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廻し蹴りを強くする練習方法
フルコント空手を始めて1年程度のものです。廻し蹴り(キック)を強くしたいと思います。強い蹴りにも、切れの有る蹴りと重い蹴りが有ると教えてられていますが、難しい質問かも分かりませんが有識者の方、教えて下さい。現在、ミットはあまり使わずどちらかというと基本稽古が中心です。ですので、空振りの稽古が中心です。蹴り方とか軸足の使い方とか中心です。1年程度、稽古してきてそろそろ強い蹴りをマスターしたいと考えております。サンドバックとかで練習も良いですが、足腰の筋力の向上も大切だと考えております。具体的にどの筋肉の部位を中心にトレーニングすれば良いのでしょうか?又、サンドバックにもいろいろ種類が有り、トレーニング方法も様々です。どのようなサンドバック(ミット)が良いかも教えて頂きたく思います。具体的には下段、中段の廻し蹴りを強くなりたいです。上段に関しては、しっかり下段、中段をマスターしてからと思っています。ご指導お願いします。
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Gです。 大変丁寧に状況を教えていただきありがとうございました。 状況が理解できたと思います。 無理を承知でかいてみますね。 まず強い蹴りには三つの要因があると見ています。 一つは体重を利用する、一つは瞬発力を利用する、そして、一つは貫通力をつける、と言う事になります。 これを十分にこなすにはバランスをとると言う事を要因の中に入れない、と言う練習方法をとるのです。 つまり、バランスをまったく崩さないである程度水平にキックが出来る高さにある的をキックすることになります。 言われてきた体全体の動き、キック足と同じ側の腕を反対方向に開くか、上段を防ぎ上段パンチが出来るように動かさないでするのかは道場によって変わってきますが、の指導に忠実にできるようにしてください。 その時の足の方向が大切と言われていればそのとおりにして、軸足のひざの角度をどうするか、このひねりのタイミングはどうすか、というようなことです。 これは少なくとも20点ほどチェックしていると思いますのでそれを基本的な動きとして守ってください。 キックに慣れる基本とその基本を使えるようにするために弟子にあったように変化させるのは普通と考えていますので、今回はあくまでも基本どおりにすることを念頭に入れておいてください。 1)体重を利用する これは体重を乗せると言うことですが、今はやらないでください。 2)瞬発力を利用する これは、キック足を床からどのようにして早く離れさせるか、どうやって足全体を早く上げるか、いつどうやって早く開かせるか、と言う事になるのですが、ロケットとして考えてください。 ライフルではなく。 ライフルは瞬発力を出しているのは玉が銃から離れるときだけですね。 あとは「惰性」なのです。 多くに人のパンチに威力がないのはパンチがあまりにも惰性に頼っているからなのです。 つまり、3段ロケット(貫通力を入れると4段になるのですが)なのです。 まず足を床から離れさす、事ですね。 後ろ足を前に持っていくのか、前足でキックするかで変わってきますが、それが出来ているか、そして、その動きが体のどの筋肉を使っているか見てください。 とにかくすばやく床からはずすための動きです。 次は曲げたひざで出来上がったテーブルをどれだけ早く的に向けて動かしているか、見てください。 腿と腹筋が使われていることがわかるでしょうが、テーブルを作ると言うことから他の筋肉も使われているのがわかると思います。 楽な高さでやっているのでこの点はわかりにくいかもしれません。 そして、ひざがどれだけ早く開いているか、です。 実はこれがほとんどの人のスピードを管理しています。 早く開いている、と言うことは、早いタイミングで、ということではなく、開くのにどれだけ時間がかかっているか、ということなのです。 これをチェックするために床にまず寝てください。 そしてそのまま回し蹴りをするように片方だけの足を広げひざを前にしてテーブルを作りながら持ち上げてひざが頂点に(練習を簡単にするためです)に持ち上げた状態で一度止めてください。 これからがトレーニングです。 この状態から一気にひざを足の筋肉だけで開くようにしてください。 つまり、この「開く」力を付けてください、と言う事です。 ほとんどの人が非常に弱いということがわかると思います。 だからこそキックも弱いということなのです。 3)貫通力つよめる これは貫通力の理解を深めるということなんですが、上にパンチが弱いのはこの貫通力の理解がない、惰性に任せっぱなし、と言う事を書きましたが、キックにもこれが必要なのです。 つまり、キックの的は目で見えるところにあるのではないのです。 目には見えない皮膚の下の何センチかなのです。 ひざであればほんの3センチもないでしょう、しかし、腹部であれば10センチでは聞かないのです。 