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遊漁券は占有権?
今日、家族で川くだりをしていたら鮎師が竿を出していたので、 川からあがり鮎師の背中側を通行していたら何か文句を言われ、 言い返してしまいました。 私の言い分 (1)お金を払えば川を占有できるのか? (2)もし占有できるなら、他者が侵入しないように表示するべき。 今日のような場合 鮎師を見つけた私はどうすればよかったのでしょうか?
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私はカヌー愛好者であると同時に釣り師です。 川下りをする者にとって、鮎釣り師との関係は頭が痛いですね。 gooparmanさんの言い分は全く正しいと思います。 そして、釣り師に配慮してカヌーを降りてポーテージした事は立派な行為です。gooparmanさんが一方的に譲歩しているのにも係わらず、さらに文句を言ってくる釣り師には本当に呆れますが、残念ながら釣り師(特に鮎釣り師や鯉釣り師)の中にはそのような類の人が多いような気がします。 河川は公共物ですから、誰でも自由に河川を利用したりカヌー等の船で通行する事ができます。 私の拙い知識では、河川の占有が認められるのは主に次の場合です。 (1) ダムや堰などの建設運営のために、河川管理者(一級河川なら国土交通省、二級河川なら都道府県)から許可を受けた場合。この場合は、運営管理上、進入や通行を禁止する事が出来ます。 (2) 漁業権を持っている漁協又は漁師が、河川の一部にヤナやソジ、漁具等を設置する場合。この場合は船(主に漁船)の通行を妨げないように、構造物の一部を通行できるようにしている場合がほとんどです。 当然、遊漁者には川を占有する権利はありません。遊漁券で認められているのは、指定された方法(釣り等)で「魚を獲る権利」のみです。 とはいえ、それを理解している釣り師はあまりいないようで、「金を払ってるんだから云々」というセリフは良く耳にします。 鮎釣りの人気河川では、瀬の両側から長い竿が数十本も伸びている、なんて事も多々あります。カヌーの川下りなんて大人数でやるものでもないし、多勢に無勢、通るのは勇気が必要です。そのような瀬は、本当はカヌーにとっても楽しいポイントなんですけどね。 私の場合は、 釣り師が片岸のみにいる場合 … 川幅に余裕があれば対岸を通行。 釣り師が両岸にいる場合 … 川幅が広ければ真ん中、狭ければ釣り師の後ろを通行、それも無理そうなら船を降りてポーテージ。 状況によって「すみません、通して下さい」となるべく明るく声をかけます(立場は対等ですから、決して卑屈にならずに)。 それでも、厭味を言われる事や罵声を浴びせられる事などは結構ありますが、軽く受け流しています。反論しても、友好的・建設的な話合いになる事は殆ど無く、それに、彼らは人数も多いし暴力も辞さない雰囲気の場合さえありますから。 こちらは、釣り師にかなり配慮した行動をしているつもりですが、そのような配慮は彼らには通じず自分達の権利のみを100%主張してくるケースが多いのです。 私は釣り師でもあるので双方の気持ちが分かるつもりですが、釣り師というのは独占欲が強いんですよね。 良い釣り場は場所取りまでして占有したがる人も多く、釣り師同士の間では「場所取り」=「自分の場所」という概念が存在するのは事実です。 日本の川は狭いですから、お互いに譲り合わなければせっかくの休日が台無しになり、双方の不利益になるんですけどね。 もっとも、それを理解している釣り師は、カヌーの通行に対して最初から文句なんか言ってこないし、黙って(時には微笑んで)竿を上げてくれます。 また、同じく良識あるカヌー愛好者は、釣り師を見つけたら絶対に騒いだり近づいたりしないし、最大限邪魔にならないコースを通行します。時には水音を立てないように、パドルを漕がずに通り抜けます(瀬でパドルを使わないのはリスクがありますが)。 私たちカヌー愛好者にできる事は、 (1) 釣り師がいたらできる範囲で迂回し、大きな声で騒がない … 基本的マナーです (2) なるべく大きな川(鮎釣り師密度の少ない川)を選ぶ … 釣り師と距離があればトラブルは発生しません (3) 鮎が溯上しない(放流の無い)川を選ぶ … 例えば静岡県の大井川、北海道の河川等 (4) 川下り遊船のある川を選ぶ … 釣り師が「川は船が通るもの」という「正しい」認識を持っている。 (5) 鮎釣りシーズンは川に近づかない … ?? 「触らぬ神に…」的な対処方法ばかりになってしまいますが、現状ではカヌー愛好者のほうが人数も少ないのである程度の譲歩をせざるを得ないと思います。 共感できる話題だったので、つい長くなってしまい申し訳ありません。参考になれば幸いです。
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- ウラ漁師(@uraryoushi)
