- ベストアンサー
お産は助産師がいればできますよね?
先日、出産があるから見れないとのことで病院を断られ流産したというニュースがありましたが、 いざとなったらお産は助産師だけで出来ますよね??? それとも今の助産師は何もできないのでしょうか? 私は助産院で産んだので、医者がお産に立ち会うことに抵抗があり、お産で断られたというのが不思議でしょうがなかったのですが。 助産師に任せられない理由でもあったのでしょうか? もちろん、その病院にいた産婦の出産リスクが高かったのかもしれないし、救急士の勘違いだったというニュースもあるのですが・・・。
- みんなの回答 (7)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
正常分娩でリスクがないなら助産師さんだけでもできるでしょう。 でも正常分娩かどうかというのは、分娩が終わってから初めて判断できることではないのですか? 順調に子の娩出は済んだとしても、その後トラブルが起こる場合もありますよ。 後産が下りてこない場合もあるでしょうし、弛緩出血というのもありますね。 去年、奈良県で死亡された妊婦さんが起こしたと思われる子癇発作も、順調に妊娠が継続し→正常分娩が行われた直後に起こることもまれにあるそうです。 それから質問者さんは、このニュースに関しての基本的情報がよくわかっておられないようです。 詳しいニュースサイトはこちら。 http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20070830p101.htm これによると、まず、流産ではなく死産です。 女性は38才でかかりつけ医がいませんでした。 まず、出産経験のある者の経験として言わせていただければ、この「かかりつけ医がいない」という事実で「はぁ?」です。 また報道も各社まちまち、また時間によって変化するのですが、当初 ・妊娠3週→妊娠→20週→最終的に妊娠7ヶ月であった。 すでに救急車内で破水していたとのことですので、すぐに娩出させる必要があったのか、子宮収縮剤等の投与によって様子を見られる状態であったのか、まぁどちらにしても助産師さんでは無理です。 また当夜の現状を奈良医大がHPで公開しています。 http://obgy.typepad.jp/blog/ これでは助産師さんもいっぱいいっぱいでしょう。 質問者さんが >私は助産院で産んだので、医者がお産に立ち会うことに抵抗があり なぜこう思われるのかわかりませんが、医師がお産に立ち会うからこそ緊急事態に対処でき、母子共に助かったという方も大勢いるのです。 先にも書きましたが、たとえ順調に妊娠が継続し正常に子が娩出されたとしても、その後突然急変することはあります。 それがたとえば稀な例であったとしても、自分がその稀な例でないという保証はどこにもありません。 こちらで熱い議論が交わされています。参考にどうぞ。 助産所の安全性確保についての議論 http://tyama7.blog.ocn.ne.jp/obgyn/2007/03/post_d6f6_7.html
その他の回答 (6)
- umisama
- ベストアンサー率88% (8/9)
この質問及びお礼の中から気になった点をいくつか挙げさせていただきます。 (1)質問者様ご自身は、なぜ自分のお産はリスクが無かったと言えるのでしょうか? 無事なお産おめでとうございますといいたいのですが、お産は終了してはじめて正常分娩であったと言えるのです。 言いにくいのですが、自分は努力したからリスクが少ない(妊娠中毒症は遺伝的な要因が絡んできます)と考えられているのはいささか傲慢ではないでしょうか? (2)助産院と病院とに契約などは存在しません。 助産院でみきれないので高次医療施設に搬送されるわけです。 突然やってくるわけで、前もっての情報は無く、受け入れ側の病院には真夜中にきたり、他のハイリスクの分娩あるいは手術に携わっている場合もあるでしょう。 真夜中に自宅に帰っているドクターも手術のために呼びだされるでしょう。 このようなことが日々繰り返されている産婦人科医のことを考えたことはありますか? 1週間に1時間(トータルで)しか睡眠をとれないドクターのことを考えたことはありますか? 迷惑だとは思いませんか???自分本位だとは思いませんか? (3)助産院に先生がいるのですか? 先生がいないから助産院ではないのですか? 