空売りは二種類あって、純空(ジュンカラ)とつなぎ売りに区別できます。
純空は純粋な空売りの意味。
つまり、その株価は高くなり過ぎていてそろそろ下がるのではないかと予測し、他人から株を借りてきて売る。
そして思惑通り株価が下がって来たら株を買い戻して、その安く買った株で返却する。売った価格と買い戻し価格の差額が利益となる。
つなぎ売りは、自分がその株を持っていて現在高い株価が付いている。でも無償増資や株主優待を期待していて売る気はない。
それでもチャンスだから少しでも儲けたい。そこで株を借りてきてその株を売る。
思惑通り株価が下がって来たら株を買い戻して、その安く買った株で返却。売った価格と買い戻し価格の差額が利益となる。
純空と違う点は利益が出た分だけ、(計算上では)現在持っている株の取得価格が更に下がった計算になる。
ということは将来的に値上がりしたら利幅は拡大して大儲け。万が一下がってしまっても、
取得価格が下がった分だけ利幅が広がっているので安心できる。この安心こそが最大のメリット。
思惑に反して更に株価が上がってしまったら無理に株を買い戻さずに、
自分が持っていた株を渡して借りた株の清算をすれば良い。株は借りた、でもちゃんと返したから、これでお終い。
思惑はずれで利幅が小さくなったけれど、黒字は確保している。
つまり…、つなぎ売りというのは大損しないで安全確実に儲ける一番簡単な方法。なので誰もが株の初心者に奨める方法になっている。
お礼
ご回答ありがとうございます。 ムムムっ、なんか難しい話ですね。 >売った価格と買い戻し価格の差額が利益となる。 なんで売っただけなのに、差益が利益になるんだろう。。。? 普通はできるだけ安く買って、高く売るのが基本だと思うのですが・・・ それじゃ今みたいにあまり株価の地合いがよくない時期は、上値は期待できませんから、「空売り」で儲けている方たちが結構いるということなのでしょうか?