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小沢氏が阿倍氏と党首討論をしないことに戦術的な意味は有るのでしょうか?
いつも大変お世話になっています。 小沢氏が阿倍氏と党首討論をしないことに戦術的な意味は有るのでしょうか? 毎日新聞の社説で、上記の方向で有ると知りました。党首同士が国会で大いに論戦し、両党がどのような日本にしたいのかを知りたいと思っていました。 国会で両氏が論戦しないと報道されており、ちょっと残念です。民主党に取って、次期政権を担うことが可能なことをアピールする良い機会に思えます。論戦しないことは何か戦術的な意味合いがあるのでしょうか?
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- Ganymede
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訂正 No.2回答文中の「イラク特措法」は「テロ特措法」の誤りでした。お詫びして訂正します。
- Ganymede
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ご質問自体に誤りがあるようです。「代表質問」と「党首討論」の違いをご存知ないために、毎日新聞の社説を読み間違えていらっしゃるのではないでしょうか。 MSN-Mainichi INTERACTIVE 社説 2007年9月9日付 http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/shasetsu/news/20070909ddm005070039000c.html (引用開始) 党首同士が論戦を繰り広げる代表質問は格好の機会だ。ところが、小沢代表は今回は回避する。(引用終り) この「代表質問」とは、臨時国会の冒頭に首相が行う所信表明演説に対して、各党の代表議員が質問するものです。一方、「党首討論」とは、国会開会中に原則として毎週1回、国家基本政策委員会で行われるものです。 産経新聞 - 民主代表質問は鳩山、長妻両氏 首相所信表明演説で(2007年9月7日付) http://www.sankei.co.jp/seiji/seikyoku/070907/skk070907011.htm (引用開始) 12日は自民党の麻生太郎幹事長、民主党の鳩山由紀夫幹事長、長妻昭政調会長代理がそれぞれ登壇。13日は公明党の太田昭宏代表、共産党の志位和夫委員長、社民党の照屋寛徳副党首が質問に立つ。(引用終り) 民主党参議院議員・小林元のサイト(2001年5月11日) http://www5.plala.or.jp/kobayashimoto/mk20010511-abst.htm (引用開始) 代表質問とは (中略) 多くの時間(大体1時間程度)を獲得できたときは質問者を2人にすることが通例である。 各党の質問者の顔ぶれを見ると、党首もしくは幹事長、政調会長など3役が務める。与野党第1党が2人目を出す場合3役に準ずる議員、時により国民にアピールしそうな議員などが選ばれる。(引用終り) 党首討論 - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%9A%E9%A6%96%E8%A8%8E%E8%AB%96 (引用開始) 日本の国会では開会中に原則として毎週1回、国家基本政策委員会において首相(与党党首)と野党各党首による討論が行われる。(引用終り) さて、「党首討論」ならば、党首が出てこないのは変です。しかし、「代表質問」で、幹事長や「時により国民にアピールしそうな議員」などが質問するのは、少しも変なことではありません。党によっても異なるでしょうが、幹事長・総務会長・政調会長はいわゆる党三役です。「政調会長代理」は三役に準ずるでしょう。長妻昭議員は、言わずと知れた年金問題追及の立役者で、「国民にアピールしそうな議員」に当たります。 つまり、毎日新聞社説が言っているのは、あえて小沢一郎が今回の代表質問に登場してほしいということです。党首が代表質問しなければならないという決まりも慣習もないが、少なくとも今回はあえて希望したい。2大政党の党首同士の堂々たる論戦を、臨時国会冒頭から期待したい、そう言っているわけです。 要するに、ご質問自体が誤解に基づいているのではないでしょうか。「阿倍」という字も間違いです。ただし、質問を「小沢が(臨時国会冒頭の)代表質問に立たないことに戦術的な意味は有るのでしょうか?」と変えれば、意味はあるでしょう。 鳩山を立たせる理由は、民主党が一枚岩の「小沢党」ではないことへの配慮かも知れません。