つまり、少なくともその距離の2倍ほどはキックが食い込んで聞かなくてはならない、と言うことなのです。 皮膚にどれだけ強く当たってもどうしようもないのです。 惰性がなぜいけないかと言うと皮膚の下の脂肪や筋肉がこのキックをとめているのですね。 下段であれば、腿の筋肉が骨とキックに挟まれちぎれないといけないわけです。 それには、キックがもっと中に「貫通」しなくてはならないわけです。 そのためには貫通するときにもう一度押す筋肉の動きが必要なのです。 これらのためにする練習が構えの状態で足をすばやく引くだけの反復運動、すばやくひざを持ち上げる反復運動、寝たままでのひざ関節をすばやく開く反復運動、そして、寝たままでの足全体をすばやく動かす反復運動が必要となるわけですね。 そして、それに伴い、騎馬立ちになって足指を前にはなく出来るだけ中に向けてままのスクワットです。 場ウン巣させるスクワットじゃないですよ。 まず、体重を出来るだけ落として、そこから瞬発的に上体の力を借りずに(もちろん腕の反動も使わずに)脚だけで体を上げるのです。 腿にはきつい運動ですよ。 パンチング・キックバッグを使うにしても、ひざを前にしてひざを開くだけでキックを重ねてください。 ひざだけの力でキックすると言うことです。 始めは高く蹴る様な事はしないであくまでもこれらの動きに自信がつくまでがんばってください。 きつくなければ何かがおかしいと言うことですので気をつけてくださいね。 これらはほとんどの人たちの問題点として確かめられていることです。 そして、このトレーニングの理解があれば女性でもとんでもない回し蹴りのキック力を付けることが出来ます。 あなたの見ないままで教えられるのはこのくらいしかないと思いますがお役に立てればうれしいです。
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- Ganbatteruyo
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アメリカで使えなくてはならないとする伝統空手を教えています。 (詳しくは私のプロフィールを見てください) このような質問にはいつも同じ回答を書いています。 あなたの弱点を見ていない私たち回答者がどうやって教えることが出来ると考えているのでしょうか。 各個人に今現在出来ることと出来ないことがあるのは何千と言う要因があるからなのです。 その要因の存在を無視し、こうすれば出来るようになるとは決していえないと信じている私です。 30人いれば30の教え方があると言う考え方です。 朝礼の体操とはわけが違うのです。 なぜ日本の空手がここまで成り下がったのか、本当の意味での空手が出来る人はいわゆる「素質のある人」になってしまってきているのです。 なぜだと思いますか? 教えることが出来る師範がいなくなってしまったか、非常に少なくなってしまったからなのです。 回し蹴りを教えるのは先輩であり師範なのです。 型どうりの回し蹴りから「使える回し蹴り」に持っていけるのは師範か先輩しかいないということなのですね。 なぜ「空手の勇気」を出して先輩に見てもらわないのですか。 あなたの動きを見て、軸足の位置が悪いのか、股裂きが必要なのか、必要の無い筋肉を緩める必要があるのか、練習の仕方を教える必要があるのか、モチベーションを高める必要があるのか、呼吸方法に間違いが無いのか、腕をどのように使っているのか、目付けは? 瞬発力の理解は? 貫通力の理解は? 足首関節・ひざ関節の動きと開くタイミングは? 腹筋の使い方は? 後少なくとも40以上の要因がまわし蹴りを使えるようになる為の理解と教授方法が項目化されているのです。 これらのすべてを先輩が知る必要も無いでしょう。 彼ら自身も習得中なのですから。 彼らがわからないことは師範が知っているはずですね。 日本ではあまりにも、先輩は先輩がやってきたことしか「見せる」事が出来ません。 なぜでしょう。 教える方法を教えてくれていないからなのです。 先輩は先輩としての習得にはどうしたら教えることができるようになるだろうか、と言う事も含まれていなくてはならないのです。 自分が自分の弱点を克服した方法だけでなく、自分とは違う弱点を持った後輩が育っていくのに手助けできる実力、指導力を習っていかなくてはならないのです。 なぜ、多くの流派で茶帯が3級・2級・1級と級数だけは変わっても同じ茶帯をつけることになっているのか。 能書きだけで、奇麗事だけで生きてきた、教えることを教わる機会が無かった自称師範が生まれてきた理由でもあります。 言い換えると、弟子の「素質」だけを頼りに生きてきた人たちが師範と言う肩書きをつけているということなのです。 だからと言ってあなたをじかに見ている先輩や師範の「手助け」を求めない、と言う事は空手をビデオで習おうとする人たちと同じなのです。 ビデオを車の運転が出来るようになるのであれば運転教習所なんていらないですね。 ビデオでサッカーの選手なんてなれませんね。(ここも素質だけを求めている感がありますが)。 