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公立学校における「宿題」の位置づけや決まりについて
当家には、小5の女子がおります。 中学受験とは無縁の田舎街に住んでいますが、小学校の高学年ともなると、やはり親としては、本人の学力というものに関心が及びます。 昨年の小4の頃から、顕著になっていると感じていることがあります。 それは、クラスによって、宿題の分量がバラバラという点です。 あるクラスは、1日おきくらいのペースなのに、当家の子どものいるクラスは週に1回くらいのペースという具合です。 それぞれの担任の先生方の指導方針の違いと受け止めますが、他のクラスの父兄からの情報が逐一入ってくるので、宿題が少ないことがわかると、やはり心配になってきます。 そこで、その心配を払拭するために、一度、担任の先生に手紙を書こうと思いました。 その内容としましては、宿題というものに対する学校としての位置づけや方針、また、クラス毎で(先生によって)出されるペースが違うことの根拠についての説明を求めるものにしようかなと思っています。 ただ、その前に、そもそも公立の小学校における宿題というものが、いったい何であるのか(どうして宿題というものが学校から出るのか?)、その事情をわかっていないことに、はたと気づきました。 宿題というものの存在が、あまりにも当たり前すぎて、疑問にさえ感じていなかったわけです。 そこで、学校が出す宿題には、国(文科省)や教育委員会として、何か規則のようなもの(体系づけられたきまり)があるのかどうかが気になりました。 どなたか、事情にお詳しい方、ご教授をお願いします。
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最初のご質問につきましては、#1様が回答されていますので、 >「難しい親が文句を言ってきた」と思われないよう について、小学校に勤務する者としての考えを述べさせていただきます。 率直に「宿題がないと家で勉強しません。家庭学習の習慣をつけるためにも宿題を毎日だしてください。」で十分だと思います。さらに、 >娘は勉強が嫌いですが、それでも宿題が出れば、ちゃんとその日のうちに終わらせてから床に就きます。 と続ければ、これ以上のことはありません。 「そんな保護者の思い」は特別な「思い」ではありません。多くの保護者が、子どもさんが気持ちよく登校し、機嫌良く帰宅し、いつものように宿題(勉強)して「おやすみなさい」を言う、そんなサイクルに安心感をもっています。 家で「ほとんど勉強しない」姿をみて、それが何とかならないか、と担任に相談するのは自然な親の姿です。心配な気持ちを伝え、「何とかしてほしい」と望みを伝えれば、それで何とかしてくれるはずです。 「うまくいかなければ…」という場合に備えて予備知識的に知っておいてください。 質問者様が心配されるように、宿題のことは保護者にとって大きな関心事です。正直言って、トラブルの種です。「ウチは多いor少ない」とか…。ですから、普通は「学校で」または「学年で」量や頻度は話し合い、申し合わせていることが多いのです。 質問文からは、もしかしたら質問者様の学校には、「ない」のかもしれません。ですが「ない」可能性の方が少ないですので、「宿題について、学校の方針はないのですか?」くらいはたずねてかまいません。「宿題」の言葉を、「家庭学習」「学習週間」、それから少し違いますが「自学自習」「自ら学ぶ」にかえて質問してみてください。何かはあるはずです。 余談ですが、5年生の算数は「一番荷の多い」時期です。平均点が下がることもあるでしょうが、それでも小数の乗除、分数のテストの出来が悪い場合は基礎的な部分の徹底に指導上の難点がある場合が多いですので、「基礎的な技能の習熟(計算練習と言ってもいいです)が足りていないようですが…」と言ってみてください。 こんなところが一番宿題には出しやすいところですので、突破口になるかもしれません。
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- hpbrecycle
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こんにちは。 地域的に中学受験はなくても、そのようなことに考えを 及ぼしていらっしゃる保護者様のようですので 都会に住んでいたとしたら、受験組だったのかな? という思いで 書かせていただいています。 まず、学力UP、選択肢があれば中学受験など さらなる教育環境を求め、子供の学習が少しでも 効果的になれば・・・と思う保護者であれば (私の場合)ですが、学校の宿題なんて、 どーでもいい 関係ない 学校の宿題くらい本気でやれば3分で終わる という感じです。 プラスαの学力は、すべて塾や、親が信じて買い込みする 通信教育などプリント学習で行うのです。 塾に行っている子にとれば、学校はただ遊びに行くというか 塾ではできない、色々な子供とかかわる訓練の場、 息抜き、遊び、頑張らなくてもTOPになれる気持ちのいい場 でしかないのです。 学校の先生が宿題を多くだそうが少なく出そうが 受験組さんにとっては そんなの関係なーい の世界です。 