何か矛盾を感じたのですが..
「管理者研修をすることになった」なら講師が必要で、その講師を質問者さんが務める事を会社から指示された、という事なのですね?
しかし、質問文の中に「社内にメンタルの知識がある人がいない」とあります。知識がある人がいないのに、どうやって社内から講師を選出できるのでしょう?講師は「知識がある人」でないと勤まらない筈です。
なので、私は中災防を紹介しました。中災防は、主催で研修を行うだけでなく、事業場で行う研修に講師を派遣する事も行っています(参考URL1つめ)。そういったものを利用して、専門知識を有した講師から学ぶのが、早くて確実に管理者に知識を植え付けるのに役立つと考えます。
もっとも、会社の予算等の事情で利用できない事も考えられますので、以下は中災防の研修を利用しない前提で書きます。
No.1の補足にあった、予め考えておられる演題については概ねそのままで良いかと思います。ただ、最後の「事例性の把握」というのは、ちょっと私では内容が推測しかねるのですが。
演題はそのままにして、内容についてですが、平成18年に厚労省が出した「労働者の心の健康の保持増進のための指針」をあらましとして纏めたものを、PDFファイルで中災防が配布しています(参考URL2つめ)ので、そのPDFファイルの内容を基本に組み立てては如何でしょうか?
あと、管理者研修とは別の話になりますが、’勤務場所が多岐に渡っていて、個々の労働者へ管理者の目が行き届きにくい’事業場は、特に中小規模の事業場では少なくありません。
その場合、管理者が現場へ定期巡回する事も重要ですが、電話やE-mailにて労働者から管理者へ気軽に相談を持ちかけられるシステムを社内に構築することも有効です。
地方出身の若者が多い、との事ですが、今どきの若者なら携帯電話はほぼ持っているでしょうから、そこから電話・E-mailで管理者へ相談内容を伝えられるようにしておけば、管理者の定期巡回の機会以外でも常に労働者が悩み事を打ち明けられる機会が広がる事になります。もちろん、電話・E-mailにて相談を管理者が受けたら、電話・E-mailにて返信または管理者が現場へ赴き、労働者の相談内容に対して積極的傾聴法にて労働者の悩み事に乗るようにします。
これは会社の社内環境の構築という事で、質問に書かれているように外部EAPとの契約などと併せて、今後の課題となるかと思います。
この回答内容について疑問等あれば補足して下さい。
お礼
すみません。わかりずらくて。アドバイスありがとうございました。大変役に立ちました。「電話・E-mailで管理者へ相談内容を伝えられるようにしておけば、管理者の定期巡回の機会以外でも常に労働者が悩み事を打ち明けられる機会が広がる事になります。」というご指摘はそのとおりだと思いました。また、中災防のPBFも大変参考になりました。