発展途上国への支援に対する疑問。
発展途上国へのあらゆる支援に対する根本的疑問です。先進国の知恵を提供する事は彼らにとって本当に必要なことですか?元来知恵とは自らが能動的に活動し、勝ち取ってこそ意味のあるもの。それが生きるもののあるべき進化の道だと思うのです。その過程を省略して、「この世界にとっての最善策」である保証も無い「先進国の知恵」を善意を根拠に差し出すのは、与える側のおごりと、独自性を尊重しない対処療法的な軽卒さを感じてしまいます。
先進国は結果「矛盾だらけの病める国家」。お手本となるような理想郷にはなり得てません。むしろ「発展途上」と呼ばれる国々が独自に、地域・民族性に根ざした方法論を見い出した方が、私たちの今抱えている多くの矛盾を解決できる社会を築けるのでは?みなさんはどう思われますか?(もちろん災害に対する緊急援助等は別です)。