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いつか来る、突然の預金閉鎖に備えるには?
- 日本政府の借金総額は10兆円超と言われ、預金閉鎖やデノミの可能性が議論されている。
- 定期預金を金や米ドルのキャッシュに替える「たんす貯金」が、資産価値の保全の方法として考えられている。
- しかし、将来の経済展望に対する意見は分かれており、意見を聞きたいという人も多い。
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質問者が選んだベストアンサー
>「資産価値の保全」を目的としたこの回避策は妥当でしょうか? 預金封鎖を恐れるのなら、資産を現金や預金から、外貨や実物資産(念の為、お上が捕捉しにくいもの)にシフトしておく、というのが原則でしょうから、考え方としては正しいんじゃないでしょうか? >国債の暴落、破滅的な円安、金利の急上昇、超インフレ、日本経済の没落・・・本当にやって来るのでしょうか? 「100%ありえないシナリオ」ではないですよね。かつ、そのリスクは「日々減っていっている」とも言えないでしょう。「預金封鎖」というのは、強烈なデフレ政策ですから、突然預金封鎖が発動される可能性は、ゼロに近い(激しいインフレ等が起きそうになってはじめて預金封鎖の必要性が出てくるから)、と言ってよいと思いますが、いつまでも無節操な経済政策を取り続けると、いつかは懸念されているような状況になるでしょう。(3年後かどうかはわかりません) 但し、現在の日本人全体の行動としては、デフレ・リスクに備える方に行っているのも事実です。「通貨の価値」というのは、使わされている我々自身が信じるか信じないか、という事が実は一番肝腎だと考えます。現在は「モノから現金・預金へのシフトが起きている」(だから景気が悪い)ので、質問者の方のようなご意見は、日本人全体としては少数派と思われます。それが少数派で留まっている限りは、ご懸念のような事は起きないでしょう。また、将来のインフレリスクを警戒しても、質問者の方のようにゴールドとか外貨とかに行くのではなく、デフレ期待で増やしてきた預貯金を実物消費に振り向ける人(私はとりあえずそうすると思います)が増えれば、あるいは増やさずとも、せめて預貯金を増やすのをやめれば、金利は上昇しても、国としての財政状況はぐっと楽になるので、最悪のシナリオは避けられるでしょう。(また、為替市場を見る限りでは、海外から見ても、間近に迫ったリスク」とは認識されていない、と私は思います。) ですから、今のように地下にマグマが溜まっていくような状況は、これからも続くのか、またそのマグマが、どんなきっかけでどっちの方向(消費or質問者の方のような外貨やゴールド)に行くのか、ってな事を考えてみる必要があるんでしょうね。 長い割にはご質問に答えていませんが、テーマとして重く、考えるべき点を上げていくときりがなくなるので、ご容赦下さい。 尚、私個人は、長期円安論者ですから、ご懸念されている程のクライシスではないが、「将来の円安リスクに備える為の外貨へのシフト」という意味であれば、同意見です。
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前回の預金閉鎖の時は.窓口取り扱いが停止しましたが.為替取引は停止しませんでした。 ですから.前回と同じ預金閉鎖を行う場合には.為替取引をできるようにすることで.逃れることができます。
お礼
ご回答、有り難うございました。為替取引きを出来るようにする・・・と言うのは現金の引き出しをブロックされた邦銀で、外貨の預金口座を作って、円を外貨に替えて預金すると言うことでしょうか?私の懸念する状況下では、外貨預金でさえ強引にお上が召し上げるのではないか?という不安が強いのです。そこまで壊滅的な事が起こらないことを祈るばかりです。
お礼
預金封鎖が、超インフレを懸念して行われるものならば、急激な円安が起こってからでもまだ時間的に猶予が有りますね。少し安心しました。来年度の予算編成でも国債、地方債、財投機関債など国の借金が例年どうりに75兆円ほど発行されるそうです。こんな体たらくでは危機は再来年あたりにやって来そうです。最近の為替相場を見ていると、ドルの危うさが目立ってしまって怖いので、その時期が来たら、銀行預金の取り付け騒動が始まる前に虎の子を引き出して、ドルやゴールド、はたまた高級車!?なりに替えてしまおう・・・と考えるようになりました。有り難うございました。