ビデオでゴルフが習えますか? ぜひ先輩や師範の教えを求めてください。 そしてその方々が言っていることが理解できなければ聞きなおしてください。 彼らの仕事はあなたを空手家にすることなのです。 あなたの弱点を診て知ることであなたの回し蹴りがよくなるには15分もかからないはずです。 間違った方法で練習すれば間違った「実力」がついてしまうのです。 そして、その実力は使い物になる可能性はとことんまで低いとしか私にはいえません。 参考になりましたでしょうか。 理解しにくいところがあったり追加質問がありましたら締め切る前にまた書いてくださいね。 専門家とは自称しない一般者からの回答です。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。プロフィールも拝見させて頂きました。素晴らしい経歴と共に、素晴らしい空手家及び指導者と推測します。私の道場でも、師範及び先輩方が数名在籍しており、熱心に指導頂いております。同様の質問(キック力の向上)も、道場で相談もしております。しかし、なかなか希望通りの答えが帰ってこないのも実情です。希望通りと言うと何か偉そうな発言には聞こえますが、決してそうでは無いのでご理解お願いします。「30人いれば30の教え方がある」素晴らしい考え方ですが、なかなかそういう実情では有りません。私自身も、当然独学で空手をマスターしようとは思っておりませんし、出来る訳が無いと思っています。又、会社員として仕事を持っていますと、週一練習出来るのが精一杯です。その中で師範及び先輩方に助言を求める訳ですが、どういう筋肉が作用して、どの部位を鍛えてとかの回答はばらばらです。ウェイトをしたら強くなるよとかサンドバックをひたすら蹴るとかそれぞれの先輩方にも考え方が異なります。では、どの部位を鍛えるとなるとなかなか答えが返ってこない。サンドバックは、道場ではキックミットでの稽古ですので、週一ではなかなか思った稽古が出来ない。だったら毎日通えばという話しになります。稽古時間帯にも制限が有り、会社員としての勤務を終えてから道場に足を運んで30分未満で道場稽古が終わるのもしばしばです。だったら、サンドバックを自分で購入して家に帰ってから、稽古をする。もちろん道場稽古も通うという考え方になりましたので、今回質問した訳です。ですので、私のメインの指導者は当然、道場の師範及び先輩方です。そして、そこで理解しにくい内容は、当サイトでの貴重なご意見です。決して道場の師範及び先輩方に教えを請わず、当サイトだけで空手をマスターするつもりはございませんのでご理解お願い申し上げます。ありがとうございました。
- noritomo48
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サッカー→空手とやってきた者の見解なんですが 聞き足はどちらですか?サッカーをやっとことはありますか?ボールを左右でけってみてください。聞き足の方がとびませんか?あと、聞き足の方が重く感じませんか?聞き足でない方は軽いというか。 空手も同じで、強くけれる=その足が重く感じる と思います。空振りではなく、実際に重いサンドバックを蹴って鍛えるのがよいかと。また、重りを足につけて運動したりする。 僕の場合は、サッカーをやっていたので右はもともと強く早く蹴れました。あとはまわし蹴りになるように調整。 鍛え終えたら、モーションですね。体が柔らかいとモーションも相手にわかりずらくなるので、お風呂上りに毎日ストレッチをしとくといいでしょう。棒立ちから、モモをあげてみてください。そのまま蹴ると前蹴りですね。ですが、ここで体をひねってまわし蹴り(上段)に持っていけるようにします。これは、できればかなり有効ですよ。 中段も同じです。これを上段と見せかけて中段、中段と見せかけて上段。これもできればかなり有効です。 僕は重い蹴りより、切れのある蹴りを目指しました。後は、相手に蹴りのモーションがわからないような工夫もしました。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。サッカーの経験は有りません。利き足は、左足です。確かに左足の蹴りの方が威力が有ります。重いサンドバックというのは、180とか150のサイズとか大きめのいう意味でしょうか?具体的に教えて下さい。股関節が硬い為、ストレッチは毎日継続しています。モーションとか変則蹴りとかも、ゆくゆくは覚えたいですが、空手一年生ですので、基本がしっかり出来て来たら、パンチ、キックの威力UPと順番に強くして行きたいと思っています。ご指導ありがとうございました。
お礼
Ganbatteruyo様、ご理解頂きありがとうございます。そしてご丁寧なご指導感謝しております。私を見ない状態での練習方法を丁寧に解説して頂き本当にありがとうございます。早速、実践して見ます。すぐにキック力が付くほど甘いものでは有りません。毎日の積み重ねが必要で有り、積み重ねて体で覚え、少しずつでも私のものにして行きたいと考えております。。今後共、ご指導宜しくお願い申し上げます。