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親が老いていく
親が老いて変わっていく(ボケていく)ことに対して、どう対応したらいいのか気の持ちようを教えて下さい。 私はそろそろ結婚予定の実家暮らしで、同じ屋根の下でも両親とは挨拶程度でほとんど会話をしないのですが、この間、親戚の法事で久しぶりに家族が揃い2泊ほど遠出をした時に、父親が随分変わってしまっていることに気付き驚きました。 周囲の会話に参加したいようなのですが、内容が掴めないらしく、どうにも頓珍漢な発言をしたり、付いていけなくなると、一人で関係の無いことを大声で話し出し止まらなくなったり、話しかけると「え?え?」と聞こえているのに何度も聞き返してきたり(こちらが繰り返さないで黙っていると、しばらくしてそれに答えるので、分かっているのに聞いている様子)、言葉尻を捉えてしつこく絡んできたり。 それに次第に感情が爆発し、支離滅裂なことを言い放ち手に負えません。 やたら声が大きいのも苦痛です。 非常にイライラしますし、昔のスマートな父親から豹変してしまいとても哀しいです。 彼氏や彼氏の家族を父に会わせるのが、憂鬱ですし、今は拒絶感がかなり強いです。 が、拒絶しても何も解決しないですよね・・ 今後こういう傾向は更に強くなるものと思われるので、心づもりをしておきたいです。 ちなみに、大企業を勤め上げ、別の会社に移って(9時5時の内勤)すぐにこうなってしまいました。 母とは変わらずとても仲がいいですが、母は合わせている部分も大きいようです。
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質問者が選んだベストアンサー
50代の男です。 僕の父はもう他界しています。 父は所謂大企業の社員でした。 それほど学歴はありませんでしたが、勤勉でそれなりの出世をし、サラリーマンとしては悪い人生ではなかったと思います。 僕が30歳の時に、それまで勤務していた会社を辞めて起業すると宣言したときに、周囲が反対する中、父親は賛成してくれました。正確に言えば、とても心配しながら僕の気持ちを否定しなかった。 独立後、随分と危ない時期もありましたが、僕の事業が落ち着き始めた頃から、父とは良く酒を飲むようになりました。 少々、頭はボケはじめていましたが、お互いに勝手なことを話していました。 「兄弟の中で一番出来が悪かったお前が、一番に頼りになりそうだな。(笑)俺が死んだら母さんを頼むよ!」 なんて言っていました。 また、 「俺も本当は自分の会社を作りたかったが、結局出来なかった。お前はエライよ。お前は父親の俺を越えた。これからも頑張れよ。」 と、学生時代にはあまり誉めてくれたことがなかったので、くすぐたかったです。 親は、子供の成長が一番嬉しい。 僕も、子供達の成長が嬉しいです。 だから、貴方も親に自分の成長を見せることです。 そして、そういう機会があったら、一緒にお酒でも飲んで、仕事や家族、人生について語り合ってください。 30代半ばくらいになれば、親とも様々な話が出来ます。 父は死にましたが、母は今、末っ子の僕の家族と一緒に暮らしています。 もう80才を超えて、頭も足下もかなり危なくなってきました。 それを見ながら、僕も妻も、子供達も成長するのだと僕は考えています。
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もし、婚後の介助等の問題が陰影を落としているのならば、抽象的に悩むだけでなく、社会的リソースや対応可能性について勉強して覚悟を決めておくのも大事なことでしょう。
- bagnacauda
