっています) 今でもこの話はあまりふれてはいませんが、やはり病気になった時点で言うべきだったのでしょうが。 あと、病気になってしまった方々は、どういう対処をしていらっしゃいますか? ほんとうは家を出てしまいたいんですが、辞めた後の事を考えると、 やはり家にいないといけないと思うんですが、気持ちの面で少し心配です。 なんだかうまく言えませんが、よろしくお願いいたします。
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こういう問題はデリケートなので、アドバイスというより私の体験をお話します。参考になれば幸いです。 一昨年の8月末に会社勤めというものを一切辞めてしまいました。現在も無職です。 その年に2回休職をしました。1回目が2月~3月の1ヶ月半です。しかし、その間に自分でよくなったと勝手に判断して、一人旅に出てみたり、友人と遊んだりしてしまったため、会社に復帰したときにさらに気分障害が悪化し、6月頃には毎日の通勤が地獄のように辛い日々が続きました。 とうとう出社困難というより出社不能になり7月から再度休職に入り、2ヶ月間会社を休み、そのまま退職しました。退職にあたっては将来的に非常に悩みましたが、悩みぬくほどのエネルギーもなく、実質的には家内の後押しによって辞めることができたようなものです。 その際に精神的な支えになったのが家族の理解です。家内はもちろんのことあれほど厳しかった父が私の味方になってくれました。「ずっと真面目にやってきたんだから、もう無理することはない。人生はいくらでもやり直しはできる。」と。 父は自分が働き盛りだったときに癌ノイローゼになったことを話してくれました。当時は心療内科などというものはなく自力で乗り越えるしかなかったそうです。でも、それは「自力」があったからでしょう。私は父より弱かったのかも知れませんが、自力というものもなかったのです。 精神的に弱いことは仕方ないことです。それによって犯罪などの反社会的行動を起こすのでなければ。 体が弱い人に向かってそれを非難することができないのと同じで、他人より精神的にまいってしまう気質はそう簡単に治せません。 私は通算約8年間「適応障害」という「うつ症状」を主たる症状とする病気に悩んでいましたが、父も含め家族には最初から話していました。 家族や親しい人の中に「うつ病患者」を単にその人の心がけのせいにする人がいたら、理解している人になんとか説得してもらって「病気」であるという認識を持ってもらうことが大切です。少なくとも私の場合はそれがなかったら、いつまでも会社に留まって最悪の事態になっていたかも知れません。 私の場合、これはカウンセラーの指示もあってのことですが、2度目の休職中はほとんどなにもせずに過ごしました。毎日布団に寝転んで、テレビを数時間観るだけの日々。それで充分でした。「会社」という地獄から解放されただけでずっと気持ちは楽になりました。でも、ほかに何もできませんでした。というか、しないで正解だったのです。自分の本当に気の向くことだけを気の向く時間だけやり、あとは休む。体や精神が疲れたり負担に感じることは一切しない。汗をかいてリフレッシュするなんてもってのほか。それをやったらまた元の木阿弥。 退職後の私はやっと外出できるようになり、近くの健康食品会社の店にだけ客として毎日足を運ぶ日々がしばらく続きました。再就職のことを考えると心の負担になり、突然、恐怖感が襲ってくるので考えませんでした。もちろん、抗うつ薬、安定剤、睡眠導入剤などの薬は手放せませんでした。 あれから2年経ちますが、ほとんど普通の人と変わりなくなりました。心の垣根がなくなり病気に罹る前よりずっとポジティブになり友達も増えました。今、来年(これも未定です)の就職に向けて勉強中です。来週、半年振りに私の希望でカウンセリングを受けます。カウンセラーの先生と会うのが楽しみです。 もし参考になり、なにかご質問があれば遠慮なくおっしゃって下さい。 幸運を祈ります。
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- Conall
