- ベストアンサー
逆さ富士の撮影とPLフィルター
山中湖に映る逆さ富士を撮影したいです。撮影ポイントは以前にも行ったことがあるのでわかっています。(その時は、インスタントカメラしか持っていませんでした。)その後、一眼デジカメ・三脚などを揃え、風景写真を撮るようになったので、今回、本格的に綺麗に撮りたいのですが、逆さ富士のような湖面に反射したものも撮りたいような場合、PLフィルターを使う方がよいのでしょうか。説明書によると色彩を鮮やかにすることと水面やガラスの反射防止と記載されています。使っているカメラはニコンD80でフィルターはケンコー社製のものを使用しています。
- みんなの回答 (10)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
まずは、その写真で何を見せたいかをはっきりさせましょう。 PLを使うのであれば、それによって撮影時間などが大きく変わる可能性があります。 地図上では、富士山の東北東の方角に山中湖があります。 ・今の時期なら冠雪した富士山が晴れた青い空に映えているところ。これを逆さ富士で。 午前中に撮影 →太陽の光が富士山の東側斜面に当たる時間帯を狙う また、この時間でないとPLで空を青く見せる方から太陽の光がささないため ただし、フィルターを回転させて、自分の表現したい画になるように調節する 注意点は、いろがいちばん綺麗になるところと、反射除去効果が一番効くところが 同じになる可能性もあることです ・富士山に夕日がかかるところを、これを逆さ富士で。 もちろん夕方 →夕日ですので夕方にはなりますが、この場合、PLはいらないと思います。 むしろレッドエンハンサーのような赤みを強調するもののほうがいるのではと思います。 PLフィルターは、反射を取り除くには反射面に対し30~40度の角度が 一番効果的とされていますので、距離から言っても一番強く効く様にしても 湖の撮影者手前に近いほうが一番よく消えるはずです。 机上で計算した上では、この角度のままでは逆さ富士の頭の部分が 水面の反射が消えてしまうことになります。 したがって、PLを回転させての調節次第によっては、逆さ富士を 残しながらも、一番手前の水面の反射を一部とることも可能になると思われます。 しかし、奥から手前まで水面の反射が見える状態にするには PLは使わないようにしたほうがいいとは思います。 空をできるだけ青く見せたければ、午前中に行けば富士山に向いて 撮影者の背中に太陽が当たる方角であれば、絞り込めばいけるはずでは? と考えます。 なお、日中の時間だと太陽の位置の加減で、綺麗に逆さ富士が写せない可能性が ありますので、ご注意ください。 まぁ、デジタルをお使いですので、大容量のメディアをご用意されて PLフィルターのある・なし、また、PLの効果を変えてみて撮影しておき 後から、一番いいものを選択されてもいいと思いますよ。
その他の回答 (9)
円偏向であろうと直線偏向であろうと、変わりありません。 PLフィルターの偏光方向を水平にした場合。 ●サーキュラーPLの場合 ・水平振幅の光を主に通し、それ以外の角度の光はカットされる。 ・ただし、通過した光は円偏向に変換される。 ・このため、CCD表面やフィルムカメラの測光センサに貼られている偏光板に影響しない。 ●サーキュラーではないPLの場合 ・水平振幅の光を主に通し、それ以外の振幅方向の角度の光はカットされる。 ・光は、水平振幅のままで通過するため、角度によってはCCD表面や測光センサに取り付けられている偏光板に影響し、測光に誤差がでる。 したがって、サーキュラーPLであろうと、そうでないPLであろうと、機能や使い方に殆ど差はありません。デジカメや銀塩AE一眼レフにはサーキュラーPLを使いましょう、という区別だけです。
- myeyesonly
- ベストアンサー率36% (3818/10368)
このスレッドで色々勉強させてもらいました。(笑) 実は、「くるくる回るからサーキュラー」という知識は知人のプロの記者から貰った物なのです。 あいつ騙してくれたな~(▼▼メ)=0☆ =(xx) でも直線偏向を円偏向にするのなら、事実上同じですので、先の回答も、方法としてはそこそこ間違えでもないと思います。
光は電界の振幅と磁界の振幅が互いに90度に交差して伝わる電磁波の一種です。 サーキュラーPLフィルターは、同心円状に偏向方向があると言う訳ではなく、直線偏向の光(電磁波)の振幅を、円を描く角運動をする振幅(円偏向)に変えるフィルターです。 従って、通常のPLフィルターとほぼ同じ働きをします。 逆さ富士を消さずに、不要な反射光を抑える角度を探してみてください。(もちろん逆さ富士が完全に消えることはないでしょうが) つまり、不要な反射光は太陽の方向から、必要な逆さ富士は富士山の方向から来るはずなので、この違いをうまく利用しましょう。
- WillDesignWorks
- ベストアンサー率36% (1407/3901)
