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顕微受精による妊娠の流産の可能性
先月の22日に顕微授精をして昨日、妊娠判断の検診があり「妊娠してます」という診断が出ました。そこで少し分からないことがあるのですが、顕微授精をする前にもらった説明書のようなものには「流産の可能性は自然妊娠よりも高い」といった旨の文章が書かれていました。この「顕微授精による妊娠の場合の流産のリスク」というものは、どのくらいの時期まであるものなのでしょうか?着床するまでなのか、妊娠するまでなのか、安定期に入るまでなのか、それとも出産近くまで影響するのか・・・。分かる方がいましたら教えてください。よろしくお願いします。
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こんにちは。 自然妊娠での流産率が10%程度なのに対して体外受精・顕微授精の方は20数% 。倍ですから確かに高いと言えば高いですね。 >この「顕微授精による妊娠の場合の流産のリスク」というものは、どのくらいの時期まであるものなのでしょうか?着床するまでなのか、妊娠するまでなのか、安定期に入るまでなのか、それとも出産近くまで影響するのか・・・。 リスクの高い時期は「顕微授精による妊娠の場合」と限ったものではなく流産全般に言えることと同じですよ。着床するまでは関係ないですね。着床しなければ流産にもなりませんから(^_^;) それで、まず一つ目のハードルは心拍確認できることです。一般的には6w頃から心拍確認できますが、昔と違って経膣エコーを使いますから心拍確認できる時期がとても早く、そのために心拍確認後の流産もそう少なくないのが現実です。そこで第二のハードルは妊娠10w、胎児の大きさ(CRL)が30mmを超えることです。 そこまで来ると流産のリスクは殆どなくなります。 流産そのものは後期(12週以降)になってもゼロにはなりませんし22週以降は死産もありますが、その場合には初期流産に多い原因(受精卵側の染色体異常等)とは別に母体側の原因も考えなければいけません。でも、それは自然妊娠であっても同じことです。 ※体外受精・顕微授精による妊娠で流産率が高い理由は、妊娠しにくい人=妊娠継続しにくい人であることも多々あること、一般不妊治療を経て体外受精・顕微授精をする頃には母体年齢が高くなっていること、男性不妊の中の一部は染色体異常が原因であること、多胎妊娠が多いこと 等が理由とされています。
お礼
回答ありがとうございます。 詳しく解説していただいてとても参考になりました。 妻にこの回答の事を話してみたら「病院より詳しい!!」と 言っていました。とりあえず第二ハードルの10週目までは 極力安静にしよう!という結論になりました。どうもありがとうございました!助かりました!