うちの子のクラスは、毎日宿題は出ますが B5プリント1枚裏表という感じで、これは寝る前の ほんの3分でやってしまいます。 本当の勉強は学校が終わってから3時間ほど塾でしています。 文科省がどうであろうが、担任が面倒くさがりやだろうが そんなの関係ありません。 自分が、自分の子にどれほど勉強させたいか、 勉強を学校まかせにしていてはいけないような気がするなら どうやって親がカバーしていくか それだけです。 小5でもあるのでしたら、学校を動かす?担任に気づかせる? そんな親切なことしている暇はありません。 学校なんて、担任なんて、どうでもいいじゃないですか。 親がさせる、信頼できる塾に通わせる これがいいと思います。 受験のない地域がうらやましいようでもあり、 また、私らのように受験が当たり前の地域のほうが ある意味 選択肢が多くていい面もあるのかも知れません。 都会では公立学校に本気で教育について語る親なんて ほとんどいないと思います。 いるのはモンスターさんだけ。 ほかの人は、学校に文句があるから塾に行くのですよ。
お礼
やはり、人によって、物事の見方はさまざまですね。 詳しいご説明で、とても参考になりました。 ありがとうございました。
考えられる先生の状況、3つ。 ◎ 授業内でミニテストのようなものをやっている(あるいは、それに近いものを最後に、あるいは授業はじめにやる方針をとっている) これは比較的、家でやってきなさいというお決まりの宿題よりは効果的です。教育最先端といわれる国ではこの方法で成功をおさめています。 ◎ 宿題なくして、自由に生きろ 子供の頃、宿題もあまりせず、のびのびと過ごしたタイプの人に多いと思いますが、小学生は勉強以上に、さまざまな活動をしてほしいと望む場合に、宿題をひかえることがあります。こうした人はガリ勉タイプではなく、小学校時代に、よく遊んだ経験が自分の肥やしとなったという経緯をもっていることが多いと思われます。 ◎ いろいろと雑用をまわされている 先生にもよりますが、今の先生はいろいろ雑用をまわされて、教える以外の仕事におわれて大変です。それだけで忙殺されているといってもよいです。 ◎ 宿題という形式よりも、授業の内容をそのまま予復習してほしいと思っている これは先生が子供に対しては言っているとは思いますが、やはり個人差が出ます。勉強嫌いの子には、あまり効果がありません。 ◎ 添削がめんどうくさい これが最悪のケースですが、たぶんないと信じます。
お礼
具体的な事例を挙げていただきましたが、調査の結果、消去法で残るのは「雑用」と「めんどう」の2つだけです。 もしかしたら、ちょっとヤバイ(←少々昔の意味の)かもです。 ”忙しすぎる先生”が多いという話は、テレビも含めて、あちこちでよく聞きますので、やはり、それかもしれませんね。 (近所でも、夫婦で小中学校の教師をしている家は、家事がまともにできないため、子どもの世話を親戚がフォローしていると聞きます。) たいへん参考になりました。ありがとうございました。
- minakokoko
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小5の親です。宿題は算数の計算プリント、漢字、調べ学習の下調べ(環境問題など、今回は電気使用量削減のためになにができるか、家中の電気器具の数を調べ、どれだけ電気消費が多いかなどをやっていました)などが出ています。ただやればいいのではなく、漢字は翌週にはテストなので自分で覚えるまでやらなくてはいけないし、だんだん自己裁量の部分もでてきました。 学校からの宿題も大切ですが、自分に必要なことはそれぞれ。戻ってきたテストやノートをみて間違ったところのやり直し、その部分の反復、漢字だったら教科書の最後のページに新出漢字一覧があるので毎日少しづつやるとかどうでしょう。自分でやるカリキュラムが負担ならいっそ通信教育(私見ですが今の理科、社会の教科書は何が大切か絵や写真は多いですがよくわかりにくい。その点通信教育ですと反復して大切なところが押さえられます)などもいかがでしょうか。 とにかく学校だけの授業だけではわかっていても子供は忘れます。 少数÷少数の計算なども練習あるのみと思います。
お礼
詳しいアドバイスをありがとうございます。 年齢相応の学力を落とさないための補習は、学校任せにせず、自己防衛するしかないというアドバイスだと受け止めました。 しかし、通信教材は、もう過去に挫折しています。 そもそも、「授業で習ったけれども忘れた部分」「わかっていない部分」「もっと練習すべき部分」など、家庭で学習すべき範囲などの特定は、当家の子どもの場合、自分ではできない性格のようです。 モチベーションの維持の点でも問題があります。 本人の自主性に任せるのは無理ですから、そうなると親の出番となります。しかし親がいちいち「今日の授業は教科書の34ページから38ページだったんだね。じゃあ、これだけの漢字をまず15回ずつ書いてみようか。」なんて指示をするのは、当家の場合は、それを察知する能力もささることながら、時間的にも無理であると思っています。 そうなりますと、今の当家の場合は、やはり家庭教師か学習塾しか選択肢はないです。(現状、今回始めた学習塾以外には、習字と珠算をやらせていますが、もう何年も休まず通っていますので。)
- tosa-bash