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カミングアウトはされるべきかと思います。ただ、条件付ですが。 うつ病と診断されたとのことですが、これは心因性の鬱とは違うので、個人の生活態度うんぬんでどうにかなるものではありません。内緒にしていても多分精神的に持たないと思います。 では、どのようにカミングアウトするかですが、お父様がご理解いただけない場合、うつ病ならば(心因性の鬱でもですが)、家族ぐるみで医者に行くことをお勧めします。多くの方々はそうすることで、医師やカウンセラーから家族に対する説明、生活における諸注意などを受けることが出来ます。逆にそれが出来ないような医者はやめておいたほうがいいです。すぐにでも他の病院に移ることをお勧めします。 私自身は心因性の鬱なので、薬で持たせています。ただ、家をこれから出るのはあまりお勧めできません。実際私は一人暮らしをしていますが、進行すると生活が一人ではおくれなくなります。食事を買いに出るだけでも大変な気力と体力を使い、掃除洗濯などはまったく出来ない状況になっています。むしろ病状を理解されたご家族とともに生活されるほうが、家族の方には大変だと思いますが、精神的にも肉体的にもよいと思われます。 とくにこういう問題は一人で立ち向かうより、理解のある、親身になってくれる人と立ち向かうほうが、ずっと楽です。私のように親からも電話を嫌がられるようになり、看病してくれた彼女にまで振られると、社会との接点がなくなって無意味な苦労を背負い込むことになります。ですから、tottokotoさんは出来るだけ家族に協力をしてもらって、この症状に立ち向かっていただけるとよいのではないかと思います。 おそらく長い文を読むだけで苦しかったと思いますが、最後まで読んでいただきまして、有難うございます。
お礼
御回答、ありがとうございます。 下の方の回答にも重複しますが、両親を時間を合わせて病院に連れていこうと思っています。 親はやはり四六時中、顔を合わせないといけないし、理解してもらわないと困りますもんね。 友達は、今はちょっと合う気持ちになれないので、連絡は取っていません。 でも今はそれでもいいと思ってます。 彼には早めに話してましたが、なかなか会う時間もないし、これはこれで、気持ち的に楽です。 でも、みなさんに話して、色々参考になりました。 あと考えることは、会社を辞めた後の書類云々です。 考えるのもめんどくさいですけど、月末までに結論を出せばいいので ゆっくり考えたいと思います。
- uminosuki
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tottokotoさん、こんにちは。 アドバイス、というか私も経験談になってしまいますが・・・。お許し下さい。 私の場合、もともとストレスが体に出やすい体質だったのか、中学生くらいから徐々に胃腸が悪くなりはじめました。まあその頃のストレスといえば「受験」だとか原因がはっきり分かっていましたし、そんな気にするほど苦しい状態ではなかったので、そのまま高校、短大と病気を放っておきました。(この時点では親や友人はただ単に「この子は胃腸が悪い」と思っていたくらいでした。) ですが、短大2年の冬、私は突然壊れました。精神的ダメージ(鬱っぽくなったのと、自分と他人に対する恐怖感)が一番ひどかったのですが、体に出てきた症状は「胃腸がもっと悪くなった」「吐くのが止まらない」などでした。(この時点では親や友人には「ただ単に体調が悪い」とだけ報告しておきました。) そして、そのまま短大の専攻科に進んだのですが、1ヶ月くらい過ぎたあたりから一気に精神的な部分の症状がひどくなりました。罪悪感を抱えながら学校をさぼる毎日・・・。このころから母親と友人が私の異常に気付き始めました。 ずっと自分のベットで寝ながら泣き喚く日が続いたこともありました。死にたいと思い自分で自分の首をしめた事もありました。そして泣き喚いているのを心配した両親が私のところに来ました。そこで私は「もう嫌だ、もう死んじゃいたい。」と両親に話しました。今から2年5ヶ月前のことです。 そんな毎日を送っていましたが、私はある日、本屋で一冊の本と出会います。 *「精神科に行こう!」:大原広軌 著 です。 この本を読んで私は始めて「心療内科に行こう!」と思いました。そして、母に相談し、市内の心療内科へ。ここでは「自律神経失調症」と診断されました。その後、症状(肉体的、精神的共に。)がコロコロと変わり、その心療内科には1年8ヶ月通いました。この頃は肉体的な症状は親や友人にも話してはいましたが、精神的なことはあまり話しませんでした。 その心療内科では「すぐ治りますよ、大丈夫ですよ。」と行く度に言われていたのですが、「良くなった点も確かにあったけど、精神的には圧倒的に悪くなってる。何が大丈夫だ、ちっとも良くならないじゃないか!」とある日思い、母親に「医大の精神科に通いたいんだけど。」と相談しました。この時はさすがに母もとまどっていました。(精神科に通うほど悪くはないんだろうと思っていたようです。) そして、今年の3月から医大の精神科に通い始めました。そしてそこではじめて私は「パニック障害の部類に入る」と診断されました。