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ホールトーンって楽器、どうなの?
- 最近、ホールトーンリボリューションという不思議な楽器を知りました。
- ホールトーンはキーボードの進化型で、蜂の巣状のキーがあります。
- 演奏が簡単で、移調は楽ですが一時転調では注意が必要です。普通のキーボードと比べて慣れが必要ですが、実践的な情報をまとめました。
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多分,この楽器ですよね? http://www.chromatic-keyboard.com/information/right01.html 初めて知ったし,さわったことも無いのですが、 見て普及することはないだろうと思いました。 理由としてはこんなことを考えます. 1) 全ての音を対等という意味あいがあるようだが、 普段使う音楽は殆どは不均等なものであること。 殆どは調性がある音楽とか,音階がある音楽が普通です。通常の長調、短調は勿論、民謡,民族音楽といったものでも、 すべて不均等です。なので、あの楽器はこういう音楽をするには非常に不便に思えるます。 また、あれは逆にハ長調の音階を弾こうとすると、 ピアノなどよりよほど大変でしょう。 2) 楽譜そのもが特殊であること。 どうかんがえてもとっつき悪いです。 まあ、最初からこの楽器をする人は別かも知れませんが, それでも専用の楽譜が予めあればいいですが、 既存の音楽をするにはあまり便利とは思えません。 まあ、思っただけですが. 3) キーボードがのっぺりしすぎて、わけがわからない。 通常の鍵盤は黒鍵が不均等についているから、 一目でドの位置がわかりますが、見た感じでは, どこでどんな音がでるのか全く予想できない。 バイオリンの弦なんかも印も無くても弾いてますが, それでも狭い範囲で端,ボディの位置などと言う かなりはっきりした印があります。 4) メリットが移調、転調時の演奏しやすさというのしか見えないが,それは楽器としてのメリットとしては小さい。 それによって生じたデメリットの方がはるかに大きいと思えます。 5) ほんとうに簡単な楽器か? 私は既存の音楽でできてますので正しく評価できないかも知れませんが, 私の楽器の経験からしてとても簡単とは思えません。 逆に予備知識がなければ受け付けるのかも知れませんけど。 また、全ての調が同じ指使いというのは、どれも同じ様にほどほどに難しいという意味にもとれます。 通常の鍵盤なら,ハ長調ならやさしい、嬰ハ長調なら難しいとなると思います。 また、あれの演奏のし易さは、和音に偏っている気がしますね。 旋律を弾くには向いてないと思えます。 そんな感じで,既存でない新しい種類の音楽をする場合とか, 作曲時の道具に使うとかならいけそうには思いますが, とても一般的には受け入れられないように思います。 ところで、今一般的な鍵盤ですが、あれも数々の改良の試みが過去ありましたが、 結局あれにいきついたという歴史的な事実もあります。
お礼
ありがとうございます。