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買い付けの問題
日本企業が東南アジアのエビを買いあさる為に、エビの値段が上がり、これまで安い値段で楽しんできたエビを東南アジアの地元の人々は食べることが出来なくなってしまった。日本企業はその買いあさりをやめるべきか、やめざるべきか、とその理由を教えてください
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やめるべきか、やめざるべきかという問題ではないと思います。 急なえびの買いあさりも、輸入の急な停止もどちらも現地の人々にとっては「えび需要」の急変で、頭の痛い問題です。生産者側としては、穏やかな変化が望ましいですね。 日本が買い付けを始める前に、問題の実態が明らかに予想できたのであれば、どの程度の買い付けにすべきかなどの推定も可能であったでしょう。 既に買い付けが行われ、水田や海岸のマングローブ林が切り払われ、えびの養殖場となっている今になって、急に買い付けやめると、日本がえびの買い付けを始めた時以上の混乱を招き、現地の人の生活を不安定にします。 マングローブ伐採による環境破壊を回復し、現地の経済を急変させない程度のえびの買取量の減少を、事前に調整するような方法が必要でしょう。 尚、日本の経済が停滞している一方、東南アジア・中国・インドの経済が成長し、それらの国でのえびの消費が増えています。(えびの価格上昇以上に、これらの国の人々が豊かになっています。とはいえ、国民の大多数というより、都市の中堅層以上が豊かになっている状況ですが。)
お礼
丁寧に答えてくださり、ありがとうございます!!