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No.6のbagnacaudaです。 50代の僕にとって「老い」というのはさほど遠い話ではありません。 「え~~!bagnacaudaさんに限っては遠い話なんじゃない?(笑)」な~~んてからかう人もいますが、本人が一番分っています。 僕自身、「老い」を素直に受け入れるには、「次代への引き継ぎ」を明るく意識できるのが一番だと実感しています。 唐突ですが、貴方は「大人の資質」ってなんだと思いますか? 僕は「ストレスに対する耐性」というか、「受け入れがたいことを受け入れることが出来る度量」だと考えています。 そして、そういった感覚に基づいて作り上げてきた、様々なノウハウ、仕事や生き方、趣味などの様々な人生の楽しみ方と、日々の生活に絶望しないしたたかな生き方を、次代に伝えてゆく。 これが、人生の仕上げのように思っています。 「老い」は、本人も周囲も、「受け入れる」しかありません。 そして、素直に受け入れるためには、貴方の父親は貴方や周囲の、これから人生を歩む人に何かを伝えなければならない。 まあ、理解できないことが多いのは仕方がないんですけれどね♪ 他に僕がアドヴァイス出来るとしたら、「趣味」の大切さかな。 僕は危ないことや悪いこと、ストレスフルなことを人一倍経験したように感じますが、それでも心身ともに健康なのは、趣味のおかげかも知れない。 趣味って「ストレス」を感じるモノじゃなければ意味がない。 人生のストレスを一時的に置き換えることが出来るほど、強烈で健康的なストレス、つまり「バカみたいに一生懸命」になれるものがあると、少し年の取り方が変わるかも知れません。 いずれにせよ、それは本人の問題。 早く、親と人生を語れる気分になって下さい♪
- hosikage
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折り梅(2003年)という映画(多分レンタル店にあると思います)が参考になるかも知れません。 映画では吉行和子さんが徐々にアルツハイマーになっていく母を、徐々に変わってゆく母と対峙していく息子にトミーズ雅さん、その嫁を原田美枝子さんが演じています。 質問者さんとは、少し家庭環境は違いますが、映画は誰もが直面する問題を嫁と姑の関係を中心に沿えて、反発や攻撃やあきらめや苦悩そして喜びを淡々と描いています。 吉行さんが演じる母の言動は、まさに質問者さんが質問なさっているお父様の言動そのものです。 映画は、記憶を少しづつ無くしていく恐怖と戦いながらもなお生きようとする老いた母の姿に、家族もまた生かされていく様子を細やかに描いています。 私も夫と一緒に何度か鑑賞してみて、身につまされて教えられることがたくさんありました。 質問者さんは介護する年齢。私はする、される両方にかかかりそうな年齢ですが、そのどちらの年齢であっても、この映画は色々なことを考えさせてくれます。 親が老いたことを認識した時の子どものショックははかりしれません そのうえで様々な問題が波のように押し寄せてきます。 質問者さんのお父様はお母様とも仲が良いとのことで救われますね。これから、どんな場面に出会うとしても、質問者さんにはきちっと両親の老いというものを受けてとめて欲しいと思います ぜひ、「折り梅」ご覧になってみてください。
お礼
あたたかいアドバイスありがとうございます。 見てみます。 「明日の記憶」は見ましたが、設定が親子ではなく夫婦ですね。
- youko_may
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まずお母さんと話してみては如何でしょう? お母さんは合わせている部分も大きい、とのことですが、そうすればきっとお父さんのその「老い」を正面から受け止めているんだとおもいます。 質問者様は正面から受け止めることが出来ないのでしょうね。 でも多かれ少なかれ誰でも「老い」は必ずやってくるのです。殆どボケない人も居ますが、老いはボケだけではありません。話したいことがスムーズに出てこなくなること、顔は浮かんでいるのに名前が思いだせないこと、足腰が弱くなってくること、動作が鈍くなること、、、これら全て老いです。 彼氏や彼氏の父親にこんな自分の父親を会わせると思うと憂鬱とのことですが、それでも大切なあなたのお父様です。彼氏にその事実を正直に伝えることは恥ずかしいことでしょうか。それでも自分の大切な父親なんだ、という気持ちがあれば、彼氏も彼氏の家族も受け入れてくれるのではないでしょうか。それでもあなたのお父様をバカにするような態度を取ったとしたらそれはその人がそれまでの人なのです。 自分が父親を大切にする、父親の老いを受け止める、この姿はきっと他の人には素晴らしいことに見えると思います。 ちなみに私の夫の父親は重度のアルコール依存症でした。でも夫や夫の母、兄弟は父親を決して見捨てませんでした。アルコール依存症でも父親だから、という彼の言葉に私は胸を打たれました。もし、ここで「あんなの父親じゃないから」と彼が言っていたとしたら、もしかしたら将来自分の身になにか起こったとき、息子に同じようなことを言われていたかもしれません。
