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世界陸上大阪大会
100mでタイソン・ゲイが金メダルを取りましたが、アスリートは事実上何秒台まで出す事ができるのでしょうか?予想等ではなくて明確な理論にもとづいた回答をお願いします。
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回答が参考になればと思います。 明確な理論をお求めのようですが1964年、100mでヘイズが東京五輪で電光掲示板での当時世界記録となる10秒06を出した時、科学者の間ではこの記録が人類の限界だというのが定説でした。その後メキシコ五輪でハインズが9秒95であっさりとその説を打ち破り、現在は公認で9秒77まで記録は上がっています。従って理論はいい加減とまでは言いませんが正しいとは限らないというのをご理解頂けたらと思います。 100mで記録を出すのに重要なのは (1)速筋繊維を多く含む筋肉であること (2)空気抵抗を抑える為、(ある程度)小柄であること (3)無心で走ること です (1)はそのままです。(2)は私も意外だったのですが物理的には小柄でないと不利なようです。(3)も何となくおわかりかと思いますが学校の試験などで難しい問題に出くわすと考え込みます。そうすると一気に疲労感が襲いますがこれと同じで考えれば考えるほど無駄な酸素が使われてしまい、終盤の失速に繋がります。 これらの要素が全て整い、尚かつ風などの条件が揃ったときのタイムは大体9秒5台~65程度と考えられています。強気な科学者では44と予測する人もおり、まだまだ議論の余地があります。
お礼
ありがとうございます、参考になりました。