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第二のイスラエル

クルド人自治区できな臭いにおいがしていますが、トルコ軍の侵攻は時間の問題と言われています。 フセイン政権打倒後、クルド人自治区はアメリカに保護され経済発展もじょじょに進み、脱イラクの傾向にあるそうです。 子供達に(一番好きな外国は?)と聞いたところ、バクダットと答えたとか。 又、子供達の教育もアラビア語よりも英語に重点が置かれているそうですが何やら、アメリカの傀儡政権の様相です。 将来ここに第二のイスラエルが出来るのでしょうか?

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noname#44305
noname#44305
回答No.5

質問者さんが第二のイスラエルというのは、恐らく紛争の地という意味で言っているのだと思います。 確かに、クルド人の自治区にアメリカの後ろだでにより傀儡国家が出来るとすればイスラエルと並んで、アメリカは中東地域に二つの楔を打ち込むことになります。 中東ににらみをきかす為にはアメリカとしてはどうしても欲しいところだと思います。 いじめられっ子のイスラエルを守る為にもまた、世界一のオイル消費国家としてもぜひとも勝ちたい陣取り合戦ではあると思います。 しかし、クルド人の独立すなわちこの陣取りの為には限りない血が流される事になりそうですね。 また質問の本筋から離れるかも知れませんが、ユダヤ人の自主努力を当時のパレスチナを委託管理していたイギリスが認めた事が主要な建国の原因との他の回答も何故イギリスが認めたかの理由が無ければ説得力を持ちません。 どんな理由にしろ、イラクの戦火が収まっていない今、クルド人の独立をアメリカが後押しをする事は、紛争の火種が増える事であり、その意味でふたつ目のイスラエルが出来そうだという感じはします。

noname#29999
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 昨日、大規模な交戦があり、相方合わせて40名以上の死者が出たとのニュースがありました。 回答者の言われるとおり、私は紛争の地という意味で質問しました。 ユダヤ人もクルド人も国を持たない民という事では同じですけれど、その他の面ではかなりの違いがあり、 またイスラエル建国は何十年も昔の話であることなどから、クルドと対比させて考えるのは少し無理かもしれません。 しかし仰るようにクルド人があそこに国を持つという事は、後押ししたのがイギリスかアメリカかの違いで、相方の国にとって強力な楔になる事は間違いありませんね。

その他の回答 (4)

  • cse_ri2
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回答No.4

>第二のイスラエルというのはイスラエル建国によって、 >周辺を常に緊張状態に陥れその陰で何ものかが利権を得るという 原因と結果を混同していませんか? イスラエル建国は、No.3の方の回答にあるようにユダヤ人の自主努力を、当時のパレスチナを委託管理していたイギリスが認めたことが主要な原因。 これに、オスマン・トルコからの独立を目指していたアラブ人にも二枚舌を使ってしまったことが、イスラエル建国後の周囲との軋轢につながっています。 イギリスがパレスチナを放置して逃げたから、第二次世界大戦後にアメリカが支援に乗り出したわけで、アメリカが混乱の原因を作り出したわけではないのです。 もっとも、どこかに黒幕がいて、イギリスやアメリカを背後で操っていたというのであれば別ですが、これは現実社会では説得力のない陳腐な陰謀論にしかすぎないでしょう。 質問者の方は、おそらくアメリカ性悪説の持ち主ではないかと推測していますが、確かにアメリカが自ら騒乱の火種を蒔くこともあるのですが、アメリカの軍事力ゆえに、地域の安定が守られていることも多くあります。 例えば、韓半島がそうであり、台湾海峡がそうであり、フセイン時代のサウジアラビアの防衛もアメリカ軍が引き受けていました。 これらの地域で米軍がいなければ、隣国の野心家によって戦火が勃発したであろうことは、疑う余地がありません。 正直なところNo.2で述べたように、米国民主党の人権イデオロギーの暴走で、将来民主党政権が誕生したときに、クルド人国家成立にアメリカが動く可能性は少なからずあると思っています。 しかしその結果は、中東に新たな火種を起こすことになりかえないでしょう。 それが誰かの計算づくの行動ではないかと質問者の方は考えているかもしれませんが、私に言わせれば、アメリカも世界情勢の読み間違えをよくやっています。 例えば、第二次世界大戦終了後の共産勢力の伸張を予測できず、また親米国家のイラン王国が倒れて、過激な今のイランが誕生したことも予測できず、最近ではイラク戦争後の政治の混乱を明らかに予測できていませんでした。 実のところ、クルド人国家建設は、アメリカに大きな国益をもたらす可能性も実はあります。 クルド人独立問題は、イラク・トルコ・イランの三国にまたがっていますが、トルコとの間で何らかの手打ちを行い、クルド人に圧力をかけてトルコでのテロ活動を止めさせます。 次に、イラクのクルド人自治区を自治国に昇格させたあと、イラクのクルド人自治国を拠点にして、イラン領内のクルド人独立運動を支援するのです。 うまくいけば、アメリカは最小限の投資で、宿敵であるイランに大打撃を与えることができます。 しかし、今のアメリカの様子を観察している限り、ここまでの大戦略を打ち立てて行動しているようには、どうも見えません。 おそらくは、国内の政争を国外に持ち出すという、愚策の結果のようです。 世界第一の軍事力と有数の諜報力をもつアメリカは、時には神業のごとき謀略を駆使しますが、国内が締まっていないと往々にして愚かな行動を取ることがままあります。 アメリカの行動を読むには、その辺の事情も察する必要があると、私は考えています。