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どうも、釣りバカです。 川を共有して川を楽しんで川を愛している者同士のいざこざって、悲しいですねぇ…話を拝見する限りあなたには何の落ち度もありません。よほど釣れなくてイライラしてたんでしょうね、そのオッサンは(オバハン?)。 このオッサンが怒った原因で考えられるのは釣り上がりを基本とする川釣りで上流から船に乗ってやってきた、サカナが散るじゃねえか、という考えがあったのかもしれません。これは別に腕でカバーすればどうにでもなる、と。ひょっとしたら迂回がオッサンが考えていたより近かったのかもしれませんね。そんなの知るかボケ!と鼻で笑って無視すればよい、と…一応迂回する時は水面に影を落とさないようにすると文句を言われる事はありませんね。 私がアドバイスできる事といえば 「素人相手に何いきがってんだよ、いくら金を積もうが貴様に竿を持つ資格はない」 と付け加えておくべきだった、と。釣り人の目線から見てもクダラネエ輩にしか見えませんね。
- kanpati
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質問の遊漁券は、その川の漁業協同組合が発行している物で、今回の場合は鮎釣りをしても良い許可をお金で買っている人です。 漁業で生計を立てている、いわゆる『漁師』とは違います。 漁業権などと言う立派な権利を持っている人では有りません。 当然川を独占して良い権利など有りません。 各地域・河川ごとに『遊漁規則』が有りますので、そのルールの中で釣りをしても良いという程度の人達です。 魚釣りを少しでもかじった事が有る人ならば、釣り人を見かけたら近づく前に水から上がる等して、大きく迂回して川下りをすると思います。 (川幅が数十メートルもあるような大きな川ならばそんな事をしなくても迂回できると思いますが…) 釣りをまったく知らない人はそんな意識が無いので平気で釣り人の縄張の中に入ってきます。ですがそれは仕方ない事なので、普通の釣り人ならば諦めて場所を替えるか、通り過ぎるまで待ちます。 短気な人はケンカを仕掛けてきたり、文句を言ったりします。 『俺のナワバリに入ってくるな~!!』と… まさにこれが『鮎の友釣り』の原理なのですが… 今後は鮎釣りをしている人を見かけたら、20M以内に近づかない様に迂回するような行動を取れば良いと思います。 私個人の考えですが、遊泳している人に文句を言う釣り人はたぶん魚があまり釣れていない人なのだと思います。自分の技量は棚に置き、釣れない理由を他に持って行きたいのだと思います。 もし文句を言われたら、相手にしないで(この人はへたっぴなんだな~)と心の中でつぶやいて『ゴメンナサイ』と、大人の対応をするのが良いと思います。 余談ですが、鮎は以外に大胆な魚で、泳いでいる人のすぐそばまで近づいて来ます。水中眼鏡で水の中を観察すると良く分ります。 川下りのボートが通った位では釣果に影響は出ないと思います。
> (1)お金を払えば川を占有できるのか? (2)もし占有できるなら、他者が侵入しないように表示するべき 専業漁師は漁業権に基いて特定の河川に魚類を放流して収穫する権利を有する場合と、サケマスのように河川にさかのぼるを捕獲する権利があり、何れも許可を得ない者がその目的物を捕獲すると密漁になります。 当然、権利を有する団体名と期間などの漁業権設定の表示がなされております。
- hirokazu5
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職業としての魚介類採取は、自然権ですので、 憲法や法律以前に認められています。 農業の場合は私有地で育てた作物を自分で収穫して、 他の人には収穫させない権利があるわけです。 一方、漁業の場合は公の海や川や湖、つまり自分の水面では ないところに居る魚介類を自分たち(漁業組合)だけで採取して、 他の人たちには収穫させない権利が認められているということ。 つまり、水面は占有できないけれど、 そこに居る魚介類は独占できる、ということです。 その鮎師とやらが職業としての鮎採りであるなら、 何か言われたら引き下がるか、低姿勢にお願いするしかないです。 遊びの釣りとしての鮎採りならば、なんとでも言い返せばいいです。
- globef
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私有地では、ないですよね? お互い譲り合いという事でしょうね >(1)お金を払えば川を占有できるのか? >(2)もし占有できるなら、他者が侵入しないように表示するべき。 私有地なら可能ではないでしょうかね >鮎師を見つけた私はどうすればよかったのでしょうか? 遠巻きに迂回or川から上がるこんなところでしょう
お礼
賢明な方々に回答をいただき、恐縮しております。 実はこのような態度の釣師が多いようなら、 売られた喧嘩を買いながら川をくだるのも面白いかなと思っていました。(冗談です) 私にも多少落ち度があることがわかりました。 また、カヌー愛好家達に迷惑をかけてもいけません。 狭い日本の川で、少数派であることを自覚しながら、 ゆったりとした気持ちで流れて行きたいものです。 皆様、有難うございました。 尚、申し訳無いのですが、次点は決められなかったので無しにします。