党内には小沢嫌いもいて、焦眉の問題であるイラク特措法でも自民党に同調しそうな勢力さえ存在します。 また、長妻を立たせるのは、年金問題で安倍首相を追及するためです。代表質問は持ち時間も長くないので、今回民主党としては、イラク特措法よりも年金問題に重点を置くようです。国民の関心が高いのも年金の方だ、という判断なのでしょう。 付け足しですが、次に引用するサイト(2005年1月26日付け)は、代表質問における与野党の虚虚実実の駆け引きをよく伝えていると思います。 衆議院議員・岩屋たけしのメールニュース第184号「冒頭から荒れ模様の国会。」 http://www.t-iwaya.com/cgi-bin/magazine/mm_back.cgi?key=20050127085745&mode=body (引用開始) そもそも「代表質問とは何か」ということに返らなければならないと思います。「代表質問」とはその名のとおり、各党を代表する質問です。したがってほとんどの場合、各党の党首もしくはそれに準ずる幹部が登壇することになります。 (中略) 代表質問に同じ党から二人も三人も登壇することを許していることがそもそもおかしいのではないかと思いますが、いきおい、それぞれの議員が自分が専門にしている分野について自身の考え方をとうとうと述べるようなことになってしまっています。しかも、政府の基本的な考え方を質す、というよりも自らの関心事項について不必要なほどに掘り下げているものが多い。 (中略) その答弁が終わった途端にあらかじめ用意されていた「再質問」がこれまた十問近く浴びせられるのですから、これは到底、対処することが難しいと考えます。 (中略) 一方、総理の気持ちもわからないではありませんが、「既に全部に答えている」という一言だけで降壇するというのも、いささか大人気ないという気がします。 (中略) 仕掛けるほうも仕掛けるほうですが、それを正面から挑発するような対応をするから余計にややこしくなる。まぁ、それがこの総理の真骨頂かもしれませんが(笑)。(引用者注:「この総理」とは小泉純一郎。引用終り)
お礼
回答有り難う御座いました。詳細な回答で大変勉強になりました。 >。「代表質問」と「党首討論」の違いをご存知ないために、毎日新聞の社説を読み間違えていらっしゃるのではないでしょうか どうやらそのようです。今日から秋の国会が始まりました。「ねじれ国会」といわれています。政権与党がブルトーザーでなぎ倒すような法律作成はできなくなるでしょう。不安定な国会の状態は議論が主体となって今後の日本の民主主義の為には決して悪いことばかりでは無いと思っています。 ありがとう御座いました。
- korokorodo
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私は、安部氏がこれまで避けてきてると聞きました・・ t¥自衛隊特措法延長問題も、 初めから分かりきってる問題ですが、 安倍氏は、まともにぶつかりあうと、 元々、ブッシュへの友情支援から始まったことで、 不利なのは重々承知で、 それを回避する為に、 ギリギリの二カ月という時まで引き延ばしたということです つまり、、 これまでの安部氏の答弁の仕方は、 まともに答えずに、 「美しい」とか「皆が満足できる」とか、「努力した人がみな報われる」とか・・ お経か聖書の文句のような答弁で 現実問題は何一つ、 議会で決めないからです・・ 皆!裏でコッソリ!身内だけで決めて、 国民の知らないうちに実行してしまい、 マスコミを押さえつけ、 知らん顔して、 誤魔化すだけだからではないでしょうか?
お礼
回答ありがとう御座いました。 >私は、安部氏がこれまで避けてきてると聞きました そうも言われていたのですか。小沢氏の演説下手から察して小沢氏が討論を避けようとしているのかとと思っていました。 >安部氏の答弁の仕方は、まともに答えずに、「美しい」とか「皆が満足できる」とか、「努力した人がみな報われる」とか… ほんとに層でしたね。形容詞的表現ばかりでしたね。首相という責任有る立場なので、安易に具体的な事は言えないのは分かります。しかしほとんど全く具体的なことは表現しない。国民をバカにしているのかと思ってしまいました。 >皆!裏でコッソリ!身内だけで決めて、国民の知らないうちに実行してしまい… 国民が分かるような決め方といえば… 夏の参議院選挙前の法案成立のさせ方ですね。参議院の審議なんか無視する様に、ブルトーザーでなぎ倒して行くように法律を作っていきましたね。国民から見ていて彼がどのように考えているのか、大変分かりやすかったです。 ありがとう御座いました。
お礼
補足頂きありがとう御座いました。