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プラスから電流、マイナスから電子
中学生の頃、プラス極から電流が流れマイナス極から電子が流れると習いましたが、実際の話、電子が見つかるまでは電池のプラスから電気(電流が)流れると決めたので未だに電流という観念がります、電気の勉強をする上で今もそうしていますが、この誤った考えを何故引きずっているのでしょうか。
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まず #11 の方から: 融解 NaCl の電気分解が起きるためには, 陽極と陰極の間に発生する電位差によって Na^+ や Cl^- が移動しないといけないんだけど, そのことはわかってる? で, スタンダードには「(Na^+ や Cl^- などのような) 荷電粒子 (電荷といってもいいな) が移動している」ことから「融解 NaCl 中に電流が生じた」と言うわけだし, このことから「電流が回路を一巡した」とも言える. ところが, 「電子の流れが電流の流れ」とする立場では「融解 NaCl 中に電流は生じない」ということになるし, 従って「電流が回路を一巡していない」ということにもなる. そんな面倒な解釈をする必然性はない. で #12 の方: まず理解してほしいんだが, 「電流の向きと電子の移動方向が逆なのは誤ちである」と思っているのはあなただけ. 他の人は, 「誤ちである」とは思っていないんだよ. で, 「電流の向きと電子の移動方向を同じにする」ことによるメリットを, 「逆であっても誤ちであるとは言えない」と思っている人にも理解できるように示してごらん. そのメリットが「今電流の向きを変えることにより必然的に引き起こされる混乱」より大きいとみんなが思ってくれれば, きっと「逆にしよう」ってみんな言い出すはずだから. ちなみに「電流の向きと電子の移動方向を同じにする」ということは「電子の電荷の符号を負から正に変える」ことを意味します... というか, 本質的には「電子の移動方向が電流の向きと逆」だから「電子の電荷の符号は負」なのであって, 電流の向きを変えたら電子の電荷の符号は必然的に正にしないといかんのよ. そしてそれは「電荷を持つ全ての素粒子の電荷の符号を反対にする」ことを当然に意味し, その結果イオンの持つ電荷も逆になる (ということは電気化学も混乱する) んだけど, そこまでわかって言ってる? 「可能かどうかは解りません」などと無責任に言い放つわけにはいかんのよ. それでなくても, 化学の方で「グリセルアルデヒドの絶対配置の仮定が間違ってなくてよかったぁ」などと言われていることはわかってるんだよね?
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- soramist
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アメリカ原住民をインディアンと呼び、カリブ海にある島々を未だに西インド諸島と呼びます。 中国の長江を揚子江と呼ぶのは、イギリス人の旅行者がここで船にのったとき、川を指差して「これは何だ」と聞いたのを、船頭が川端の柳(楊)を指しているのだと誤って「ヤンツー(揚子)だ」と言ったのが、誤って伝えられたためだそうです。 中米にあるユカタン半島は、これもある旅行者が「ここは何と言うところだ」と聞いたのに対し、「ユカタン(お前の言うことがわからない)」と返事したのが元だそうです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%83%B3%E5%8D%8A%E5%B3%B6 このような間違いは無数にあります。 是正する機会はいくらもあったと思いますが是正されていません。 ムダなことを考えず、別のことを考えたほうがいいと思います。
お礼
回答いただきありがとうございます。 しかしながら、地理的な呼び名やカステラの語源みたいな話とは少こし違うようなきがしますが、如何でしょう。
>観念がります、 って何ですか? 『電流の流れは、プラス極からマイナス極へと流れるもの』として、考えていけばいいと思うけど・・・。 電子(マイナスイオン)については、電荷を帯びたものに吸い寄せられるものって程度に考えられてはいかがでしょうか。 雷だって、大地にあるマイナスイオンが雲の中で起こった摩擦によって発生したプラスの電荷に吸い寄せられて稲光となって一気に流れてゆきます。 プラズマ放電もそうですよね。光となって見える動きはイオンの動き。 難しく考えず、別のことと考えたほうがいいと思います。
お礼
早速の回答ありがとうございます。 観念、「あ」が抜けてました! 「難しく考えず、別のことと考えたほうがいいと思います。」 考えてしまったのです、トランジスターの増幅作用の勉強をしていたら電子が流れ電流がながれとややこしくって疑問に思い投稿したしだいです。 回答ありがとうございました。
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お礼
#11の話ですが、 「電子の流れが電流の流れ」とする立場では「融解 NaCl 中に電流は生じない」ということになるし イオンは電子を運ぶ媒体の役目をしているのでは、金属の中は自由電子の押し出しで一巡できますよね、存在しない電流を有ると仮定するからややこしいんじゃないですか、だから一つに統一した方が良いと安易に思ったのです。 #12の話ですが、 私も学者ではないので難しいことは解らないですが、結局あなたの言うように「電子の電荷の符号を負から正に変える」が一番のネックにならると言うことなんでしょうね、「電荷を持つ全ての素粒子の電荷の符号を反対にする」これは大変な事だと思います、ここまで理論が確立されてるから仕方ないと言うことですね、そう理解します。 長い間議論して頂ありがとうございました。