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音楽家の肖像画のかつらについて
18世紀ごろ、特にモーツアルトやバッハなどは、鬘の肖像しかないようですが、なんでなんでしょうか。他の分野の肖像画(たとえば哲学者とか科学者文学者)には普通の頭のやつが多いと思うのですが、なんで音楽家は鬘になってしまったのでしょうか?
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カツラの歴史は古いですよね。 古代エジプトにまでさかのぼりますから。 頭剃って、カツラ被って..... さて、フランス革命までは、西洋社会は貴族中心に回っていました。 そして、音楽家というのは、職人の部類でした。音楽の演奏というのはマニュアル仕事ですから。そして、その身分は貴族の「使用人」です。 つまり、貴族付きの御者、などと同じです。彼らもカツラを被っていますよね。 さて、ここからは私なりの考えですが、当時の「使用人」は「お仕着せ服」を来ていますよね。カツラも、その一部であったのだと思います。当時、カツラは貴族の「エレガントさ」を現すものでした。 他の貴族の目に触れる「使用人」が野暮・粗暴であってはなりません。とうぜん、「主人」は制服の一部として、カツラ着用も義務付けたのだと思います。
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- hisakaya
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モーツァルトなどの音楽家は時の権力者(王様とか貴族とか教会のえらい人とか)に雇われていて、彼らの前に出ていくことが多かったので、正装する機会が多かったからだと思います。 一方で、哲学者や科学者は大工さんや鍛冶屋さんと同じく職人の扱いを受けていた時代ですから、逆にかつらをかぶる程正装しなければならないことはなかったのではないでしょうか。
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正装なんですね。そして、正装しかやはり肖像画は書かない。理にかなってますよね。
- mat983
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音楽家だけでなく、昔の映画では裁判官も被っています。 下記を参考にしてください。当時はかつらも正装です。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AC%98 かつては、西洋で正装としてかつらが着用されていた時代もあった。バロックから古典派にかけての音楽家の髪型が似ているのは正装としてのかつらを着用しているからである。しかしベートーヴェンは権威を嫌いかつらを着用しなかった。
お礼
ありがとうございます。 ベートーヴェンの逸話は面白いです。
お礼
貴族付属の仕事だと、こういういでたちを表にさらすということなんでしょうね。ありがとうございます。