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エアコンの間違った使い方?
私の親の話です。 夏、エアコンを使うときに まず 一番低い温度(17度)に設定し、 部屋が冷えてきたら28度に設定しなおします。 本人は「これが一番効率的だ」と言い張るのですが、 電力も使いそうだし、機械に負担もかかって良くないように思います。 何か説得できるような情報はありませんでしょうか。
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何に対して効率的か、にも寄るでしょうけど、一概には何とも言えませんね。 他の方のおっしゃられるように、インバーターエアコンは設定温度まで全力運転します。設定温度が近くなると出力を下げ始め、設定温度になるともっとも効率の良い出力となり、設定温度以下になるとさらに出力を落とす、もしくは停止します。 ですので論理的には、ご質問のケースの場合、電力も機械への負担も同じになります。 ただし、エアコンの実使用には色々な要素が関係してきます。他の方の見解にない部分としましては、部屋の熱容量があります。 エアコンは空気を冷やすわけですが、壁などが持っている熱は空気によって徐々に冷やされますよね。 壁や天井、床、家具などは熱放射(輻射などとも言いますが)がありますから、空気の温度は28度でも、熱放射によって体感気温はもっと高くなる事が多いでしょう。冬なら逆に寒くなります。 例えば、温度計で部屋の温度を測ると同じ25度でも、暑いときと寒いときがあります。これは人間の感じ方の違いというだけではなく、周囲の熱放射がどれほどのものかによって多分に変わってきます。 極端な話で言えば、室温25度壁の温度50度の場合は暑くて暑くて仕方ないでしょうし、室温25度壁の温度0度の場合には寒くて仕方がないはずです。 ですので、涼しい空間を作りたい場合は、気温のみを下げるだけではダメで、早々に部屋全体を冷却する必要があるわけです。 仮に28度の設定のままで動かしますと、気温が28度になっても、周囲の物が28度に下がるまでには相当の時間を要します。が、17度に設定すれば、当人が「下がったな」と思える体感温度(気温と熱放射の合計が体感に与える影響数値)に下がるまでの速さはずっと早くなり、「効率的」と呼べるでしょうね。 人が感じる五感(六感でもいいですが)における効率と、機械が数値的に測定する効率は、往々にして極端な差を生む事がほとんどです。
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- dontaku
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その使い方がベストです。まだ暫くは冷房を使用すると思いますが朝晩 は涼しくなると思いますし室外機の設置場所が涼しい場所でしたら尚の 事です。理由は室温が高くても外気温が設定室温よりも低い場合がある 時に冷房運転にならない場合があるからです。(暖房運転はその逆です) 特に多いのが暖房シ-ズンで使用し温度設定はそのままに夏一番に冷房 を使用した時に室温設定が高く冷房運転にならないという事例です。 お年寄りに多く故障だと一人合点し修理を頼んでも残念ながら中には悪 質な業者も存在し温度設定を下げれば良いだけなのに騙して買い替えさ せるという事を過去何度も遭遇しました。 外気温が低い場合(暖房は高い場合)は冷房運転にならない場合もあり ますので使用方法としては適切だと思います。電気代云々の観点からは 異論もあると思いますが理屈よりも確実に冷暖房が出来るのが大事だと 考えます。
お礼
部屋は暑くても、外が涼しければ動作しないのですか・・・ 知りませんでした~! 確実に冷房運転をするには、低めに設定した方が良いのですね。 ありがとうございます。
- esezou
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okusan2005さん、こんにちは。 他掲示板を覗いていたらこんな紹介がありました(暖房の例ですが考え方は同じです)。 http://tkkankyo.eng.niigata-u.ac.jp/ronbun/heisei18/masuda.pdf 図2を見てください。2.8KWのエアコンに対し、負荷率0.5付近の効率が最も良いと言う結果です。 温度設定値と負荷は即関係しませんが、エアコンから見て、半分くらいの力で使うのが良いようです。 風量を自動に設定してる場合、中程度の風量となる温度設定値が近いのではないでしょうか。 これは、エアコンを「自動」に設定してるのに近い操作です。 結論:自動が一番効率がよい。
お礼
「自動」が一番良いのですね。 他にも色々と興味深いことが載っていました。 (1部屋1台より 複数部屋1台の方が良い・・など) ありがとうございます。
No.1様の回答が正しいと思います。 ただ、設定温度を切り替えるのは、おそらく28度以下になってからだと思いますので、無駄はあるのではないかと思います。 例えば、航空機でいったら、離陸後目的地まで全速力で燃料ガブ飲み状態でカッ飛ばして、目的地上空で本来の到着時刻まで旋回して待機しているようなものですよね。おそらく待機中に燃料切れで墜落するのではないかと思います。最高速度と経済速度は当然違います。 >一番低い温度(17度)に設定し というのは、意識的にはアクセルを目いっぱい踏み込むということですよね。 No.1様がおっしゃるように、実際にはそういうことにはならないし、もしも、そうなったとしたら、機械にとっては負荷であるし、効率的ではないというのは容易に理解できるのではないでしょうか。(それができないから困る、といことでしょうね。)急発進、急加速は燃費がいいの?エンジンは長持ちするの?と訊いてみてはどうでしょう。 機械の温度センサーが室温が下がったと認識するのと、人間が涼しくなったと認識するのは差があります。人間のいるところにエアコンの温度センサーがないからです。エアコンから出た冷風が部屋全体に行き渡って室温を下げるには時間がかかります。 ですから、扇風機とかサーキュレータをつかって部屋の空気を攪拌してやるほうが、人間にとっては早く冷えるように感じられると思います。
お礼
回答ありがとうございます。 冷房が効きすぎて寒い!なんてことになると勿体無いですもんね。 扇風機の併用で 省エネ運転を勧めてみます。
- precog
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エアコンがインバーターで出力を調整できるタイプだとして、、、 部屋を設定温度まで下げる際に、早くしようとすると室内機出口の温度を大きく下げることになります。 同じ量の熱を引っ張り出すのに必要な仕事量は、室内機と室外機の温度差に比例します。なので、一気に下げようとすると効率は下がります。 ただし、それで機械に負担がかかって寿命が縮まるとまではいえないと思います。定格内動作ですから。 しかし、インバーター機はそもそも設定温度まで下げるのに全力運転すると思いますので、そういう意味ではあまり変わりないでしょう。 もう一点、外から帰ってきて汗が引くまでは一旦快適な温度より下げる必要があると思いますので、早く汗を止めるという意味では良いのでは? もうひとつのメリットは、全力運転をしたほうが湿度が下がります (その分電力は食いますが)。
お礼
回答ありがとうございます。 機械への負担は 大差が無さそうですね。 早く涼しくしたい場合には 効率的とも言えそうです。
- Evreux
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エアコンの動作の基本は、冷房の場合、 現在温度が設定温度より高ければ運転し、そうでなければそうなるまで待機します。 つまり、あなたの親御さんの方法は効率的ではなく、かつ電力消費も適切な温度設定をした場合とかわりません。自分でいちいち設定を変更する手間がかかるだけです。 最近のエアコンがこれ以外に何か動作の工夫をしていれば話は別ですが。
お礼
なるほど・・ 効率的ではないが、 私が思っていたほど悪いものでもないのですね。 回答ありがとうございます。
お礼
なるほど~ 気温だけじゃなく、物の温度も下げる必要があるのですね。 早く涼しくしたい場合は 低めに設定した方が効率的みたいですね。