現在住宅業界にかかわっている者です。
根本的にはどんな業者であれ、建てた棟数が多い業者であればそれだけ訴訟等も多くなってしまうのは避けられないと思います。訴訟の全く無い業者というのは、ある程度以上の規模の業者では有り得ないでしょう。訴訟になってしまうのは、本来説明責任のある業者の説明不足から来るものだと思いますので、どちらが悪いかといえば業者なのでしょうが、私が知っている限り、全てのケースで100%業者の責任かといえば、そうでもないケースもあると感じます。私が直接担当した場合での訴訟までのトラブルはありませんが、どのようなケースであれ、気分の良いものではないです。
個人的には、タマホームさんのようなローコスト系の業者は注文住宅としては適正な価格だとは思いません。コストを抑えるのは多大な企業努力もあるのでしょうが、本来の注文住宅ではない部分を取り込んでいかないと成り立っていかないでしょう。だからローコスト系に、一般で認識されている注文住宅のレベルを求めるのは難しいと思います。一方、ローコスト系の規格の範囲内(住宅設備等はそんなに悪いものではありません)で納得できれば、そりゃ安い方が良いに決まっています。
ローコスト系の場合、その業者ではできない範囲を施主が求めてしまうことによるトラブルも少なからずあると思います。もっとも、それを説明していない業者側にも多大な責任はありますが・・・・
もし質問者さんが家を建てることを考え、タマホームさんも候補の一つであるのなら、その規格の範囲内ではどこまでできるかを是非理解して頂きたいと思います。これは、どの業者に対しても言えることです。どの業者も良いことしか言わないので難しいのでしょうが、それは私は施主さんの責任であり、トラブルを避ける要因の一つだと思います。