「PLフィルタは水面の反射を消すものだ」という回答がありますが、PLは乱反射をコントロールするためのものなので、効果最弱位置で逆に反射を強調可能な場合があります(光線の入射角度によって効果は変わる)から、とりあえず持って行って現場でファインダーを覗けばすぐ結果はわかるでしょう。 ここで何らかの回答を得たとしても、現場でどうなるかは誰もわかりませんから「持ってくればよかった」と後悔するより、実際にご自分の目で確認してください。フィルター一個なんて、大した荷物じゃありません。
- taikon3
- ベストアンサー率22% (803/3613)
サーキュラーPLとは同心円状に偏光があるフィルターで、サーキュラーじゃないフィルターは平行に偏光があるフィルターの事で、回る、回らないという区別ではありません(^_^; 勘違いされてますね(^_^; 近年のカメラはカメラのセンサー(露出を測る部分ね)部分に偏光板が使われていますので、これまでの平行偏光フィルターでは露出の測定ミスが起こるので、それを回避するためにサーキュラータイプの偏光フィルターが用いられるようになりました。 サーキュラーフィルターは偏光フィルターでありながら縦方向と横方向共に(実際は同心円方向ですが)偏光があるので偏光の度合いが弱いです。 マニュアルで(カメラの露出計を使用しない、という前提)の使用であれば、平行偏光フィルター(サーキュラータイプじゃない偏光フィルター)を使っても構いません。 フィルターその物は、カメラのCMOS部とフィルター部で光が行ったり来たりしてそれがボケとなる事もありますので、特殊な効果を求める時以外は使用しないほうがいいでしょう あとで、色を調節したりケルビンを変えられますので、色の付いたフィルターの併用はお勧めしません、偏光フィルターだけにしましょう。 撮影に際しては時間の問題や太陽の方角によっても偏光効果が変わりますので、色々時間や角度を変えて撮影してみてくださいね。 とりあえず、フィルター有りと無しも撮っておきましょう(^_^)v
- softbankHawks
- ベストアンサー率66% (1057/1598)
No.3さんのお答えで、 “サーキュラーではないただのPLの場合、まわすと外れてしまう可能性もある” と書いてありますが、一般的に偏光フィルターはねじ込み部分と別に偏光板のフィルタ部分が回転します。 “まわすと外れてしまう”ようなPLフィルタは焼き付いたようになって、回転すべき部分が動かなくなっているのではないでしょうか? サーキュラーPLフィルタは偏光板の後ろ(カメラ側)にλ/4 板を入れて、偏光方向を直線偏光から円偏光に変えるものです。 なぜサーキュラーPLを使うか、というと、ただのPLフィルタを使った場合、(昔のマニュアルの一眼なら問題なくても)ハーフミラーを使っている現在のカメラではAFや露出が正確に合わない場合があるからです。 (ほとんど問題なく使える場合もある、という話も聞いています) で、本題ですが、PLフィルタを使うと露出が1段から2段分下がります。 PLフィルタを回転させると、偏光除去効果の最も強い位置と、最も弱い位置が90度毎に交互に現れます。 偏光除去効果の最も弱い位置(水面の反射光の場合△マークを水平方向)にすると、反射光(偏光)はあまり弱くならずに、他の部分は少し暗くなりますので、反射光を強調する効果は(若干かもしれませんが)あると思います。 ま、持って行って、付けたときとはずしたときの効果を比べれば確かかと。
- myeyesonly
- ベストアンサー率36% (3818/10368)
こんにちは。 PLフィルターで水面の反射がカットされるのは、水面で光の振動方向が別けられるからです。 その振動面にPLフィルターの偏向軸が合えば、水の中でも反射光でも強調して撮る事が出来ますので、偏向軸の変えられるサーキュラーPLを使うと便利です。 サーキュラーPLを装着して、ファインダーをのぞき、フィルターを回転させて丁度いい位置で撮ります。 サーキュラーではないただのPLの場合、まわすと外れてしまう可能性もあるので、PLとレンズの間にスカイライトやUVなどを入れてPLをまわす事が出来る範囲を大きく取るのが安全です。 おそらく、富士を取るならPLかスカイライトは必要だと思いますので、これが使えるでしょう。 必ず、PLを外側にしてください。
- pbforce
- ベストアンサー率22% (379/1719)
PLフィルターは逆さ富士で言うと、湖面に映る富士山を写したくないときに使用するのが普通です。
- Bakabomb77
- ベストアンサー率6% (8/121)
PLフィルターを使用したら、逆さ富士が無くなってしまいますよ! PLフィルターは水面やガラスの反射をカットする時に使うので、水面に反射している逆さ富士はカットされ、水中の魚がハッキリと写ります。 しかし、角度によっては富士がカットされず、代わりに青空が暗くなって富士がクッキリするかもしれないので色々な角度で試してみるのもよいでしょう。