noname#29999
質問者

お礼

原因と結果というのは時として卵と鶏の関係に似てその人の認識によって変わることがあります。しかしいずれにしても既に人が住んでいたところに国を新たに造ったからこそ現在の争いの火種が出来たと認識しています。 私は特別陰謀論者ではありませんが、この地球上のことは偶然だとか、行き当たりばったりに起きているのではなく入念な計画の上に進行していると思っています。 それにアメリカという国はあのブッシュやそのブレーンがすべてを決め、すべての権限をにぎっているとも思いません.背後に大きな権力があり、その逆鱗に触れたり、その思惑に反したりすると大統領と言えども命のない国です。 またアメリカの軍事力故に地域の安定が守られるという考えにも納得できません。それはあくまでも戦火の届かない平和な地に住んでいる人間の傲慢な思想です。たとえ、私たちがアメリカに守られて平和を享受出来ているとしてもそのアメリカの介入によってどれだけの人が死んでいるでしょうか? そして、そのアメリカは何の為に地球上の隅から隅まで触手を伸ばしているのでしょうか?世界の警察ですか? <うまくいけば、アメリカは最小限の投資で、宿敵であるイランに大打撃を与えることが出来ます>これが陰謀でなくてなんでしょう? しかしアメリカもすべて悪いところだらけと思っているわけではありませんし見習うべきところもたくさんあります。 回答者と私とはまったく相容れない意見ですが質問者として参考にさせていただきます。有り難うございました。

回答No.3

>イスラエルも既にパレスチナ人が住んでいた地にイギリスが強引に建国した国です。 ちょっと違います。 有名なイギリスの二枚舌外交が原因ですが、ユダヤ人団体やモサドの支援を受けるため、「建国を認めた」のです。 一方、周辺のアラブ諸国にもウマい事言って支援させているのですから、収まりがつくはずもないですが。 >アメリカが人道的な意味だけでクルド人を応援しているとは思えませんが。 その認識は同意しますが、クルドを支援する、ユダヤロビーみたいな団体がないのも事実です。 まあ、かのサダム・フセインも、元々は対イラン・対シリア工作用の工作員だったそうです。 クルドの人達も、そういう背景をよく考えないと、アメリカは平気で裏切るでしょうね。

noname#29999
質問者

お礼

イギリス王室にお金を貸すほどユダヤ人はお金があったと言うことは、知っていました。 それに、モサドが絡んでくると何やらナチスのホロコーストさえ何か、、、 まあ、アングロサクソンの二枚舌は経験済みです。自分の利益の為なら誇りなんて捨てるの平気ですから。 第二のイスラエルというのはイスラエル建国によって、周辺を常に緊張状態に陥れその陰で何ものかが利権を得るという意味でしたが、 そういう意味ではクルドも今その状態に突入しようとしているように思うのです。参考まで http://ima-ikiteiruhushigi.cocolog-nifty.com/iraq/2007/10/post_9147.html

