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決算日に買うのと翌日買うのとではどう違うのですか

下がってきたので投資信託を買おうと思っています。 毎月または隔月配当があるものは、決算日に買った場合はその月の配当が貰えるのでしょうか。

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回答No.1

分配金をもらっても得になりませんよ。 たとえば銀行などでよく売られている3%も販売手数料を取る投信ではなく、 ノーロード(販売手数料ゼロ)の基準価額1万3千円の投信を130万円分(100万口)購入し、 その直後に1万口あたり3000円、総額で30万円の分配金をもらったとします。 ファンド資産が分配金の分だけ減るので基準価額は1万円に下がります。 その結果あなたが購入した投信の時価総額は100万円に下がります。 30万円+100万円=130万円で損得無しです。 販売手数料がある場合にはほんの少しだけ損をすることになります。 たとえば販売手数料(申込手数料)が消費税込みで3.15%で 基準価額が1万3千円の投信を買うために130万円支払ったとします。 販売手数料130万円×0.0315=4.095万円が支払った130万円から徴収され、 125.905万円分(96.85万口分)の投信を買えます。 その直後に1万口あたり3000円、総額29.055万円の分配金が出たとすると、 基準価額は1万円に下がり、保有投信の時価総額は96.85万円に下がります。 実質的に支払った金額から分配金を除いた100.945万円を支払って、 96.85万円分の投信を保有することができたことになります。 基準価額が1万円に下がった後に購入のために100.945万円支払った場合には 購入手数料の3.1798万円を除いた97.7652万円分の投信を保有できます。 分配金が出た後に買った方が9152円得になります。 個人的には販売手数料を3%も取るような投信は買わない方が良いと思います。 国内株式型と海外先進国株式型投信の場合には 販売手数料と信託報酬はせいぜい1%程度以下のものを選ぶんだ方が得です。 販売手数料と信託報酬の低い投信の方が質が高い場合が多いです。 国内債権型投信は現時点では無用の長物です。 海外先進国債権型投信の信託報酬は1%未満でないとかなり割高に感じます。 以上の4資産クラス(国内株式、海外先進国株式、国内債券、海外先進国債券)への分散投信が投資の基本です。 どの投信が良いかわからなければすべてインデックスファンドで構わないと思います。 新興国に投資する場合にはコストが相対的に割高になります。 1997年7月から世界の新興国株式市場インデックスが60%も下落し、 もとの値に戻すのは2005年になってからでした。 新興国への投資はリスクが高いので注意しましょう。 しかも11年前から1年前までの10年の新興国株式市場のリターンは 海外先進国に劣っています。10年単位で見てもハイリターンとは限りません。 投資初心者は新興国への投資割合を少なめにした方が無難です。