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医薬分業って便利ですか?
たまに病気をして医院へ行くたびに思うのですが、医薬分業って本当に患者にとって便利なのでしょうか? 医院やその日にもよると思いますが、医院での待ち時間、診療時間、医院での会計時間、薬局までの移動時間、薬局での待ち時間のうち、診療時間が最も短く、医院での会計時間が最も長く、薬局での待ち時間がその次くらいに長いこともあります。 中には、医師が発行した処方箋の薬の在庫がなく、取り寄せになり、その日から服用できないこともあったりします。 薬局までの移動も、病気でフラフラの身にはつらいときがあり、医院の会計時に薬まで出て、全部ワンストップで済めば、こんな便利なことはないと思います。 確か、医薬分業に移行するメリットとして、重複投与や処方ミスの発見などが期待されていたはずですが、実際機能しているのでしょうか? また、よく「かかりつけ薬局」を持とう、などといいます。 でも私の経験ですが、薬局が休業日だと別の薬局にいったり、前回は自宅近くの薬局、今回は急だったので勤務先近くの薬局、でもそこで薬の在庫がなかったのでまた別の薬局・・・ということもあり、加えてそれぞれの薬局で新規受付させられたこともありました。 こうした場合、患者側の特に体力面、精神面の負担は結構重いと感じることがあります。私の場合、「かかりつけ薬局」というよりも「その先生が処方する薬の在庫が間違いなくありそうな薬局」(結局その医院のおひざ元の薬局)を選択しています。 もちろん、患者の病気の中身、年齢や仕事の内容などにより受け止め方は千差万別だということは承知しています。 前置きがかなり長くなりましたが、医療界では現状の医薬分業体制についてどのような問題意識があるのか、あるいは全然ないのか、教えてください。
お礼
ご回答ありがとうございました。 >私には「薬局が休業日だと別の薬局にいったり」と言う状態が理解できません。 ・私の地域には町医者が多くいます。それに合わせて調剤薬局も多いです。多くの町医者の休診日は(当地域では)土曜日の午後、日曜日、木曜日です。たまたま水曜日に風邪を引き、翌日木曜日に町医者に行っても、多くが休みです。しかし中には日曜日以外は毎日開いている町医者もあります。そこを探し出すだけでも、病気の身では大変なことなのですが、とにかく診療を受け、処方箋を出してもらえてヤレヤレでした。ところが、その日に開いている薬局は、その町医者に対応する(どういえばいいでしょうか。その先生のおひざ元のというか、最寄の)薬局だけで、他の(以前利用した)薬局は休みでした。ということは、その対応する薬局か、他地域に行くしかありません。 医薬分業の目的の一つが「かかりつけ薬局」という考え方を患者に求めることです。どの医者にかかっても、薬は同じ薬局で、というのがこの考え方なのではないでしょうか。 医者の休業日と薬局の休業日が全国一律でない以上、「受診したけどいつもの薬局が休み」というのは当然にあり得ます。患者は医者の最寄の薬局に行くとは限りませんし、「かかりつけ薬局」の考え方だと医者に関係なく「いつもの薬局」に行くべきなのではないでしょうか。 >私が薬局を開局して7年、日曜日以外は休んだ事は有りません。 ・たとえ御局が日曜以外は開いていたとしても、御局が「かかりつけ薬局」ではない患者にとっては無関係だと思います。また、御局を「かかりつけ薬局」にしている患者が、他地域でたまたま日曜日に受診し、処方箋をもらったとしたら、すぐに服用したければ他の薬局に行かざるを得ないのではないでしょうか。 >私には「薬局が休業日だと別の薬局にいったり」と言う状態が理解できません。 ・とのことですが、患者の行動パターンを想定すれば、そんなに特殊な状態ではないはずです。 ジャネリック医薬品の流通ルートの整備については、大変参考になりました。こうした表には見えないインフラを整備した上で開始しないと、結局患者が迷惑を受けることになると思います。医療も立派なビジネスのはずです。患者の利便性と医療機関の収益性を両立できるような視点が医療行政にはほしいものです。ご回答ありがとうございました。