お礼
ありがとうございます。 そうですね、母と話してみるべきですね。 >でも夫や夫の母、兄弟は父親を決して見捨てませんでした。アルコール依存症でも父親だから、という彼の言葉に私は胸を打たれました。 高島忠夫さん一家のドキュメンタリー(こちらはうつ病ですが)や、老夫婦の旅行番組(例えば梅宮辰夫さんの奥様)を見て、どんなになっても家族だから、という気持ちになるのがベストだとは頭では分かっているのですが、気持ちは逃げています・・ >もし、ここで「あんなの父親じゃないから」と彼が言っていたとしたら、もしかしたら将来自分の身になにか起こったとき、息子に同じようなことを言われていたかもしれません。 自分もいずれ老いて面倒を見てもらうのだから、というのはなんだか違うかなぁという感じがしています。 「見返りを期待して、こうしてあげる」というイメージがあって。 うまく言えないのですが・・
- Reffy
- ベストアンサー率32% (1317/4014)
長い期間一生懸命おつとめをして、あなたやお母さまを養ってきたお父さまに対するものとしては、かなりシビアな考え方だと思います。義理の関係とはいえ父子の縁を結ぶ彼氏、姻戚関係になる相手方の両親に見せるのが憂鬱とはどういうことでしょう。 人間は誰でも老います。でもそこまでにどういう人生を送ってきたか、をよく思い返してあげて欲しいと思います。昔のお父様はスマートで格好よかった、それは事実でしょう。部下がたくさんいて、マナーもしっかりしていて、鷹揚で適度に茶目っ気もあって……、うちの実家の父にそっくりです。 でも繰り返しますが、人間は老います。あなたも、あなたの愛する彼もいずれは行く道です。 あなたをその年齢まで愛し、育んでくれた人に対して、不遜な考えは持つべきではありません。多少のミスは「しょうがないわねぇ」と笑って受け止めてあげて下さい。退職して比較的すぐといえばまだ60代かなと思います。若年性とはいいませんが、痴呆が微妙に始まっているのかもしれません。またはお耳が遠くなって、聞き取りにくくなっているのかもしれません。聴力が落ちると脳への刺激が減って痴呆症状を起こしやすくなると言われています。耳が遠いと自分の声が認識できずに発声も大きくなります。 聴力検査にお連れしましょう。そして一度は病院で痴呆の検査も受けていただきましょう。 パートナーには、前はこんなことなかったのだけど、ときちんと前もって話をし、正式な行事の前にちゃんと状況をお話だけはしておいて下さい。
みんな行く道、いずれご質問者にもみんな来た道と分かる道です。 (認知症がひどいと分からないかもしれませんが・・・) パートナーには分かっておいてもらう方がいいですね。 彼との関係も重要ですが、貴女の生き方が問われますね。
- myeyesonly
- ベストアンサー率36% (3818/10368)
こんにちは。 仕方ありません。 人は必ずいつかそうなる物です。 病院には行っているのでしょうか。 原因により治療できる物、症状を抑える事が出来る場合、があります。 ボケは必ず誰にも来ます。 本来はその様をしっかり見ておくべきだと思いますが、今はそういう家族形態ではないですので、どうしても心身ともに排斥してしまいますね。 それも仕方ない事です。 彼氏が出来たら会わせる前に必ずその事を伝えておく、より手段がないです。
お礼
有り難うございます。 >だから、貴方も親に自分の成長を見せることです。 >そして、そういう機会があったら、一緒にお酒でも飲んで、仕事や家族、人生について語り合ってください。 >もう80才を超えて、頭も足下もかなり危なくなってきました。 それを見ながら、僕も妻も、子供達も成長するのだと僕は考えています。 非常に心に響きました。