搬送する時間にもよりますが、一般的には帝王切開と決めてから赤ちゃんがでるまでの時間が長い場合“医師が”訴えられます。 (4)やはり“正常産婦の中に出産を病院任せにする甘えた産婦”という表現がとても気になります。甘えた妊婦では無く、正常な考え方で“慎重な妊婦”です。対して質問者様は“軽率で、傲慢な妊婦”だと思います。 (5)病院で助産師だけで分娩させることは、個人病院で無ければしていません。そもそも分娩という行為自体がリスクの高いものであり、質問者様は分娩を甘く考えすぎです。 (6)陣痛促進剤の投与、会陰切開が不必要であるという根拠はどこにあるのでしょうか? そもそも計画分娩というのは産婦さんの希望によるところが大きいのですが・・・。 時代を逆行するような発言が多いのも気になります。 会陰切開をしない時代は、会陰の裂傷が(切れっぱなしなので)感染を起こし、これがもとで死んじゃうことだってあったんですよ。 (7)そもそも産科医療を崩壊させた本人が医療体制を語るのであれば、もっと勉強してからにした方がいいと思います。
お礼
たびたび回答ありがとうございます。 (1)傲慢かもしれません。終わったあとだからいえる話であるとも思います。ですが、お産が自然なことではなく医療になってからの方が人間の歴史からいえば日が浅く、昔はみんな元気に(それでも不幸は今よりあったと思えますが)自宅等で産んでいたのではないでしょうか。 (2)これは知りませんでした。 ちなみに個人医院で処置できず、高次の病院へ搬送される場合は・・・? こちらは契約があるのでしょうか?これも助産院と同じと思っておりましたが。 (3)助産師も産婦からみれば先生です。 (4)そういう意見もあると思います。けれどもここまで医療加護の中でお産をしている国の方が少数だと思います。 (5)すみません。それがNo.5の方が教えてくださったブログのURLにアクセスしたところ「院内助産院」という言葉を見つけました。 http://www.hosp.go.jp/~swymhp2/sinryou/sienbumon/4Fnisi.html 南和歌山医療センターのURLを貼っておきます。 (6)(7)「WHOのお産のための59カ条」という本だったと思うのですが、それを読みました。いかに不要な陣痛促進剤の投与や、これまた不要な会陰切開が行われているかということを読んだ記憶があります。 検索してみると『WHOの59カ条 お産のケア実践ガイド』という本が出てきたので内容は同じだと思います。 本の紹介文に 「正常出産でよくおこなわれているケアをひとつずつ有効、無効と判定したWHO発行の冊子"Care in Normal Birth"の全訳。多くの国で多用されている会陰切開などたくさんの日常的な医療処置が、この判定によって、効果があやぶまれるようになった。」とあります。 本のブックカバーより 「 WHO(世界保険機構)が、産科医療の「医学的に有効なケア」 「明らかに有害なケア」 「慎重に行うべきケア」をあきらかにした。当たり前のように思われていた処置に以外にも根拠がなかったり、非科学的に見えた処置に明らかに効果があったりする・・・正常産のケアの新しいスタンダードを示し、産む人も医療関係者も必読の最新報告、待望の邦訳。 出産を控えたみなさんへ・・・これから受けるさまざまなケアについて、医療スタッフと冷静に話し合い、安心して納得できる「命の誕生の場」を作るために、この本を活用してください。」 http://www.web-reborn.com/books/book/whono59kajou.htm
補足
もちろん助産院で産むリスクが高いというのは、どの妊婦さんも承知の上で産んでいるのではないでしょうか? 生死の流れを汲んでいるからこそ、自然に出産することを選ぶのであって、多少のリスクはあっても自然に産むことを選ぶのは悪いことではないと思います。 だからこそ「院内助産院」まだまだこれから問題が多々出てくると思いますが、必要から生まれた自然な流れだと思います。 また、「甘えた妊婦」と書きましたが、その方にパニック障害などの精神的な問題がないにも係わらず「和痛分娩」や「無痛分娩」を勧められるがままにしてしまう妊婦さんが「甘えた妊婦」だと思います。 言葉足らずで失礼しましたが、私が書いたのは医療に甘える妊婦ではなく、麻酔に甘える妊婦です。