  • cse_ri2
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回答No.2

米国民主党が主導する下院議会によるトルコ非難決議により、今アメリカとトルコの間の関係は、冷却化しつつあります。 正直、民主党があんなバカな決議さえ出さなければ、トルコもアメリカに気兼ねして、クルド人自治区への越境攻撃は控えたのでしょうが、まあ言うなれば、これもアメリカが蒔いた種の一つです。 この攻撃は、トルコ国内の治安問題もありますが、明らかにアメリカへの当てこすりという側面があります。 冷戦時代、トルコは南下するソ連の防波堤として機能しました。 トルコがあるお陰で、ソ連は中東への直接的な影響力を振るえなかったのです。 ある意味、太平洋進出の防波堤となった日本と、同じ立場であるとも言えます。 さてクルドの独立問題についてですが、アメリカがこれを全面的に支援するということは、トルコ・イラン・そして現在のイラク政府にケンカを売ることと同意義です。 イランはともかく、トルコをロシアに、そしてようやく治安が回復しつつあるイラク政府を敵に回すことは、今のブッシュ政権ではまずありえない決断でしょう。 しかし、正直民主党が何を考えているのか、私にもわかりません。 過去のアルメニア人問題でトルコを追及する姿勢は、外交面でブッシュ政権を困らせているだけでなく、明らかにアメリカの国益にもマイナスになっています。 次に民主党から大統領が出たとして、今の民主党の外交姿勢がこのまま継続するようであれば、クルド人独立を後押しすると共に、人権イデオロギーに走るあまりトルコ非難の手を緩めず、最終的にはロシア側に追いやる可能性もありえます。 かつての民主党のカーター政権時代、人権外交をかかげてアメリカ寄りの国を外交的に攻撃した結果、当時のイラン王国など幾つかの国を反米国家にしてしまいました。 こういう前歴があるので、アメリカの国益をないがしろにしてまで、クルド人独立支援に傾く可能性はゼロではありません。 ただし、それはブッシュ政権および次も共和党政権の場合はおそらくありえず、民主党政権になった場合にのみ発生すると考えられます。

noname#29999
質問者

お礼

こんばんは 私は米民主党が政権を取ったらイラクからは撤退すると最近まで思っていました.しかし、最近になって、クリントトン、オバマ両候補とも微妙に論調が変わっています。 民主党の非難決議もバカをやったとは思えませんが、、、 なんせ、<トラ トラ トラ> の暗号を解読済みの上、攻撃させた国ですから。 たとえ、傀儡政権にしても、一朝一夕に出来るものではありませんから、ブッシュ政権でなどとはおもってもいません。又そんな短いスパンで国家の計画を立てる国とも思えません。 いずれにしても、又一つアメリカの介入した紛争が起こりそうですね。 回答有り難うございました。

回答No.1

まず無理でしょう。 クルド人の居住する地域は、イランからイラク、そしてトルコへと広がります。 クルド人が独立運動を起こすと、これらの国々が黙っていません。 イスラエル・ユダヤ人と、クルド人の一番の違いは、影響力です。 ユダヤ人は、ナチスドイツの民族浄化政策に代表されるように、ヨーロッパ全域で排斥・差別されてきました。 しかし、その一方でフリーメーソン等秘密結社の構成員として認識されているように、強固な団結力と経済力を持っています。 イスラエルの場合、ナチスによるユダヤ棄民政策をモサドが利用し、イギリスと協力してイスラエルに入植地を作り上げ、急速に国家を作っていったのです。 そして、よく知られるように、ユダヤロビーが大きな力を持つアメリカがそれをバックアップして独立戦争から数度にわたる大規模戦争を戦い抜き、現在のイスラエルを成立させたのです。 当時、東西冷戦があったからこそ、そこまで戦えたのです。 今、トルコのクルド人はテロに走っており、和平を拒絶しています。 クルドには、イスラエルにとってのアメリカ等の支援国もなく、また、イスラエルのように高度な教育を受け、各種高等技術を駆使して産業を興す能力のある国民もいません。 更に、外国から強力に支援してくれる組織も存在もありません。 第2のイスラエル化は不可能です。

noname#29999
質問者

お礼

イスラエルも既にパレスチナ人が住んでいた地にイギリスが強引に建国した国です。 そして周囲をすべて敵に囲まれています.そのため中東の火薬庫と言われていますね。 そういう意味でクルド人自治区は似ていると思ったのですが。 又アメリカが人道的な意味だけでクルド人を応援しているとは思えませんが。 回答ありがとうございます。

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