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#2です。 学習週間 → 学習習慣 誤変換でした。ごめんなさい。
- hukuponlog
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>学校が出す宿題には、国(文科省)や教育委員会として、何か規則のような >もの(体系づけられたきまり)があるのかどうか 結論から言えば「ありません」 宿題の有無、量、内容、出し方も含めて基本的には担任の裁量です。つまり担任の先生が必要だと思えば出すし、そう思わなければ出さないということです。そのこと自体は、何ら問題ではありません。ただ、同じ学年で極端に違うとたしかに心配ですよね。 以下述べることは、あくまでも「そういう傾向がある」というだけで、質問者さんの担任の先生に当てはまるかどうかは、分かりません。そのことをご承知の上、お読み下さい。 ○宿題の出せない先生というのがいます。 例えば、授業の見通しが立てられないとか、宿題を出しても手際よく処理することが出来ないとか、或いはそもそもどのような宿題をどのように出して良いのかが分からないなど、これは若い先生に多い傾向です。 また、若い先生では、どこでどのように宿題を出すことが効果的なのかが分からないので、宿題を出すことに自信・確信が持てない場合が多い。それで、息長く続けることができないということもあります。親から言われてしばらくは出ますが、そういう先生は結局息切れします。 ○宿題を出したくない先生がいます こちらは、色々な理由で出した宿題を見ている時間がない、もしくは見ている時間が無い、という理由を付ける先生です。主にベテランの先生に多いです。まぁ、正直言うと面倒なのです。宿題の内容を考え、プリントを用意したり、出した宿題の点検や○付けをすることが。 「勉強は学校で十分」と言ったり、「自主性が大事だから、自分でやりなさい」などと言う先生も、半分は本音でしょうが半分は面倒なのです。 ○本当に宿題が不要な先生もいます ごくまれですが、本当にすばらしい授業をして、週に1度程度の宿題で十分に子どもたちの理解を深めることが出来る先生もいます。 以下は、私見ですが、私は適切な量の宿題は必要だと思っています。 ・その日の学習を振り返る ・一日数十分は帰宅後、机に向かう習慣を付ける ・教科書、ノートを開き、時間割や筆箱の点検をする意味もある ・学力以外の、子どもたちの努力を見ることが出来る ですから、宿題は基本的に毎日出すべきだと思っています。
お礼
的確な回答をくださり、ありがとうございました。 昨年は、別の担任の方でしたが、やはりクラス毎に宿題の範囲や量はバラバラという感じでした。 今回のご説明で、だいたい、宿題の主旨というものが判りました。 ここで、個々の先生の性格を述べてもしかたがないのかもしれませんが、一応、説明しておきます。 現在の担任の男性教諭は、確か、新卒で教師になってから3年目の若い方です。 厳しそうな感じはせず、悪く言えば、児童達にナメられないだろうかと親が心配しそうなタイプです。 ただ、昨年までは、算数のテストの平均が70~80点だったのが、今年に入って、いきなり40点代になったので、慌てて学習塾を探し、公文に通わせることを決意したという状態です。 今年の授業参観で私が感じたのは、一見、そつなく教科書のカリキュラムはこなしているように見えるけれども、実際には遠くで首をかしげている子がいても気づかず、どうやら、児童たちが、ちゃんと理解しているかどうかを観察している余裕がないという印象を受けました。(35人クラスで、補助教師が1名配置) そういう感じの方なので、手紙を書くにあたりましては、「難しい親が文句を言ってきた」と思われないよう、その点に注意して書こうと思っているくらいです。 > 私見ですが、私は適切な量の宿題は必要だと思っています。 > 宿題は基本的に毎日出すべきだと思っています。 私自身、個人的には全く同感です。 今の授業のことが宿題が出るかもしれないという緊張感があるからこそ、子ども達の授業を受ける態度にも、真剣さが加わるというものではないでしょうか。 娘は勉強が嫌いですが、それでも宿題が出れば、ちゃんとその日のうちに終わらせてから床に就きます。 自宅で鉛筆を持つ機会が1分もないというのは、やはり、おかしいと思います。
お礼
そうですね、おっしゃるとおりに、単刀直入、かつ、シンプルな文体で聞いてみたいと思います。 ちなみに、公式の個人面談の機会は当分ありませんので、手紙という方法を使うことにしました。 メールで自由にコミュニケーションが取れたらなあ、なんて思っています。 現場の方ならではの詳しい情報と具体的なアドバイスだと思いました。 本当にありがたく思います。 算数は、計算のコツや知識をだんだんと積み上げていくものですよね? 特に、低学年のカリキュラムの段階で一つでも躓きがあると、その後の学習の長い”道のり”が、とても辛いものになるという認識を持っています。 にもかかわらず、電車のように、一度走り出したら止まらず、かつ、後戻りもしないという授業の進め方が避けられないのであれば、置いてきぼりにされる子どものためのセーフティネットを、塾ではなく、学校の中で設けるべきだと、私は常々思っています。