「精神科通い」ということで、私はなぜか逆にある意味自信がつき、最近では精神的なことも体にくる症状もほぼ全て母や親しい友人には話しています。 父にはあなたと同じような理由で少し言いづらかったので、話さずにいたら母が大事な部分だけ(例えば「こないだまですごく調子がよかったみたいだけど、今は自傷行為するくらい危険な状態だから。」とか。)話してくれてます。 今では両親は体にくる症状は聞いてきます。ですので私も「今日は調子いい」とか「胃が痛い」とか逐一答えています。精神的な部分のことは聞いてきません。ですが、話せば聞いてはくれます。ただやはり理解できない部分もありますから、例えば自傷行為を私がすることについて話すと、「そんなことしちゃいけんよ。」と注意はされます。 親しい友人は話を聞いてくれて、自分の考えを自分なりに話してくれます。 友人へのカミングアウトは「この子は理解してくれる」と思った子にだけ話しています。 私の経験談は以上なのですが(すごく長くなってしまって申し訳ありません。)tottokotoさんのお話について少しだけ言わせてください。「ちょっと参考に」程度の気持ちで聞いてくださいね。 うつ病などの病気は家族に病気やあなたの状態について正しく理解してもらうことがとても大切です。実際、私の家族もまあ100%正しく理解しているというわけではありませんが、こんな私でも受け入れてくれるので、家族は今の私の大きな支えでもあります。参考URLにのせておきましたが、こちらのサイトさんは「ご家族の方へ」というふうなコンテンツもあります。ご家族の方で一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。 それからお父様の言葉で「自分からなりたくてなったんだろう。」というのがありますが、これは絶対に違います。自分から好きでうつ病になる人なんかいやしません。「生活態度が悪いから」というのは確かに一理あることもありますが(生活リズムが狂ったりすると心にも体にも悪いというのは事実です。(だからといって生活リズムが狂った人全てが精神的疾患を抱えているというわけでもありませんが。)、「自分でなりたくてなった」というのは本当に絶対違います。だからこの言葉はもう気になされない方が良いでしょう。父親にそんなことを言われてさぞかしショックだったでしょうね。傷ついて当然です。お父様も後で謝ってこられたということなので、きっとその時は気が動転されたんではないかな、と思いました。 あと、「家を出たい」ということですが、私も正直何度も家を出たいと思いましたが、金銭的にムリでしたし、何より「本当に一人になったらたぶん私は自殺するな」と思った母に全力で止められました。今では家にいることが苦痛でもなんでもなく、むしろ安心です。 tottokotoさんが今一番しなきゃいけないのは、ご家族に少しでもいいから、「今自分は苦しい状態なんだ」とお話することなんじゃないかなと思います。 それから、自分で自分の病気とちゃんと向き合うこと。これも大事だと思います。 ものすごく長くなってしまって本当に申し訳ありません。上記の私のアドバイスは少しでも参考になれば、と思い書いたものですので、全て実行しろというわけではないので、あなたができそうなことから、少しずつ始めてみて下さい。 tottokotoさんが幸せになれるよう、心から祈ってます。
お礼
御回答ありがとうございます。 やはり、ひとりぐらしは無理みたいです。 というのは、この1週間は起きあがれないくらい疲れていたからです。 たぶん、ひとりじゃ生活できないだろうなぁ、とは思っていましたが、 こんなに寝るはめになるとは思いませんでした。 両親は、なんとか時間を合わせて病院で話してもらおうと思っています。 これは自分で頑張らないといけないことだから、 これぐらいはきちっとやりたいです。
お礼
御回答ありがとうございます。 やはり、家族の協力が必要なんですよね・・。 両親はやはり病院に行くことは躊躇していて、私も無理に、とは言えないので 結果がこういうことになってしまったんだと反省しています。 まあ、病気だからといっても、家でごろごろ寝てばっかりの子供を見れば 普通は「だらけている」と思われてもしょうがないんでしょうけどね(笑) 自分でもそう思います。(と思うのがいけないのでしょうけど) 会社は今月いっぱいで退社で、なぜか色々保険とか考えなくてはいけなくて でも全然わからないことばかりで少しパニクってますし、 ついついお酒に走りがちになってしまうし、 早く、両親にも理解をしてもらえるように、自分で努力をしなければいけないことなのだな、 と実感しました。 でも、むつかしいですよね。なかなか‥(笑)