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観光産業の現状
観光産業について研究をしているものです。 観光産業の現状の問題点について本質的な部分が知りたいです。みなさんの御意見をお聞かせ下さい。 例えば、外国からの観光客が少ないとか・・・ もし、なぜ日本に来る観光客が少ないのか考えをお持ちの方もいらっしゃいましたら重ねてお聞かせ願います。よろしくお願いいたします。
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- goodmanman
- ベストアンサー率19% (46/238)
外国人はみな例外なく日本に来たがっています それを拒むのは物価や経費が高いからです。
- Zhou-Enlai
- ベストアンサー率0% (0/0)
観光といっても、人によって目的が違いますからね。自然を満喫したいのか?それとも歴史を肌で感じたいのか?そんなことより、グルメ、エステ、ショッピングなどで消費したいのか?最近、カジノで有名な澳門にはアメリカ資本の巨大なカジノがぞくぞく誕生しています。観光客もたくさん来ています。あんな施設は日本のどこを探してもないでしょうし、日本に建設するのは無理ではないでしょうか? 日本はどの分野をとっても諸外国より見劣りします。魅力的な観光地、観光資源があれば、日本は何もしなくても観光客がぞくぞくと日本へやって来ますよ。
- thorium90
- ベストアンサー率20% (365/1769)
外国からの観光客が少ない・・に付きまして まず日本人は旅行が下手ですので ツアー会社はバス観光などで「只見て回るだけツアー」を組んで それを中心としてサービス商品としています。 つまり「お客は何もしないで連れて行ってもらうツアー」 がはびこっていて、どんな旅行が楽しいか。 が解らない、考えない人が多いです。 海外から来る好奇心旺盛な方々に対応できる能力が ツアー会社と一般社会にないです。(個別ではなぜかある。) 大半の日本人が英語すら話せませんし 外国人慣れしていないので相応な態度も取れません。 (逆に海外では現地人にぶら下がって歩いているのはほとんど日本人です) 外国から日本に来ても楽しい要素が少ないので 現状としては文化的にも対応不可能で 何か大きなきっかけでもないと永遠にこのまま。 だと思います。
- m_nama999
- ベストアンサー率9% (5/51)
『日本は観光資源がないからだ!』って主張が多勢を占めてるようだけど、まったく的外れですね。おそらくマスコミの常套句を聞きかじってシッタカしてるんでしょう。 日本はアジアの中では中国に次いで歴史文化が豊富で保存状態も良好だと思います。欧州人でアンケートをとっても観光に行きたい国の中で日本は最上位にあります。 ではなぜ観光客が少ないのか。 単純に地理的な問題です。 日本人に来る外国人を考える前に日本人がどういう国に観光に行くかを考えれば分かります。日本人がもっとも多く観光に行く国は中国、韓国、ハワイ、グアム、東南アジアですね。欧州諸国は下位にあります。 これは日本人は欧州の歴史や文化がショボイと思ってるから?そんなわけないよね。行きたいけど遠いから行けないだけだよね。 また、日本国内の都道府県でもっとも観光客が多い県はどこか。 千葉や神奈川、埼玉あたりです。逆に北海道や沖縄は下位に位置します。沖縄なんてブービーだし。 沖縄がブービーだからって沖縄は観光資源ないなんて思ってる奴いないでしょ? 観光資源なんて地理的影響力の前には無力なんですよ。 欧州諸国は観光客多いっつったってそんなのあれだけ多くの先進国が隣接し合ってる地域じゃそりゃ観光客多くなるのは当たり前。 日本だって明日から東日本国と西日本国に分裂させればすぐにでも外国人観光客爆増するのは目に見えてる。あるいは日本がフランスあたりの位置にあれば観光客は絶対に何千万と来てるはず。 だからね、地理的影響を無視して『観光客数=観光資源の指標』みたいな愚かな思考はやめたほうがいい。
