東南アジアからの観光ビザが韓国で簡単に入手できる？

質問

東南アジア（とくにタイ）の人が、日本へ来るのに観光ビザの発行だけでもたいへんな手続きが要ります。
　観光ビザがおりて、3ヵ月滞在し、いったん帰国。就労ビザで再入国したいと大使館で手続きするも却下となり、観光ビザもでませんでした。ところが、韓国へ行って、日本大使館で簡単に観光ビザが発行されて入国したとか？本当ですか？　入管のチェックもないのでしょうか？

回答No.2

wellow

＞　こういう方法で簡単に入国出来るなら、たくさんの人が使っているようで怖くなりました。

現実論としては「使っていないでしょう」という回答になります。

タイ人の韓国入国は日本ほどではないにせよ（かつ査証を要求されていないという事実も含めて勘案しても）、簡単ではありません。まず渡航費用の問題、査証申請中の滞在費用の問題です。次いでというか最初なのかもしれませんが、タイ人単独の韓国入国を、韓国はそうそう認めていないからです。単独で渡航すれば、多分５割ぐらいは入国拒否になるでしょう。

ところで、日本人を含む多くの外国人はこのような方法を使っていることにお気づきですか？　中国の査証が難しかった頃、ほとんど全ての外国人は香港で査証を取得しました。旧ソビエト圏の査証を申請するために、多くの人がモスクワで申請しています。ラオスの査証を日本で申請すると費用も高額で予定表の提出も必要で、更に大使館の指定旅行代理店で宿の予約をさせられました。バンコクで申請すればそれらの制限が無くなり、更にラオス国境近辺で申請すれば査証審査期間さえ短くなりました。

これらの方法は、日本の「たくさんの人が使って」います。さぞや心配でしょうね。私は上記の幾つかは実際に試しましたし、それにより便利な思いをしました。あなたから見ると、私は「恐い人間」なんでしょうね。
でも、日本人に限らず多くの人は何も問題なく出国しています。あえて言うならば、「同一の国の入国の方式に地域で違いがあるのは、その国の問題であり、金と知恵があれば楽な方を選ぶのは、極めて自然」ということです。

お礼

ありがとうございました。

回答No.1

wellow

どういう観点でお聞きになっているか分りませんが、まずは行政的なことから。

＞韓国へ行って、日本大使館で簡単に観光ビザが発行されて入国したとか？本当ですか？　入管のチェックもないのでしょうか？

短期滞在査証は、その取得に入管が関与しない唯一のものです。よって、「短期滞在査証の申請、取得に関する入管のチェックは無い」というのが回答となります。実際には、疑義のある案件は外務省本省、法務省本省を通じ入管に照会があることもありますが、稀です。

次いで、実務的なこと。

＞就労ビザで再入国したいと大使館で手続きするも却下となり、観光ビザもでませんでした。ところが、韓国へ行って、日本大使館で簡単に観光ビザが発行されて入国したとか？本当ですか？

在タイ日本大使館領事部と在ソウル日本大使館領事部では、当然担当領事が異なりますので判断は異なる可能性が大です。
そもそも在タイ日本大使館領事部はタイに詳しく、在ソウル日本大使館領事部は韓国に詳しい部署です。在ソウル日本大使館領事領事が申請者であるタイ人に向かって、タビアンバーンだのタイのＩＤカードだのを要求できるほどの知識はなく、仮にあってもタイ語は読めないでしょう。故に必然的にバンコクで申請するより審査は緩くなりがちです。

在ソウル日本大使館領事部で日本の短期滞在査証を申請し査証発給されたタイ人を私は知っていますが、その事実を以ってあなたの言う「本当ですか？」には合致しないとは思います。何故ならそのタイ人は韓国人と婚姻していて、韓国人配偶者と日本観光に来たから、そして恐らくあなたの言う「本当ですか？」は「韓国では審査が甘くて通り易いのですか？」を意味しているのではないかと私が思うからです。
それが冒頭の「どういう観点でお聞きになっているか分りませんが」に通じる部分です。

お礼

本当にありがとうございます。丁寧に教えていただき御礼申し上げます。

補足

ご指摘の通りです。短期滞在査証がタイでダメで、韓国では簡単が理解できませんでした。
　こういう方法で簡単に入国出来るなら、たくさんの人が使っているようで怖くなりました。