『日本俗語大辞典』（米川明彦編、東京堂出版）
じゅくじょ（熟女）［名］
「熟年」のもじりで、２０代後半から４０代前半の大人の女性。
１９８２年、この年齢の女性がヌードになって話題になった。
『新明解国語辞典』
じゅくじょ【熟女】
もう若いとは言えないが、成熟した魅力と社会人としての存在感を備えている女性。
『広辞苑』
じゅく‐ねん【熟年】
人生の経験を積み円熟した年ごろ。「老年」の前に当り、中高年に相当。１９７０年代後期に作られた語。
熟女を収録した辞書はまだ少数派のようです。『明鏡』にもなし。
『新明解』は「社会人としての存在感」などを挙げていますが、バリバリのキャリアウーマンを指して「熟女」とは呼ぶことは少ないと思います。
一般的には性的な円熟のイメージが強いですね。『日本俗語大辞典』の「２０代後半から４０代前半」は意見が分かれるところでしょう。