- localtombi
- ベストアンサー率24% (2911/11790)
日本に来る外国人観光客の目的は「買い物」がトップで、「温泉」や「風景観光」を上回りました。 この「買い物」は、観光地のお土産を買うということではなく、アキバなどで電化製品を買ったり、デパートやアメ横などで商品を買うというで、円高で買いやすくなったことも背景にあります。 ということは、観光地に行っていろいろ巡って堪能するという本来の「観光」はそれほど伸びていないということに結びつきます。 外国人観光客が来ない原因は、まず「コトバ」です。 といいますか、コミュニケートする環境が観光地に整っていないことがあります。京都などの国際観光都市ではまだ英語表記やガイドはいますが、それ以外の地方観光地では全く整っていません。 旅館には必ず1人は英語の話せるスタッフがいるかというと皆無です。 ガイドも一体いるのかいないのか分かりません。 そもそも大部分の観光地は日本人を対象としてきましたから、外国人を相手にすることに免疫がありません。精神的に慣れていないことも拍車をかけています。 行っても皆、言葉が通じない、何故かよそよそしい、こんな観光地には外国人は行きません。 それと外国人観光客が日本に来ることの魅力は「わび」「さび」や「東洋的神秘」「伝統」を求めてです。 ですが、そういうものは欧米ナイズされつつある日本で、“売り”にできる観光地はそう多くありません。その絶対量が少ないことに加えて、京都でさえも「都市化」しています。一部の寺院に行かなければ味わうことが出来ません。都市全体としてのコンセプトがないままに発展してきましたから、ちぐはぐな街となっています。 景観条例がありますが、それでもビルは制限内であれば建ちます。 世界遺産で石見銀山が沸き立っています。 ユネスコの崇高な理念の元に設定された世界遺産ですが、日本の田舎にとってみれば、「所詮町おこしの道具」です。 これで観光客が増えて地元経済が活性化する、それで喜んでいるのです。 目的は観光客が増えることではなく、地元が活性化すること、その程度の考えが日本に蔓延しているから、本来の観光が育たないのです。 世界遺産に名乗りをあげるところはまだ沢山あるようですが、それは所詮町おこしのため。外国人観光客が来ることを期待してではありません。 知床は観光客が増えることで、逆にヒグマとの遭遇機会も増えて悩んでいます。屋久島の杉は地面が踏みならされて根が枯れたり、いたずら書きをされたりしています。 そうなることも予想しての背策がないから困ります。
- jimmy35
- ベストアンサー率26% (468/1774)
大きな理由としてはNo.1さん、No.2さんと同じです。 戦後の日本の歩みを考えた時に、まず人の生活向上を第1(というか金科玉条)にしてきました。その結果、歴史の遺物も他国に比べ顧みずに来てしまった現状があります。また、それは国民性でもあるようです。例えば、京都の町並みを考えると、平安京創建当時の道幅を維持できている、もしくは広がっていると思えるのは堀川通りと御池通りしかありません。現千本通りなどは創建当時の最重要道路(朱雀通り)であったにもかかわらず、名前まで変わっています。これは何も京都の人が悪いという意味ではありません。生活を守るため改編してきた歴史なのです。(ですから、道幅等は変わっても神社仏閣は残っていますね。祈るという生活様式を守るために残ってきたとも言えるように思います) そういう意味では特にヨーロッパの国々と比較すると外面的歴史遺構を比較的軽視する国民性を持っているように思うんです。しかし、その一方で生活様式等を言えば、昨今は欧米の影響で崩れつつはありますが、比較的頑なに守ってきている方だとも言えると思います。 そういう部分を観光業に生かすことが今後の日本の観光に求められていることではないでしょうか?要するに日本の「内輪」をいかに見せるかではなのでしょうか?
