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裁判員が始まったら?
裁判員制度が導入された後に、 仮に、あなたが故意(こい)に人を殺してしまったとします。 もし裁判員参加の裁判(職業裁判官+裁判員)と、旧来の職業裁判官のみによる裁判が選択できたとしたら、どちらで裁かれたいですか?
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質問者が選んだベストアンサー
旧来の方が良いと思いますね。 「市民感覚を取り入れる」なんていいますけど、感情やら何やらに流されて量刑が決まってしまうのでは、それこそ「演技の上手い加害者」ばかりが優遇されてしまいそうな気がします。 正直、現在の裁判でも「反省の色が見えないから、求刑通り!」とか、裁判官の感情に任せたとしか思えない判断は多々あってかなり制度に疑問をもっている部分はありますが、ここに「市民感情」などが加わってしまったらより、それが悪化してしまうのではないかと危惧します。 「市民感情」によって国会議員を選んで法律を作り、その法律のみに従って裁判官が裁判を行う…これが一番良いと私は思っています。
その他の回答 (6)
いわゆる量刑の相場 と市民の感覚の比較ですので、状況にもよると思いますが・・。 ・マスコミから(被害者に同情的に)注目された事件であれば、職業裁判官 ・新聞にも小さくしか載らない事件、もしくは加害者側に同情された事件であれば、裁判員制度
お礼
回答ありがとうございます。 おっしゃるように状況になるのでしょうね。 まったく同じ素材の模擬裁判員裁判でも、判決にかなり差が出ているようなので、裁判があまりに運に左右されるようなら問題だと思いますが、こればかりは実際に始まってみないと結論の出ない問題なのでしょうね。 まあ、裁判員が適用されるのは刑事事件でしかも凶悪事案のみなので、個人的には裁判員制度は、凶悪事件における市民感情のガス抜き的要素が強いのかなと感じています。
どちらでも同じでしょう。 だって判断するのは同じ人間ですから。 ただ少なくとも言えるのはいろんな世の中を経験した人に裁いてもらいたいくらいですね。(表裏両方の世の中を)
お礼
回答ありがとうございます。 職業裁判官にしろ、裁判員にしろ、いろいろな経験に富んだ人のほうが望ましいかもしれないですね。
- SCALE1120
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大抵の裁判は、裁判員参加の裁判で良いと思います。 ですが、痴漢や婦女暴行などの男女間の裁判については職業裁判官のみが良いと思います。 理由は、痴漢の容疑で逮捕された被告が、女性裁判員の感情によって公平な判断がされず、 痴漢冤罪が増加するのでは?と考えているからです。 あと、過労や生活苦、介護疲れなどによって起きた事件(殺人・強盗など)の裁判についても職業裁判官のみが良いと思います。 理由は、上と同じで裁判員の感情で公平な裁判が出来ないと考えているからです。
お礼
回答ありがとうございます。 同じネタを扱った模擬裁判でも、判決にかなりバラつきが出ているようですね。 懲役16年と無期とでは、仮釈放を考慮しても倍近く刑期が違うことになります。 「量刑相場」なるものをそのまま是とする訳ではありませんが、それで良いのかなあと思わずにはいられません。 おっしゃるように、対女性の犯罪に関しては、特に職業裁判官のみのほうが良さそうですね。
- 1972nyanco
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裁判員として参加しても、殺人事件となると先ず普通の人は経験した事も無い事ですから、「マスコミなどによる報道」や「個人の感情」、「周りの意見」の影響が大きくなるような気がします。 なので、自分が裁かれるのなら旧来の方式の方が良いです。 法律一辺倒に傾向する判断も如何な物かとは思いますが、ろくに法律も知らない人間には裁きに関わって欲しくないという思いの方が強いです。
お礼
回答ありがとうございます。 #3さんのご意見はわたしも共感するところが大きいです。 確かに迅速な裁判が実現されるようになるのは良いことですが、法律のほの字も知らない人が事実認定のみならず量刑判断も裁判官と同等の権限で行うわけですから、もしわたしなら旧来の裁判のほうが良いです。 「裁判への市民感覚の導入」なんていうと、さも立派で良いことのように報じられていますが(テレビでタレント弁護士が法曹の非常識さとやらを喧伝してますね)、小泉郵政選挙や今回の参院選の結果をみても、あれがまともな民意と言えて、「市民感覚」とやらがそんなに優れたものなのか多いに疑問に感じています。
- m-k_12
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殺人はしないですが仮に殺人してしまったとして考えます(笑) 裁判員参加の裁判のほうが良いです。 裁判員がいることできちんとした量刑ができるのではないでしょうか? 確かに市民感情で重い量刑になってしまうかもしれませんが、その辺は職業裁判官がコントロールしてくれるでしょう。
お礼
回答ありがとうございます。 >確かに市民感情で重い量刑になってしまうかもしれませんが、その辺は職業裁判官がコントロールしてくれるでしょう。 この辺はやってみないとわからないことかもしれませんね。 わたしは市民感情(「一般市民のほうが裁判官よりちゃんと判断できる」とか聞くと「その根拠は?」と思ってしまいます)なんてあやふやなモノを信じちゃいませんが、遺族や国民が死刑を望むなら、それに沿った判 決が出るのは良いことなのかもしれません。
- midoriuma
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こんにちは。 裁判員参加の裁判(職業裁判官+裁判員)で裁かれたいですね。 国民の目で平等に審理が行われ、妥当な判決が言い渡されると思います。
お礼
回答ありがとうございます。 国民の方が職業裁判官よりも妥当な判断になるというお考えですね。 故殺のような凶悪事件だと、市民感覚は感情論先行で、職業裁判官の量刑判断よりも裁判員の方が重い判決になる可能性も想像に難くないと思われますが、その辺はいかがでしょうか。
お礼
回答ありがとうございます。 アメリカの陪審裁判でも人種問題などが絡んで、複雑なようですね。 マスコミの煽情する「裁判官は世間知らず。だから市民感覚でまともな裁判を」という言葉が一人歩きし過ぎだと思います。 「一般市民だから裁判官よりまともな裁判ができる」というのは、少し短絡的というか大いなる錯覚だとわたしは感じています。