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犯罪者の顔写真をインターネットで流すのは許されますか?
犯罪者の顔写真をインターネットで流すのは許されるのでしょうか? 当然、未成年の場合は、少年法がありますので、対象外です。 TVや新聞で、公開されているということは、インターネットで流しても許される気もするのですが、TVや新聞は違う法律でその行為が認められているのでしょうか? 法律上の解釈と、慣例としての解釈に違いがあるのでしょうか?
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- issaku
- ベストアンサー率47% (244/509)
少年法を除けば、刑法の範疇ではこれら肖像権に関係する行為は直接には禁止されていません。(ちなみに少年法にしたところで実は罰則がありません) しかし、公開は何らかの影響を及ぼすための行為ですので、その結果から生じることについて訴えられて罪に問われる場合があります。 主に名誉毀損罪、侮辱罪などですが、報道機関が基本的にそれらに問われないのは、ひとえにこれらの罪状の阻却要件である公共性・公益性と真実性が報道においては確保されている、という公然の前提了解があるからです。 もしこの前提が崩れた場合は告訴され罪に問われる可能性があるわけで、いわゆる行き過ぎた報道や報道ミスなどが裁判沙汰になるのがこのケースです。 また公然の了解といえ、公共性等への疑義を問われる可能性が常にありますので、自らそれらを証明し得るだけの能力や実績も要求されます。 もし一般人がインターネットで流布するのならば、これらの点を十分にわきまえる必要があるでしょう。 要は私心によらず、流布する情報の内容に責任を持ち、なおかつそれらを公然と証明できるよう自らの身分氏名等を公開することが必要です。 例えば匿名掲示板などでこの必要条件をクリアするのはかなり難しいですが、情報発信者が特定されるHPやブログで公開する場合には不可能ではありません。 とはいえ、先に指摘のあるとおり、写真使用に著作権侵害行為があれば告訴により罪に問われますから、自ら写真を撮影できず、また警察から提供を受けられない一般人にとっては、合法的に写真公開するのは非常に困難だといえます。
悪人の顔を見ても仕方ないが お仕置きは必要
- eneloop
- ベストアンサー率54% (17/31)
写真は通常撮影したカメラマンや委託した事業者が著作権を持っています。権利者に無許諾でインターネットで公開すると、著作権法違反になります。 被写体がだれであるかに関わらずです。
昔、ヨーロッパのどこかの国で刑期を終えた犯人の写真を公開 (かなり多数)したところ、関係のない少し似た人が暴力を受けた ケースがあったそうです。それはそれで危険なので注意した方が いいかもしれません。うろ覚えですが、暴力を受けてしまった事は はっきりと覚えています。
- mat983
- ベストアンサー率39% (10265/25670)
裁判が確定した犯罪者のことでしょうか。 それともオウムの菊池のように逃走中の犯罪者のことでしょうか。 一見掲載していいような感じがしますが、犯罪者も軽犯罪者から殺人犯まで様々です。 また、オウムは逃げていますが犯罪者と確定したわけではありません。 プライバシーの侵害になる危険性を相当はらんでいます。