連帯保証と財産の仕分け

質問

非常に特殊なケースですし、最終的にはプロに法律相談すべき事案だと思いますが、次の点について質問させてください。

＜事実関係＞
－妻の両親がアパート経営を考えており、関連して妻に連帯保証人になってほしいと相談している。
－私と妻の間では、両者共有の銀行預金が、海外の銀行に存在する。

＜質問＞
－もしこれから、海外の預金の名義をすべて私の方にした場合、万が一アパートの件で連帯保証責任で妻に支払い義務が生じた場合、その海外の銀行口座からの支払い義務は免除されるでしょう？

※　一般論として、民法上の日常家事債務の整理として、配偶者の借金が相手方に及ぶことはないということは知りました。その一方で、相手方に及ぶことがないのは、「結婚前の財産」というようなネット情報もありました。明らかに現在共有関係にある財産の所有関係を、連帯保証契約をする前に変更することで、連帯債務のリスクを軽減できればと考えているのですが、そのようなことが認められているのか、ご存知の方がいれば教えてください。

回答No.1

m_inoue222 · ベストアンサー

大家してます

＞海外の預金の名義をすべて私の方にした場合

高額の贈与税は必要でしょう

＞その海外の銀行口座からの支払い義務は免除されるでしょう？

貴方の財産なら問題ないでしょう

＞連帯保証契約をする前に変更することで

前でも後でも同じでしょう、責任は無いでしょう
破綻してからでは間に合いませんが「そろそろ危ないかな？」くらいの時に行動されても間に合うでしょう

＞アパートの件で連帯保証責任で妻に支払い義務が生じた場合

通常はその様な意味で金融機関は連帯保証を求めていません
親御さんに万一の時に「相続関係」がややこしくなるのを防ぐためです

アパートローンでは「相続人全員」を連帯保証人にするのは普通ですね
連帯保証人で無い人が相続すると「権利」「義務」が面倒ですから
相続人＝連帯保証人だとそのまま経営＋支払いが続けられます

お礼

そういうことですか。ローンの支払い義務について相続放棄されるようなことがあっては困る、という観点からの連帯保証手続なんですね。よく分かりました。ありがとうございます。

回答No.2

m_inoue222

＞ローンの支払い義務について相続放棄されるようなことがあっては困る

若干ニュアンスが異なります

アパートはローンの支払いを入居者がしてくれるようなものです

普通の住宅と異なり契約者が死亡しても支払いには困りません

ただ、相続が発生し、ローンに責任の無い方が一部でも相続されると金融機関は困ります

ローンの支払いに充てるべき家賃が無関係の方に流れます．．．（笑）。

お礼

なるほど。家賃に係る債権を相続した親族にローン支払いを続けてもらうためのテクニックなんですね。補足をありがとうございます。