- tera_tora
- ベストアンサー率50% (145/285)
簡単にいってしまえば、日本が観光客誘致に力を入れてこなかったからです。 小泉政権以降、国土交通省を中心として大々的な観光客誘致を行っています。その成果もあるのかどうか分かりませんが、今のところ観光客が増えているようです。 日本の伝統的な文化財を中心とした部分に観光客を誘致すると言うのが、これまでのやり方でした。まあ、興味のある人はすごい面白いのかもしれませんが、正直、国宝とか素人の外国人とか見ても退屈なだけだったのかもしれません。一般の外国人にとって日本の伝統的な文化のイメージはゼン、サムライ、ニンジャ、ゲイシャなどに代表されているから、それを髣髴させるようなものに力を入れるとまた変わるかもしれませんね。また、日本は長い歴史を持っていますが、世界史的に見れば、近代に突然現れた大国であり、それまでの日本の歴史は世界の表舞台にはなかったことも日本に観光客が来ない原因の一つかもしれませんね。これはどうしようもないですね。 最近は日本への観光客誘致のアピールとして、楽しむ日本というものが注目されているようです。香港や台湾の人にとっては雪は珍しいもので、雪を見たいがためだけに北海道に来たりするようです。また、南半球のオーストラリアとかからもスキーを楽しむために日本のスキー場に来る人も増えているようです。最近話題が多い秋葉原も外国人にとって興味の中心になっていて、近年の日本アニメやゲームの世界的普及などによりオタク文化も目玉の一つになっているようです。また、電機製品は日本が世界的に大きいシェアを持っていて、日本での現地調達によるディスカウントや良質で安い中古電機製品狙いで来る人も最近多いようです。 ここまで言うとお分かりのように、日本の観光を支えているのは、後者の楽しむ日本に比重が移っているように思います。問題は京都や奈良を代表する伝統文化地域ですが、別にここも観光客が減っているわけではないので、問題視するほどでもないでしょうが、結局のところ一番初めに書いたアピール不足だということに尽きるとおもいます。 先進国間の間では、今は日本は円安気味ですので、外国人にとっては遊びに来やすい状況であることも忘れてはなりません。また、周辺国であるアジアの発展がまだ十分でないため(韓国、中国の一部、台湾は除く)、所得差の影響で日本に気軽に遊びに来やすい状況ではないことも大きいかもしれません。しかし、この辺はある意味どうにもしがたいところであり、やはり重要なのは日本や日本文化を世界にアピールすることが重要になってきます。これは単に宣伝するだけではなく、世界的な人材やブランドの排出も大きな影響を与えます。
世界には外国人観光客が年間、数千万人も来る国がいくつかあります。それらの国では観光産業は数兆円産業です。これらの国には人の興味、関心を刺激する観光資源が多くあります。それらの国に行く外国人観光客は言葉が通じなくて、物価が高かく、少々の不便があっても行きます。逆に言えば、日本には外国人の興味をかきたてるような観光資源が少くないということです。よく、日本を紹介するビデオなどで京都が出てきますが、外国人観光客は、破壊されつくし、古都の風情などなくなった京都に幻滅します。そして、日本の田舎の風景も看板、パチンコ屋のネオンなどで風景は破壊されてます。そして、日本の山や海岸線はコンクリートで固められています。外国の古都と言われている街は中世の古い町並みを頑固なまでに維持していますし、田舎の風景も中世のままです。それから外国の博物館、美術館に展示してある物と日本のそれらの施設に展示してある物を比較すれば、日本の展示物は見劣りします。外国の博物館などには、これはどうやって作ったのか?とか、よくこんな物を作ったな!!と思わされる物が数多くあります。私個人の考えですが、日本を外国人にアピールするなら世界の先端を走っている、近未来的な国というアピールをするのが良いのかと思います。日本で目にするビル、電車、車、電化製品、ファッションなどはすべて近未来的だが、時に日本のトラディショナルも垣間見れる。というのが良いと思います。実際、アジアからの観光客はそういうイメージを求めて日本に来る人が多いのではないのでしょうか。