専門職の立場から意見をさせていただきます。 助産院で無事な分娩をされて、おめでとうございました。まず、8割の方が満足され、医者の必要性を感じないことでしょう。しかし、助産院には何かあったときのために送り先である病院が必ず存在します。今の産婦人科医不足の時代、自分で診ている患者さんだけでも手いっぱいなのに、みずしらずの妊婦さんが突然やってくる訳だから、はっきり言って“いー迷惑”です。 誰がやっても無事なお産が8割、残りの2割は医者がいないと赤ちゃんあるいは妊婦さんのどちらかあるいは両方が死んじゃうということなんですよ!(医者でなければ帝王切開もできません)帝王切開の判断もお産が進行してこないとできないことが多いのです。 さらに誰がやっても赤ちゃんの1/1000は死んじゃう(障害のある子はもっと多いでしょう)し、妊婦さんの1/100000は死んじゃうとすると、患者さんはこの“不幸”を産婦人科医にぶつけてきます。一人一人の妊婦さんにとっては低い確率でも毎日のお産に立ち会っている産婦人科医にとってはけっこう高い確率です。そして責任感の強い産婦人科医ほどこの妊婦さんの“不幸”を背負い込むことになります。 日本の産科医療が崩壊するのも当然のことと言えるでしょう。 個人的には助産院での分娩には反対しません。ただし、分娩の結果がどうなっても決して“文句を言わないこと”、“訴えないこと”、そして自分が死ぬかもしれないので、遺族も同様の意思であることを分娩前に明記していただきたい。それがマナーであると思いますが、どうでしょう?
お礼
回答ありがとうございます。 専門家からのご意見大変貴重に承ります。 ですが、読んでいてとても悲しくなりました。 >送り先である病院が必ず存在します。今の産婦人科医不足の時代、自分で診ている患者さんだけでも手いっぱいなのに、みずしらずの妊婦さんが突然やってくる訳だから、はっきり言って“いー迷惑”です。 それも助産院と病院との契約のひとつだと思っていました。 それを迷惑と思われるのはとても悲しいです。 >帝王切開の判断もお産が進行してこないとできないことが多いのです。 私が産んだ助産院の先生は、「搬送する時間がかかるから、その時間を読んで病院より早く帝王切開の判断をしなければならない」と言っておられました。 >日本の産科医療が崩壊するのも当然のことと言えるでしょう。 仰るとおりかもしれません。 けれども正常産婦の中に出産を病院任せにする甘えた産婦がいるのも事実だと思います。 >分娩の結果がどうなっても決して“文句を言わないこと”、“訴えないこと”、そして自分が死ぬかもしれないので、遺族も同様の意思であることを分娩前に明記していただきたい。それがマナーであると思いますが、どうでしょう? 私はそれがマナーだとは思いません。 それがマナーだと言い切れるとすれば、病院側がもっとリスクが少ない正常な産婦に自然な出産をさせる体制が整ってからだと思います。 たとえば、病院での出産を助産師だけでまず対応させること。 以前よりは病院での出産も自然出産が増えたと思いますが、それでもまだまだ不必要な陣痛促進剤の投与(最初の陣痛後7~8時間で生まれなければされると聞きました)、計画出産、これまた不必要な会陰切開(助産師は会陰の保護ができると聞きましたが)、私が病院に問い合わせた出産は処置のオンパレードでした。 それらの処置が本当に必要ならば仕方ないと思うのですが、その病院では状態云々にかかわらず必ずする処置のようでした。 けれども病気でもない。保険が利くわけでもないのに、医師が取りあげるというのは、なんだかおかしな話だと思うのです。 なので正常なお産の場合、病院でも助産師が取りあげる機会をもっともっと増やす必要があるのではないかと思います。 全国の病院がそういう状態になってから、それでも助産院や自宅で出産されたい方がいれば、そうしたマナーがあってもよいと思います。
正常分娩、かつリスク要因が無い出産なら助産師のみで十分でしょう。 (最近ではそうした取り組みがよく紹介されています) ですが、もし異常事態が発生した際に医師のサポートが受けられる 体制が必要ですし、助産師に掛かる場合はその分手間が掛かるそうです。 (正確な知識では無いのですが・・・) 今の産科医不足の中では、助産師の活用も必要だと思いますが、 それにも色々とリスク(胎児の死亡率が高まる、という話もあります)や 手間が必要だったりので、十分な議論が必要でしょう。 助産院での出産でも死産は当然起こりますし、医療機関によるサポートが 十分受けられないケースも存在します。 (また、高齢出産など、本来病院出産が適切なケースも 助産院での出産が選ばれてしまうケースもあります) 安易な助産院信仰には疑問ですが、選択肢の一つとして選ぶのも 悪くないと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 >もし異常事態が発生した際に医師のサポートが受けられる 体制が必要ですし、助産師に掛かる場合はその分手間が掛かるそうです。 そのとおりだと思います。 私が助産院で産むときも先生に、「ここは病院ではないから、もしものことがあると判断した場合、病院ならぎりぎりまで待てるけど、搬送の時間をみなきゃいけないから、病院より早く帝王切開の判断をする」と言われました。 あととても疑問に思うのが、助産師=助産院での出産。 病院=医師が取り上げるもの。と思われているところです。 病院で助産師をたくさん養成して助産師に取り上げてもらうケースを増やしてはどうかと思うのですが。
- machidakai
- ベストアンサー率5% (195/3304)
普通は出来ますよ。 でも事故の妊婦さんは正常な出産ではないので無理でしょう。
お礼
回答ありがとうございます。 はい、今回の妊婦さんでは無理ですが、 正常な妊産婦をもっと助産師が中心に見ていくことが可能ならば、 医師の手が空くのではないかと思えました。
正常分娩なら助産師でも十分ですし、産科の病院でも異常分娩なら兎も角、正常分娩なら助産師の占めるウェートの方が高いと思いますよ。 現在は自宅で分娩を希望する女性も少なくなく http://www.midwife.or.jp/05_midwifery_practices/05_03_midwives_list.html 割と看板も見ます。 今回の事件は医師が救急処置中で診られなかったという面もあり、正常分娩とは違いますから、助産師がいても仕方ないと思いますよ。 因みにうちの姉が生まれたときですけど、昭和の前半でしたから自宅分娩が少なくなく、母親も自宅分娩でしたが、逆子で難産になり近所の内科医が処置しました、無事に生まれましたけど。 現在のような高度な専門知識がない時代ですから比較できませんが、産婦人科医が少ないことは分かっているのですから、専門医ばかりでなく、応急でも総合的な処置が出来る救急医を養成してもよいと思いますけど。
お礼
回答ありがとうございます。 今回のケースは確かにそうでしたが、 お産を助産師が取り上げるケースが増えると医師の手が空きその分救急処置ができる医師が増えるのではないかと思ったのが、質問させていただいた理由です。 救急医の養成は頭にはなかったけれどいい案だと思います。
- kaputun
- ベストアンサー率14% (127/864)
制度の不備で救急車のほうで助産婦リストすら見られないんじゃないでしょうかねぇ? ところで、これはアンケートなんですか? ちよっと違うような・・・?
お礼
回答ありがとうございます。 すみません。 カテゴリー迷ったのですが、アンケートです。 あくまで自分はできると思う。が前提にありますので。 また、急なときに医師の立会いがなくても産めるのが母だと思ってますので(リスクがない場合に限る)、 どちらかというと事実ではなく、主観的な意見を求めています。
お礼
回答ありがとうございました。 奈良医大のHP見ました。 なるほど確かにこれでは助産師さんもいっぱいいっぱいだったと思います。 蛇足ですが、私がなぜ病院で産むことに抵抗があるかというと、 病院では陣痛促進剤による計画出産、和痛分娩を勧められたほか、その他諸々の処置等を説明され、完全に病院によってコントロールされる出産が怖くなったからでした。 なので助産院を選び、妊娠中は健康管理に人一倍気をつけていました。 けれどもリスクを抱えた妊婦さんがいるのも事実です。 とりあえず正常な産婦さんは病院で助産師だけでまず出産させてみる。 という体制が整えば、一番いいと思います。 もちろんそれには、助産師の確保が必要となってきますし、 それで今の奈良県の産科医不足が解消できるとも思えません。 ですが、これからの課題のひとつとなってもいい気がします。 また、私が住んでいる場所では搬送システムがかなり整備されており、 産婦は聞いたことがありませんが、ケガ等でしたらヘリコプターでの他県からの受入も行っています。 そうした体制作りにも問題があるのかと思い始めました。